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僕とドSと腐女子と脳筋の感想レビュー(ライトノベル)

2015年05月04日 23時12分39秒 | ライトノベル・小説
MF文庫Jのラノベ、『僕とドSと腐女子と脳筋』(新見聖先生原作、Syroh先生イラスト)が発売中です。

表紙は、ヒロインの奏。
知的だけどドSとか、敵に回したら絶対ダメなタイプの彼女の性格ですが、美少女にいじめられるとかむしろご褒美でござる!щ(゜д゜щ)カモーン
普通に立っているだけなのに目立ってしまう巨乳が(・∀・)イイネ!!

お話的には、学校同士の対抗戦の勝敗等で得られる点数によって、学校行事の豪華さが大きく変わるスコア制度が実施された日本を舞台に、超弱小校の桜南高校へと転入した主人公の胡太郎と、曲者ぞろいの幼なじみ3人が、まともな学校行事をかけて周囲の有力校に下克上をキメるべく立ち上がる!という、ドタバタラブコメ展開です。

学生同士のオリジナル競技による対抗戦モノと言えば、バカテスや学校の階段シリーズを思い浮かべるわけですが、今作では競技がひとつではなく、多数用意されたものの中から毎回選ぶスタイルをとっているのがポイント。
今後巻数を重ねていく事を考えれば、マンネリ化させずに様々な派手で面白い競技を見せていくのはとても有効だと思いますし、格上かつ得意分野の異なる敵を相手にルールの穴を突く巧妙な策で逆転するといった駆け引きを楽しめそうで良い感じですね。

主人公が戦う理由として、普段からお世話になっている幼なじみのお姉さん=天音の幸せを引き合いに出すことで自然にラブコメ要素を加味しているのも判りやすいですし、そんな胡太郎の様子にジェラシーを感じながらも、彼と一緒にワクワクする時間を過ごすために頑張る幼なじみヒロイン・奏&那由の、めんどくさくも健気カワイイ姿にほっこりさせられました。
ネタ枠として哲也との脳筋ホモルートがプッシュされているのも(・∀・)ニヤニヤ

幼なじみ達とのボケ&ツッコミを中心にした日常生活と、本気を出した彼らの勇姿を描くスコア戦の両方が楽しめる構成なので、テンポ良く読み進められるのが好印象でした。
タイトル通りのステレオタイプな性格をした幼なじみ達に加え、敵サイドのキャラもストレートな悪役といった感じで、起承転結的な意外性はあまり感じませんでしたが、キャラ紹介と作品の方向性を示す事は十分出来ていたと思いますし、ここからどう設定を掘り下げ、広げていくことが出来るかに期待したいですね。
生徒会でのお仕事シーンや、クラスメイトとの絡みといった、モブ系一般生徒との関係性なんかも掘り下がっていくと良いですね。

スコア戦のルール説明については、わざわざ専用ページを2回繰り返しているあたりに丁寧さを感じましたが、ルールが提示された時点で伏線を探したり展開を予想したりしたい派の自分としては、冒頭にまとめてすぐにチェック出来るようにして頂いたほうがありがたかったかも。
種目決めまでの流れ自体が大きな面白みになってくる可能性もありますし、毎回そうするのは流石に難しそうですが、一瞬で把握するには多すぎる分量なのでちょこちょこ見返したい感じかなと。

ラブコメ的には、イラストを含めてサービスシーンは十分堪能出来ましたが、スコア戦が決まってから当日までの準備期間の間にもヒロイン達とのちょっとしたヾ(*´∀`*)ノキャッキャ(´∀`*)ウフフイベントはたくさんありそうな感じですね。
天然な天音はともかく、奏と那由は攻めている時は自信満々な割に受け手に回ると意外なほどウブな側面も持っていますし、胡太郎がチョロインふたりを相手に無自覚にイニシアチブをとって下克上をキメられるタイミングはたくさんありそうで楽しみw

気になった方は、是非チェックなさってみて下さいませ。


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