最近、武道修練と同様に、霊性修練もするようになった。
圓和道では霊性修練を武道修練と同じくらい重要視する。
武道修練で体を鍛え、霊性修練によって心を育むのだ。
はじめはだいたい8対2の割合で武道に力を注ぎ、上級者になるにつれ、徐々に霊性修練に重きをおいた修練を心がけるべきだと思っている。
長男も徐々に圓和道の級位が上がっていくので、徐々に霊性修練の割合を増やしていこうと考えている。
今回やるのは、霊性修練の一つ瞑想だ。
瞑想についてはいろいろなやり方があるが、今回はマインドフルネスをやった。
マインドフルネスについては、下の動画が詳しく説明してくれている。
是非、ご視聴いただきたい。
マインドフルネスとは、
「今の瞬間」の現実に常に気づきを向けその現実をあるがままに知覚し、それに対する思考や感情にとらわれないでいる心のもち方だ。
私がかつて道場で教わったことに似ている。
私の師範は「偏らない、囚われない、拘らない、柔らかい心をつくる」ことを目的にさまざまな霊性修練を行った。
例えば「感じてみる」という修練では、リラックスした状態で目を閉じ、遠くに聞こえる音に集中しようというものや自分の心臓の鼓動に集中しようというもの。さらに、肌に感じる感覚に意識を集中したり、匂いに集中してみたりといろいろあった。
また夜、ローソクに火をともして、その炎の揺らぎを見るだけという修練もあった。その時心に浮かぶ思いや感情を打ち消すのではなく、そのまま受け入れようというものだった。
どれもやっていると不思議と心が落ち着く。
私は武道修練よりむしろ、心を扱う、この霊性修練の方が好きだった。
ストレスを感じることの多い現代、マインドフルネスは重要だ。
特に、毎日タブレット端末でYOUTUBEを観、ゲームばかりしている長男には、マインドフルネスは
必須といってもいい。