「風の時代」を生きる

人生に必要なのは、勇気と想像力、そしてsome moneyだ。

チャールズ・チャップリン

命の次に大切なものとは?

2022-02-26 00:22:11 | 霊性修練
息子には武道修練の合間にYOUTUBE動画を見せている。

だいたいは「霊性修練のこと」や「お金のこと」だが、時々、下の動画のような「人生どう生きるか?」、「幸せな人生とは?」など自己啓発系の動画を見せることもある。

今回は「心理カウンセラー・ ラッキー」さんの動画から、7つの習慣・コヴィーさんが教えてくれた『命の次に大切なもの』を紹介したい。

小学生には、少し難しいかなと思ったが、意外に、真剣に観ていた。



コヴィー氏の「7つの習慣」は以前読んだことがある。

厚い本だったが、内容はとてもよかった。世界中の人に読まれている本だけのことはある。

さて、「命の次に大切なもの」とは? それは、「選択をする自由」だそうだ。

この答えを聞いて納得してしまった。

確かに、その通りだ。

年齢を重ねていくとだんだん選択の自由が狭まってしまうことを、私の会社の人たちを見ていて感じていた。

長期の住宅ローンを組んでいる人が周りに何人かいる。そういう人たちを見ていると、彼らは社畜として働き続ける以外の選択はあるのだろうかと思ってしまう。

ローン(借金)とは、時間の前借りだ。

彼らは将来の自分の時間と引き換えにお金を借り家を買ったのだ。彼らにはもう借金返済まで、働かない自由という選択肢はない。

当たり前のように、みな長期住宅ローンを組んでいるが、そのことの重大性を理解しているのだろうか?

幸い、私は住宅ローンはない。車の借金もない。無借金だ。

明日会社を辞め、働かなくても10年は生活できるだけの豊富な資金も持っている。

私は何でもできる自由を持っているのだ。

働いてもいいし、働かなくてもいい。

行きたければ、いつでも会社を辞め、タイに行ってもいいのだ。(すでに妻から許可を得ている)

私たちの人生は選択の連続だ。

今の選択が未来の自分を決める。逆に言うと今の自分は過去の自分の選択の結果だ。

そのことを息子は理解してくれたようだ。

動画を観た後、息子と一緒に5分間瞑想をした。

テーマは「将来、なりたい自分になるためにはどのすればいいのか?」

瞑想終了後、「何になりたいの?」と聞くと社長だという。

「じゃあ、どのようにすればいいの?」と聞くとお金を貯めるとの答えだった。

確かにその通りだ。

ちゃんと理解しているじゃないか。











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霊性修練

2022-02-12 12:03:57 | 霊性修練
毎日お金をあげるから、あなたの好きなことを自由にやってよいと言われたら、あなたなら何をするだろうか。

これは圓和道の霊性修練の一つで「空想の中で遊ぶ」という修練だ。

何を考えてもいいはずだが、何も思い浮かばないという人がほとんどではないだろうか。

自由な時間を何に費やしていいのかイメージできない。

こんなことでは、いざ本当に仕事を辞めても、一日中、YOUTUBEを観ているだけで時間を過ごすことになるだろう。

せっかくの自由を有効に使えないなんて・・・。

そうならないために、日ごろから、具体的なイメージができるよう訓練をしていないといけない。

私がこのブログでシミュレーションと題して、イメージトレーニングを行っているのは、頭の中にあるイメージを文字と写真で具体化するためだ。

多くの自己啓発本を読んだが、その共通点は「願望を強くイメージすると実現する」というものだった。

例えば自転車に初めて乗れた時のことを思いだしてほしい。自転車に乗っている自分をイメージして失敗を繰り返し学んでいったのではないだろうか。

我々の脳は何度も何度も試行錯誤を繰り返していくうちに、「上手くいかなかった時のこと」を排除して、「上手く行った時のこと」だけを再生するようになっている。これを繰り返していくうちにいつの間にか自転車に乗れるようになっているのだ。

これは脳が「失敗の記憶を」排除して「成功の記憶」だけを呼び覚まして再生するように軌道修正していったからだ。

私たちの脳には明確なイメージが必要なのだ。

自転車に乗るというイメージなら、実際に自転車に乗っている人は周りにたくさんいるので、イメージしやすい。

しかし、私のかつての夢、専業トレーダーはどうだろうか。あなたの周りに株のプロはいるだろうか、株の売買をしながら世界旅行しているという知人がいるだろうか。

残念ながら私の周りには1人もいない。そう、いないのだ。

だから自分でイメージしなければならない。まるで自分がしているかの様に。

ノートPCを持って外国に行き株トレードをする自分。トレードで利益を得る自分。得たお金を使って夜の街で豪遊する自分・・・。

世界で最初に大空を飛んだライト兄弟は間違いなく、自分たちが空を飛んでいる姿を明確にイメージできたであろう。

他の誰もが「人間が空を飛ぶなんてできやしない」と言っていた中で、彼らには大空を見上げれば当たり前に飛行機が空を飛んでいるという世界を想像できたはずだ。



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瞑想のやり方

2022-01-03 21:37:04 | 霊性修練
最近、武道修練と同様に、霊性修練もするようになった。

圓和道では霊性修練を武道修練と同じくらい重要視する。

武道修練で体を鍛え、霊性修練によって心を育むのだ。

はじめはだいたい8対2の割合で武道に力を注ぎ、上級者になるにつれ、徐々に霊性修練に重きをおいた修練を心がけるべきだと思っている。

長男も徐々に圓和道の級位が上がっていくので、徐々に霊性修練の割合を増やしていこうと考えている。

今回やるのは、霊性修練の一つ瞑想だ。

瞑想についてはいろいろなやり方があるが、今回はマインドフルネスをやった。

マインドフルネスについては、下の動画が詳しく説明してくれている。

是非、ご視聴いただきたい。



マインドフルネスとは、「今の瞬間」の現実に常に気づきを向けその現実をあるがままに知覚し、それに対する思考や感情にとらわれないでいる心のもち方だ。

私がかつて道場で教わったことに似ている。

私の師範は「偏らない、囚われない、拘らない、柔らかい心をつくる」ことを目的にさまざまな霊性修練を行った。

例えば「感じてみる」という修練では、リラックスした状態で目を閉じ、遠くに聞こえる音に集中しようというものや自分の心臓の鼓動に集中しようというもの。さらに、肌に感じる感覚に意識を集中したり、匂いに集中してみたりといろいろあった。

また夜、ローソクに火をともして、その炎の揺らぎを見るだけという修練もあった。その時心に浮かぶ思いや感情を打ち消すのではなく、そのまま受け入れようというものだった。

どれもやっていると不思議と心が落ち着く。

私は武道修練よりむしろ、心を扱う、この霊性修練の方が好きだった。

ストレスを感じることの多い現代、マインドフルネスは重要だ。

特に、毎日タブレット端末でYOUTUBEを観、ゲームばかりしている長男には、マインドフルネスは必須といってもいい。



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