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神様ライフ1巻の感想レビュー(ライトノベル)

2014年06月01日 01時38分08秒 | ライトノベル・小説
角川スニーカー文庫のラノベ、『神様(チート)ライフ』(気がつけば毛玉先生原作、みわべさくら先生イラスト)が発売中です。
“小説家になろう”で人気の作家さんがスニーカーデビュー!ということで話題ですね。

表紙はヒロインのルナリエッタ。
流れのメイドという職業設定も(・∀・)ニヤニヤですが、メイドなのにこの貫禄、只者ではないですなw

お話的には、VRゲームをプレイ中にそのゲームとよく似た異世界に迷い込んでしまった主人公の悠斗は、大勢の村人達の前で雨を降らせる大魔法を使ったことで彼らから神様と勘違いされてしまって…という異世界召喚系ほのぼのボーイ・ミーツ・ガールストーリー展開です。

異世界召喚ものではお約束のチート属性ですが、はじめから神様扱いとは流石に突き抜けた感じですねw
実際にはレベルキャップの魔法使いキャラの強さを引き継いだだけで同じ人間なわけですが、圧倒的なレベル差ゆえの無双状態!なので言い過ぎではないかも。
ただ、そんな力を持ちながらも小市民&プア充思考で堅実に生きていくタイプなあたり、人が良くて微笑ましかったです。

ラブコメ的には、最初からWヒロイン状態なのが特徴的でしたが、天然×神様大好き巫女キャラのアルマとドS×最強メイドのルナリエッタという濃いめの美少女達との掛け合いが面白く、悠人の的確なツッコミでテンポよく話が進んでいくのが好印象でした。
特にルナリエッタは、神様相手でも容赦なくいじり倒す&ボケ倒す絡み方に(・∀・)ニヤニヤさせられました。
笑い的に美味しいタイミングをあざとく狙ってくるスタイル…嫌いじゃないぜw
アルマがはじめから悠人に対して好意的なのに対して、ルナリエッタのほうはそもそも何を考えているのか判らない部分があるのでまだあまりイチャコラしている感じはないのですが、基本無表情ながら時折見せる笑顔が可愛すぎて辛抱たまりませんな(;゜∀゜)=3ムッハー
悠人をいじる気満々の時だけ意図的に満面の笑みを見せてくるあたり、完全に確信犯でちょっとアレですが、なにかと面倒見がよくてメイドとしての仕事はバッチリ♪なだけでなく、何故か戦闘能力も人並み以上なあたり、なかなかミステリアスな感じ。
裏表のないアルマと、裏が気になるルナリエッタ…これまた甲乙つけがたいw

キャラ紹介と世界観の説明を丁寧にやった分、まだまだ具体的な方向性やラスボス的な存在が見えてこない感じですが、バトル寄せではなくコメディ寄せなのでこのままゆるふわ路線のほうが楽しめそうですね。
イラスト内に直接セリフが入る演出も、マンガチックでインパクトがあり、ページを捲った瞬間に腹筋崩壊してしまうシーンがたくさんあって良かったです。
というか、ボス戦のオチまでギャグ優先とか、徹底してるなぁw

VRゲーム特有の各種設定については既存の作品と共通する部分も多くて受け入れやすいと思いますし、元の世界に帰れないけど特に帰りたいというわけでもないというゆるゆる設定なので悲壮感もなく、まったりした雰囲気の作品が読みたい人に特におすすめ。
あと、ケモミミ幼女属性な紳士の皆様にも超おすすめ(正座)。
ずっと村がベースの展開なのかと思ったら、次巻は別の場所でのイベントが描かれそうですし、新キャラも増えて来そうで楽しみですね。

悠人が村人達の頼みをどう叶えていくのか眺めていたら、いつの間にか伏線が回収されていて最終決戦へのフラグが開放されていた!的な流れも読みやすさにつながっていたかと。
シーン毎に簡単なオチが付くパターンが多いので、ガッツリ一気読みしなくても、空いた時間に少しずつ読み進めればいつの間にか読み終わってた!みたいになりそうかも?
このあたりは各話構成で頻繁に更新が入るネット小説っぽい書かれ方な気もしますね。
現在なろうで公開されている作品とも接点があるようですし、そっちと読み比べてみるのも良さそうかも。


気になった方は、是非、チェックなさってみてくださいませ。


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