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スクールライブ・オンライン6巻の感想レビュー(ライトノベル)

2015年07月08日 23時27分58秒 | ライトノベル・小説
このライトノベルがすごい!文庫のラノベ、『スクールライブ・オンライン6』(木野裕喜先生原作、hatsuko先生イラスト)が発売中です。

表紙は、穂香と零央のふたり。
あどけない表情が保護欲をそそりますのう♪
スパッツだから恥ずかしくないもん!(;゜∀゜)=3ハァハァ

お話的には、篁の野望を阻止すべく、生徒会選挙に出馬することになった零央は、少なすぎる自分の知名度を高めるため、全校生徒に対してとある提案をすることに。
学園祭を舞台に各候補者のアピール合戦が繰り広げられる中、見事得票数1位を勝ち取るのは誰なのか、果たして?という選挙×文化祭展開です。

レベルは低いけどプレイヤースキルは以上に高い、というのが零央の特徴だったわけですが、沙耶を失いかけた一件を機に前向きにレベル上げに邁進→基本ステータスを底上げしながらますます技にも磨きをかける好循環が続いていて(・∀・)イイネ!!
大切な人を守れるだけの強さを持ったことで、自分に自信を持つことが出来ましたし、ゲームのバトル時に取りうる選択肢が増えたことも、単純に心強いですね。
モブクラスの敵相手に、タイマンで向かうところ敵無し状態の零央を見て、思わず『流れ、変わったな……!!』と驚かされてしまいましたが、結果よりも、零央本人の強い意志で茨の道を突き進もうとしている様子に彼の成長が感じられ、心震わされました。

自分の実力があがったことを実感した時というのは、一番ゲームをしていて嬉しい時ですし、脳実験関連の問題さえなければ、知り合った仲間たちと楽しくゲームをプレイしていきましたとさ、めでたしめでたし♪という形でハッピーエンドを迎えられたかもですが、そうは問屋がおろさない罠。
あとがきにも、次巻がクライマックスと書かれていましたが、ラスボスとしての篁の存在感が強く印象付けられたことで、最終決戦への期待もより一層高まった感じかと。
やっぱり、最後は直接対決が見たいですのう!+(0゜・∀・) + ワクテカ +

本編の選挙・文化祭イベントを進めるのと同時進行で、今まで張ってきた伏線を回収&主要キャラを掘り下げる形になっていたのもお見事でした。
特に、穂香の存在がクローズアップされることで、火西兄妹それぞれの想いが明確に浮かび上がってきたのはドラマチックでしたし、福祉問題を絡ませることで、意外ながらも無理の無い説得力を与えつつ、今後の零央達の進むべき道が見えて来る演出が上手かったですね。
この辺り、登場時点から色々計算されていたんだろうなぁ(*´∀`*)ポワワ
福祉ネタで外堀を埋めつつ、メインのバトルでゲーム本来の面白さを生徒たちに再確認させてと、着々と問題解決に向かっているのが頼もしい限り。
零央達の熱意が飛び火する形で、彼の理想が受け入れられる未来に進んでいくと良いですね。

ラブコメ的には、メインヒロインの忍足きゅんと零央のヾ(*´∀`*)ノキャッキャ(´∀`*)ウフフが微笑まし過ぎる!!……というのは半分冗談で、ほぼ正妻確定状態の沙耶との距離が一気に縮まる展開が(・∀・)イイネ!!
長年の想いがようやく報われたのがまず喜ばしいですし、ヘタレであることを言い訳にしてその手の話題を避けてきた零央が、きちんと沙耶の気持ちを考えた上でそれを受け止めようとなけなしの勇気を振り絞っているのが初々しくて、思わず応援したくなりました。
零央の場合は、女性がリードするほうがだいたい上手く行きそうな気もしますし、天然タラシ属性の彼の手綱をしっかりと握る意味でも、沙耶には頑張って欲しい所。
というか、今回はホムホム先輩がちゃっかり大金星をゲットしていましたし、まだまだワンチャンあるで!そして、おっぱいよ永遠なれ!!
各ヒロインに個別の見せ場があるのでバリエーション豊かでしたし、合同イベントで更に賑やかに盛り上がったのも良かったかと。

バトル的には、レイドならではの1回限りのドリームパーティー結成といい、過去最強レベルの強敵との戦いといい、今回が最終回ですと言われても納得してしまうくらいのカタルシスを感じられたので満足。
1対1のボス格とのタイマンは、零央のプレイヤースキルが一番強く、かっこ良く輝くシチュエーションでしょうし、今回の結果を踏まえた上で、次はどこまで篁に肉薄出来るのか、ラスボス戦が楽しみ♪

巻末には、ネットで公開されていた滝先輩と篁のエピソードを収録。
善人だった篁が真人間に戻れるのかどうか、ふたりの過去にそのヒントがあるかも?



気になった方は是非チェックなさってみて下さいませ。


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