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ぷいぷい9!の感想レビュー(ライトノベル)

2008年08月27日 02時05分14秒 | ライトノベル・小説
・MF文庫Jのラノベ、ぷいぷい9!(夏緑先生原作、なもり先生イラスト)の感想レビューです。

今回の舞台はベトナムからカンボジア方面と、まさにオリエンタルな気分が味わえる一冊になっていました。
アンコールワットを始め、名所絡みの雑学も満載で、一緒に旅行している気分で楽しく読めました。ちなみに雑学と言えば、毎回恒例の、カレーを入れるアレやら氷蜜をすくうアレやらのネタが出てくるのか?を確かめるのも、ぷいぷいの密かな楽しみですね。
お話的には、サロメとのバトルが見所のベトナム編、居残り組の活躍を描いた日本編、ゲストヒロインを迎えたカンボジア編の3本立てです。
定番のメイドスタイル以外にも、シエラの水着、アオザイ姿を始め、浴衣、ネコ耳ブルマ、そしてタキシード(!)と、コスチュームに関連したイベントも豊富に取り揃えられています。
夏で暑いから、みんな薄着をしがちという訳ですね。眼福です。
(≧▽≦)ゞ

少しずつ陣くんと打ち解けていくシエラのデレの割合が、今回は多めな印象でした。
また、敵サイドの紅一点、サロメの“泣きキャラ”が可愛らしく思えてきました。
強気に攻め込んでくるものの、陣くんの機転にやシエラの魔法にこてんぱんに返り討ちされ、なんとか逃げ帰るものの悔しさでこっそりスンスン泣いてしまうサロメがツボです。
コレってツンデレならぬ真カテゴリー、ツンメソ?
いや、彼女の想い人であるヘロデ王に対してはデレだから、ツンデレ対ツンデレ!という見方が自然でしょうか。

そんなツンデレ対決が見ものの『ぷ9!p[●U●]qプキュー』を是非読んでみて下さいませ~。




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