gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)

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大奥のサクラ5巻の感想レビュー(ライトノベル)

2013年07月05日 15時29分02秒 | ライトノベル・小説
角川スニーカー文庫のラノベ、『大奥のサクラ 現代大奥女学院まるごっ!』(日日日先生原作、みやま零先生イラスト)が発売中です。
表紙は、黒船のデンキ嬢。
というか、ロリ幼女枠とは思っていたものの、年齢設定◯歳と判ってそこはかとなく罪悪感が…と言いつつ(^ω^)ペロペロしてるけど何も問題ないはずw

お話的には、モモがいよいよその真意を表し、デンキ達に反逆&復讐の道を一直線!状態。
一方、前巻の死闘で負傷したさくらは、阿呆鳥の助力を得て新たな力を手にすることに。
実姉であるモモの暴走を止めるべく、さくらはまたも過酷な戦いへと赴くのだった…という黒船編クライマックス展開です。

明らかに裏切りの気配ぷんぷんだったモモですが、最近のエピソードでの行動の理由が綺麗に浮かび上がり、収束してくる様子に『そういう方法で事を起こすつもりだったのね!』と、目からウロコが落ちました。
行動の原動力である、母やさくらに対する感情についても十分に吐露され、ここにも時空間爆弾の哀れな被害者がいたんだな…(´;ω;`)ブワッと切なくなると同時に、それに怯むこと無く真正面から立ち向かっていくさくらの成長ぶりも一緒に見られて、黒船編の最後を飾るに相応しい盛り上がりっぷりだったので良かったです。
さくらの新武装のお披露目回でもあった分、そうそう簡単に遅れを取ったりはしないだろうとは思っていましたが、姉妹の情の剣筋が鈍る可能性もあるかなと不安でもあったわけで。
その辺りを、姉妹の会話で上手くフォローしつつ、全てにきっちりと決着を付ける名勝負だったかと。

また、最近益々デレ化が進んできた赫竜さんには、黒姫との擬似親子関係とは別にほんのりラブロマンス的な見せ場があったり、バトルでも美味しいところを持って行ったりと、見所が多くて満足。
基本的にめっちゃ強いのに、黒姫の事が関わると隙が出てしまったりするあたり、人間味が感じられて(・∀・)ニヤニヤですね。
個人的に、最後まで生き残って欲しいキャラナンバー1かも知れないw

しかし、そんな赫竜さんよりも今回輝いていたのは、お久しぶりの銀狼関連のイベントでしょうね。
カラー口絵に金獅子が描かれているのを見た時は、あら、過去回想シーンでもあるのかしら?と驚かされましたが、あのタイミングであの演出は絶対泣いてしまうわー!
某キャラの贖罪と、それに対する許しとか、涙無しには読めませんのう(´;ω;`)ブワッ。

黒船やモモの行動すら、某人物が介入していたあたりに業の深さや執念を感じずに入られませんが、そのあたりは次巻に秀影と絡めつつ描いて頂けそうで楽しみ。
吸血姫一派とはラブコメ含みでもう少しもめるかと思っていたので、今回の急展開は意外でしたが、にゃんこが可愛かったので何も問題ない気がして来たりw
三つ巴状態から大きく時勢が動き始めた気配ですが、蠅王との問題が解決した頃にはいよいよあの人も覚醒しそうですし、黒船勢と同じ様な思惑での最終決戦となるのか、もっと違う目的のために戦うことになるのか、今から楽しみです。


気になった方は是非、チェックなさってみてくださいませ。


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