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クライシス2の感想レビュー(PS3ゲーム)

2011年04月06日 17時33分01秒 | ゲーム
EA エレクトロニック・アーツのFPSゲーム『クライシス2』が発売中です。
PCで話題だった1ですが、要求スペックが高いというデメリットもあったとのことで、据え置き機で手軽にプレイ出来るようになったのは嬉しいところですね。
評判を聞いて探しに行ったところ、結構売り切れている店舗が多かった印象なので、FPS好きな方にしっかりとチェックされていたのかも。
個人的には、去年あたりから有名所のFPSに手を出してはいるものの、基本的にオフのシングルプレイで映像やストーリーを見て満足!といった感じの初心者プレイヤーなのでご注意を。

まず思いつくのは、HPで『世界最高峰のグラフィック』を売りにしているだけあって、驚くほど鮮明に再現されたニューヨークの街並みがリアルで、凄かったです。
エイリアンの襲撃で廃墟になっていたりする箇所も多いですが、ビル等の構造物が多数立ち並ぶオフィス街の存在感には圧倒されました。
窓などの破壊可能オブジェクトや、壁面に残る弾痕などのエフェクトの細かさには、ゲームハードの進歩を感じますね。
本作では『クローク』と呼ばれる見た目を透明化する機能を使って先に進んでいくのですが、その変化処理も映画の様なクオリティでカッコ良いです。
頻繁に使う能力なのでとても自然に感じますが、よく考えたら凄いことだなと。

各マップ毎に目標が定められているわけですが、ゴール地点までの道のりについてはプレイヤーの自由度が高く、ジャンプやダッシュ、スライディングといったアクションとクロークでの透明化を組み合わせることで何通りもの解法を選ぶことが可能です。
某メタルギアシリーズよろしく、敵になるべく見つからないようにするプレイで進めるも良し、某天誅シリーズの様に後ろから透明化して接近→暗殺で弾薬を節約するも良し、FPSらしくド派手な銃撃戦を楽しむも良し、といった具合ですね。
敵には大きく分けて人間タイプとエイリアンタイプがいるので、エイリアンは普通に倒して、人間は倒さない、みたいな感じで自分でルールを決めて遊ぶのもありかと。
マップごとの目的は敵の全滅だけではなく、様々なバリエーションがあるのも嬉しいところです。
ジャンプが自由で、エネルギーを消費するもののハイジャンプやダッシュジャンプも使用できることが、高低差のあるマップでも様々なルートを進むのに役立ちます。
個人的には、視点的な3D酔いも無く、スピーディーな移動&戦闘を楽しめました。

ストーリー的には、エイリアンの侵攻から逃げ遅れた人たちを救うために派遣された主人公のコードネーム=アルカトラズが、前作にも登場したプロフェットのスーツと遺志を受け継いでスーツとエイリアンの謎に翻弄されながらもそれを解明しながら人類を守るために死線をくぐり抜けていく…という救国英雄な王道の展開が熱いです。
最新の軍事技術の結晶であるナノスーツは、見た目が結構凶悪な感じなのでもっとダークヒーロー的なイメージでしたが、ある意味アメリカらしい正義の味方像でまとめられている気がしました。
最初は裏切り者と思われていたプロフェットと勘違いされているので、人間からも攻撃される孤独な戦士というイメージだったのが、やがて誤解が解けて人類存続の切り札に!という流れにあわせて、海兵隊員からのサポートや共闘が増えていくという演出も上手かったと思います。
というか、主人公は無言系ですが、プロフェットがカッコ良すぎw
クリア後に回想ムービーも見られるので、真実が判ってから見返すのもオススメです。

シングルモードの総プレイ時間は10時間前後だったと思いますが、先の展開が気になって一気にプレイしてしまいました。
バイザーの機能を使って何処に武器が落ちているのか、補給ポイントはどこなのか、敵は何処にいるのか、といったデータを参照しながら進んでいく展開はスリリングで、自分で戦術を考えながら進んでいく感じがリアルでした。
難易度を低くしても、敵の頭以外の敵の耐久力は高めな印象なので、当たり前ではありますがヘッドショット推奨かと。
武器は多数落ちているものの、思ったよりマメに弾薬を補給しないと底をつくイメージ。
ちなみに、自分は一番難易度の低いリクルートを選んでいたので、終盤のエイリアン大量出現マップでは格闘ゴリ押し→クリア後のキル数最大武器=格闘になっていたという。
それってFPSの遊び方じゃないじゃんw状態ですが、逆に言えば、遊び方のバリエーションの多さを評価すべきところかも。

一部の大型の敵(というかピンガー)は耐久力が高く、後ろに回りこんで弱点を狙え!と指示されるもののなかなか回り込めないという場面もありますが、難易度を下げていれば理不尽な一撃死的な攻撃は少なめの良バランスだったと思います。
むしろ、一部のムービーシーン中に◯◯ボタンを押せ!系の指示が入る時があるのですが、選択が遅れると即死→ムービー飛ばせないという部分のストレスのほうが多かった気が。
Lボタンで前に進め→L3ボタン押しこみ連打だと気付くまでに何回コンティニューしたことかw
字幕や吹き替えについては何も問題なかったので、そこも細かく書いておいて欲しかったなと。

時期が時期だけに発売延期もやむなしでしたが、瓦礫まみれの街並みや、地震や水没描写も一部演出的に含まれているので、気にされる方はご注意を。
もっとも、それ自体が重要視されているわけではなく、エイリアン系ウイルスパニックものでありながらウイルスに罹患した一般人が襲いかかてくるようなシーンも無いので、やたらと非人道的でショッキングなシーンばかり目立たせているわけでは無いかと思います。
あくまで演出の一部だと思うので、特に擁護したりするつもりもありませんが、そこだけを特に敬遠してプレイしないのは勿体無いかなと。


気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。

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