gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)

ゲーム・アニメ・ライトノベルの感想サイトを目指します。Twitterでもつぶやいてみたり。

新フォーチュン・クエストII 2巻の感想レビュー(ライトノベル)

2013年08月11日 15時01分08秒 | ライトノベル・小説
電撃文庫のラノベ『新フォーチュン・クエストII(2) 僧侶がいっぱい!<下>』(深沢美潮先生原作、迎 夏生先生イラスト)が発売中です。
表紙は、マップ片手に怯え気味な表情のパステル達。
トラップの眼光が鋭くなっているのは、罠や仕掛けを見逃すまい!とするシーフの心意気を感じさせてくれますね。
頼り甲斐ありますのう( ´∀`)bグッ!

お話的には、伝説の僧侶・カルカルさんと特待僧侶ペペスのふたりをパーティに加えた一行が、ヨキノグッダの町に呪いをかけた張本人である呪術師ルボノに呪いを解いてもらうべく、彼の屋敷を尋ねることに…という王道RPGイベント風展開です。

冒険者なのに僧侶が居ないパーティを組んでいるのがパステル達のパステル達たる所以なわけですが、メイン回復役が1人増えるとこうも安定するのね!と言わんばかりに、モンスターとの戦闘シーン描写に力が入っていたので+(0゜・∀・) + ワクテカ +でしたね。
アタッカー兼盾役のクレイとノルが前衛で頑張っているところをトラップとパステルの遠距離部隊が援護射撃!ダメージが大きくならない間にこまめにペペスが回復!と、いつもより強めのモンスターを相手に連携プレーで攻め立てていく姿が冒険者らしく、格好良かったです。
もちろん、長い冒険者生活の間に培われた信頼関係あってこそのチームプレイでもあるわけですが、怪我をしても治してもらえるという安心感があるからこそ、果敢に攻めたり守ったり出来る場面もあるでしょうし、より実力を発揮できる状態で戦えたのは間違いないかと。
無印1巻からこのペースで戦っていれば、今頃レベルが倍以上上がってたかもですね(・∀・)ニヤニヤ

森を抜けて屋敷に到着→探索で仕掛けを解きながら新たな情報を手に入れてボス戦へ…という流れもRPGそのものでしたが、強力な呪いの力について前巻で念入りに描写していたからこそ、何が起こるかわからないハラハラ感が増していて良かったと思います。
というか、カルカルさんの行動というか、キャラクターそのものもかなり常識で計り知れなかったので、解呪のスペシャリストが側にいるのに不安がぬぐい去れないパステルの様子に、思わず同情してしまう部分もありましたね。
もちろん、悪気もないし、実力も噂通り折り紙つきであることが要所要所で描かれているわけですが、天然で振り回すタイプだからな~、カルカルさんw
お調子者な印象のペペスが、戦闘でそつなく役割をこなすのとは好対称でしたね。

このまま真面目にルボノを退治してしまうのかしら?と思いつつ読み進めて行きましたが、そこはフォーチュンならではの意外などんでん返しがあったりと、重すぎる展開にならなくて良かったなと。
前巻のラスト、不幸属性に定評のあるクレイと離れ離れに!という状態で引いていった時にはどうなることかと思いましたが、今回もちゃんと優しいリーダー役をつとめてくれたのでε-(´∀`*)ホッとさせられましたし。
ただ、だからといって安心していると、別の不幸に見舞われてしまうのが不幸属性たる所以なわけで、終盤のイベントでは前巻のラスト以上に((((;゜Д゜))))ガクガクブルブルさせられましたのことよ。
あって良かった竹アーマー♪

僧侶がいっぱいというサブタイトルに相応しいオチも付きましたし、カルカルさんとペペスの出番ももう少しありそうで、今後の展開が楽しみです。
新大陸でも、引き続き様々な出会いを重ねていって欲しいところですね。


ファンの方は、是非チェックなさってみてくださいませ。

BOOK☆WALKER フォーチュン・クエスト電子書籍版特設サイトはこちらから

電撃文庫&電撃文庫MAGAZINE公式サイトはこちらから

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

blogram投票ボタン


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
>めぐみ様 (gurimoe)
2013-08-12 19:33:10
・コメントありがとうございます。
更新頻度が落ち気味で申し訳ないですが、お暇なときに覗いて頂けると中の人が喜びます(∩´∀`)∩ワーイ
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。