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長い文章を読む練習

最近の過去問集は分厚くなってきました。

実は、国語も理科も社会も、問題文が長くなってきた。これは学校側のデジタルスキルが上がったことに尽きます。写真も図も、いろいろな形で作ることができる。

その分、説明する文章も長くなってきたので、入試問題集が分厚くなるのです。

文章が長くなるのは、国語にもあてはまります。

最近の入試問題は採録される文章が長い。A4の問題文で上下2段、6ページは普通。たまに8ページなどというのも見ることがあります。

よくある出題形式というのは、物語文と説明文を1題ずつという形。ただ、それぞれが長いから、実際に試験時間で読み切れるか、という問題が出てきました。

昨日電話帳を使って早くから練習をした方が良いというお話をしましたが、長い文章を読む練習をしないと、今の入試問題には対処できない。

これは塾に行くことよりも、実は早くから始めた方が良いことのように思うのです。

長い文章を読み慣れる、という点で言えば早くから1冊の本を読み上げることができるかどうか、が大事になります。

小学校の低学年から本を読み上げる経験を積み重ねてきた子どもたちはやはり読む力はある。

したがって、長い問題文にも十分対処できるが、そうでない子はそう短期間で訓練ができない部分があるのです。

本を読むことと、基礎計算は小学校の勉強では非常に大事なことで、ここがしっかりしていれば、結構短い受験準備期間でもなんとかなる。

逆にここがしっかりしていなければ、塾にたくさん通っても、その部分が改善するのに時間がかかる分、成績は伸び悩むということになります。

小学校受験が終わってから、すぐに中学受験の塾に行くことよりも、こういう地道な家庭学習をしっかりやることの方が、後々成績が上がる素地を作るので、低学年のときにしっかり取り組んでください。

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