MF文庫Jのラノベ、『ざるそば(かわいい)』(つちせ八十八先生原作、憂姫 はぐれ先生イラスト)の1巻が発売中です。
第11回MF文庫Jライトノベル新人賞・優秀賞受賞作ということで話題ですね。
表紙は、メインヒロインのざるそば。
こんなかわいい女の子を食べるとか、なんともウラヤマけしからんですのうw
拙者もかわいいざるそばとざるそば(動詞)したいでござる!
麺類だって良いじゃない、美少女だもの(´・ω・`)
お話的には、野球好きの主人公、光太郎がざるそばの出前を注文したところ、ざるそばという名前の魔法少女が登場する異常事態に。
自分が人類ではなく、麺類寄りの魔法少女だと説明するざるそばでしたが、魔法少女のスポンサー契約をいきなり打ち切られてしまうわ、謎のMIBに追いかけられるわと気の毒なことになってしまい、見かねた光太郎が力を貸すことに……という麺類系ボーイ・ミーツ・ガールラブコメ展開です。
おそらくは、ラノベ史上もっともざるそばという単語が登場するラノベかとw
タイトルからしてツッコミどころ満載な本作ですが、単なる一発ネタだけのイロモノ作品ではなく、ざるそば(ヒロイン)のかわいさを余すところ無く描きつつ、テンポの良いコメディパートとシュールな世界観で読者を何度も笑わせるという離れ業をやってのける画期的な力作でした。
そばをモチーフにしたダジャレやギャグの繰り返しは、何度も聞かされるうちに独特の読み味すら感じられて(・∀・)ニヤニヤでしたし、クライマックスのオチゼリフまでこのノリが貫かれている辺り、まったくブレが無くて面白かったです。
あと、野球放送のアナウンスが光太郎の心境とクロスオーバーする演出が技ありっ!でしたw
全体的に斬新さと勢いがあるのはもちろんですが、メインストーリー部分の伏線についても丁寧にねりこまれていたのに驚かされましたね。
ソバルゲドンをはじめ、本作オリジナルの用語も多いですが、細かいことはよく判らない(むしろ考えるのをやめたw)ながらも、「かわいいざるそばをなんとか手助けしてあげたい」というシンプルな理由で行動する光太郎には裏表がなく、好印象でした。
裏表がないけど、そこは人の子ということで、ざるそばのけしからんおっぱいやフトモモにテンション上がっちゃう場面もあるわけですが、そんなところも青春臭くて(・∀・)イイネ!!
涙なしには語れない過酷な(ユニーク過ぎる)生い立ちを背負ったざるそばですが、そんな境遇にもめげず、まっすぐ純真に育ってくれて良かった良かった(´;ω;`)ブワッ
それを思うと、ざるそばの父親が色々許せない(オチ的な意味で)気もしますが、そのあたりの真実を知ったあとで、ざるそばと光太郎がどんな選択をするのか、最後まで目が離せませんでした。
まあ、ぶっちゃけお互い一目惚れに近い状況で、ちょっとすれ違ったりしながらも本心は変わらないままで……という王道のラブコメなので、ここから破局するかも!?みたいな心配は全くしていませんでしたが、ざるそばの存在自体が特殊過ぎるゆえの悲劇が起こってしまわないかと無駄にビクビクしてしまったりw
ラブコメ的には、どう考えてもざるそばが可愛すぎてルートが固定されている感が強かったですが、月見そば系の魔法少女ルナのツンデレ系なアホ可愛らしさや、光太郎の野球好きのルーツでもある幼なじみの野乃夏の世話焼き大阪のオカン系マシンガントークにもそれぞれ味があって良かったです。
ルナはともかく、野乃夏については出番量的にアウェーだったのが悔やまれるところですが、二巻が出るなら九回裏二死満塁からの逆転ホームラン的な巻き返しイベントにも期待出来るかしら?
というか、憂姫はぐれ先生の描くざるそば達が文句無しに(かわいい&エロい)だったのが、本作をタイトルに偽り無しの美少女ラブコメとして決定付けた部分も大きかったかと。
流石に、ざるそばが美少女じゃなかったら光太郎もここまで頑張れなかったのでは?と考えるのは野暮というものでしょうが、少なくとも読者が期待した以上のかわいさが、極上のそばとつゆの如く野奏でるハーモニーのごとく、本文とイラストの両方に込められていたことがしっかりと伝わってきたので大満足でした。
物語的に一番重要な問題は片付きましたし、今回以上にざるそばを巻き込む世界の危機が訪れる可能性があるのかと考えると単巻完結が良い気もしますが、告知キャンペーンのインパクトで話題性も高まったためか実売数も良かったみたいですし、是非とも長期シリーズ化&アニメ化まで突っ走る勢いで頑張って欲しいですね。
美少女や萌えを前面に押し出す印象の強いMF文庫Jらしい作品なのでオススメ!
「うん!これこれ!MFに美少女が似合うということが今日よくわかったよ!」(某ゴローちゃん風)
余談ながら、年末進行でかなり早めにフラゲしていたのに感想書くのが新年になってしまった私が通りますよっと……これが本当の年越しそば( ・´ー・`)どや
気になった方は是非、チェックなさってみてくださいませ。
【ラノベ】ざるそば(かわいい)
なぜなにざるそば!
