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親の希望はちゃんと説明すればいい

家業があったり、あるいは親としてはこういう方向に進んでもらいたい、という希望がある場合があるかもしれません。

最近は、子どもが好きな道を決めればいい、という考え方の方が多いと思うが、しかし、家業を継いだり、親と同じ方向に進んでいる子も少なくはありません。

近くで見ている分、苦労するところも見ているわけだけれど、それがやはり魅力的に映る部分もあるし、最後、やはり自分のアイデンティティはここだと考える子どもたちも決して少なくはないのです。

だから、私は「子どもが好きな道を決めればいい」と覚悟を決める必要はないと思っています。

ただし、やはり子どもの人生だから子どもが選択するべき。決めるのはやはり子どもであるべきです。

それが前提にあって、親の希望はちゃんと説明していけばいいのではないでしょうか。

お父さんはこうやって欲しいと思う。お母さんはこうなってほしいと思う。

そういうことははっきり言った方が良い。

それを言わないでいることは、子どものためにならないと思うのです。

言わなくとも、子どもは考える。

きっとお父さんは継いで欲しいんだろうなあ、とか。

そういうことを子どもたちは、いろいろ受験前に考えるものなのです。

例えば家業が医院であれば、医者にならないといけないかなあ、と子どもは思います。

だとすれば、やはり医学部に行かないといけないわけだから、選ぶべき学校があるわけです。

しかし、例えばそういう学校に入る自信がなかったり、あるいは今一つ気が進まなかったりする場合。

それをお互いに黙ったままでいると、あとでいろいろ問題になる。

あとでもめるぐらいなら、最初からいろいろ話をしておいた方が良い。

お父さんの希望、お母さんの希望。本人の希望。

良く話した結果として、よしこれでいこう、と家族の意思が固まるのが一番、すっきりします。

その過程でお父さんが我慢をしなければいけない場合もあるかもしれない。そこで初めて

「子どもの選択に任せよう」

になればいいわけで、まずはしっかりコミュニケーションをとってください。

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