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第11回MF文庫Jライトノベル新人賞・優秀賞受賞作ということで話題ですね。
表紙は、メインヒロインのざるそば。
こんなかわいい女の子を食べるとか、なんともウラヤマけしからんですのうw
拙者もかわいいざるそばとざるそば(動詞)したいでござる!
麺類だって良いじゃない、美少女だもの(´・ω・`)
お話的には、野球好きの主人公、光太郎がざるそばの出前を注文したところ、ざるそばという名前の魔法少女が登場する異常事態に。
自分が人類ではなく、麺類寄りの魔法少女だと説明するざるそばでしたが、魔法少女のスポンサー契約をいきなり打ち切られてしまうわ、謎のMIBに追いかけられるわと気の毒なことになってしまい、見かねた光太郎が力を貸すことに……という麺類系ボーイ・ミーツ・ガールラブコメ展開です。
おそらくは、ラノベ史上もっともざるそばという単語が登場するラノベかとw
タイトルからしてツッコミどころ満載な本作ですが、単なる一発ネタだけのイロモノ作品ではなく、ざるそば(ヒロイン)のかわいさを余すところ無く描きつつ、テンポの良いコメディパートとシュールな世界観で読者を何度も笑わせるという離れ業をやってのける画期的な力作でした。
そばをモチーフにしたダジャレやギャグの繰り返しは、何度も聞かされるうちに独特の読み味すら感じられて(・∀・)ニヤニヤでしたし、クライマックスのオチゼリフまでこのノリが貫かれている辺り、まったくブレが無くて面白かったです。
あと、野球放送のアナウンスが光太郎の心境とクロスオーバーする演出が技ありっ!でしたw
全体的に斬新さと勢いがあるのはもちろんですが、メインストーリー部分の伏線についても丁寧にねりこまれていたのに驚かされましたね。
ソバルゲドンをはじめ、本作オリジナルの用語も多いですが、細かいことはよく判らない(むしろ考えるのをやめたw)ながらも、「かわいいざるそばをなんとか手助けしてあげたい」というシンプルな理由で行動する光太郎には裏表がなく、好印象でした。
裏表がないけど、そこは人の子ということで、ざるそばのけしからんおっぱいやフトモモにテンション上がっちゃう場面もあるわけですが、そんなところも青春臭くて(・∀・)イイネ!!
涙なしには語れない過酷な(ユニーク過ぎる)生い立ちを背負ったざるそばですが、そんな境遇にもめげず、まっすぐ純真に育ってくれて良かった良かった(´;ω;`)ブワッ
それを思うと、ざるそばの父親が色々許せない(オチ的な意味で)気もしますが、そのあたりの真実を知ったあとで、ざるそばと光太郎がどんな選択をするのか、最後まで目が離せませんでした。
まあ、ぶっちゃけお互い一目惚れに近い状況で、ちょっとすれ違ったりしながらも本心は変わらないままで……という王道のラブコメなので、ここから破局するかも!?みたいな心配は全くしていませんでしたが、ざるそばの存在自体が特殊過ぎるゆえの悲劇が起こってしまわないかと無駄にビクビクしてしまったりw
ラブコメ的には、どう考えてもざるそばが可愛すぎてルートが固定されている感が強かったですが、月見そば系の魔法少女ルナのツンデレ系なアホ可愛らしさや、光太郎の野球好きのルーツでもある幼なじみの野乃夏の世話焼き大阪のオカン系マシンガントークにもそれぞれ味があって良かったです。
ルナはともかく、野乃夏については出番量的にアウェーだったのが悔やまれるところですが、二巻が出るなら九回裏二死満塁からの逆転ホームラン的な巻き返しイベントにも期待出来るかしら?
というか、憂姫はぐれ先生の描くざるそば達が文句無しに(かわいい&エロい)だったのが、本作をタイトルに偽り無しの美少女ラブコメとして決定付けた部分も大きかったかと。
流石に、ざるそばが美少女じゃなかったら光太郎もここまで頑張れなかったのでは?と考えるのは野暮というものでしょうが、少なくとも読者が期待した以上のかわいさが、極上のそばとつゆの如く野奏でるハーモニーのごとく、本文とイラストの両方に込められていたことがしっかりと伝わってきたので大満足でした。
物語的に一番重要な問題は片付きましたし、今回以上にざるそばを巻き込む世界の危機が訪れる可能性があるのかと考えると単巻完結が良い気もしますが、告知キャンペーンのインパクトで話題性も高まったためか実売数も良かったみたいですし、是非とも長期シリーズ化&アニメ化まで突っ走る勢いで頑張って欲しいですね。
美少女や萌えを前面に押し出す印象の強いMF文庫Jらしい作品なのでオススメ!
「うん!これこれ!MFに美少女が似合うということが今日よくわかったよ!」(某ゴローちゃん風)
余談ながら、年末進行でかなり早めにフラゲしていたのに感想書くのが新年になってしまった私が通りますよっと……これが本当の年越しそば( ・´ー・`)どや
気になった方は是非、チェックなさってみてくださいませ。
【ラノベ】ざるそば(かわいい)
なぜなにざるそば!
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