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間引くことも必要

普段、できなかった算数の問題を復習するために、ドジノートを作ることを薦めています。

できなかった問題を切り取ってもいいし、スキャナーで読み込んでもいい。ノートに貼って、それをもう一度解きなおす。

解説を読んでわかったとしても、それが次に出たときに解けるかどうか、は心もとないので、やはりしっかり解きなおして確認する必要があるわけです。

しかしながら・・・

夏期講習を含め、夏に解いている問題は大量になります。したがって、できない問題をすべてやり直す、というのはなかなか難しい。

まして塾からもらってきたプリントや教材には教室でやらなかった問題がたくさん残っている。

これを全部やる?

やらない、やらない。

宿題でもない限り、そんなにやっても仕方がないのです。例えば夏期講習のテキストは基本、標準、応用とかわかれていて、クラスによってやる問題を変える、という塾もあるでしょう。

テキストはみんな同じにする方が、分けるよりは印刷コストが安くて済む、配布も簡単だから、みんな載っている場合が多いのです。だから、クラスで扱わない問題もテキストには載っている。そういう問題まで気にかけていたら、全然終わりません。

あくまで、授業でやって「できなかった」問題だけをやり直す。

それでも終わらない、という場合があるでしょう。

そういうときは、気合で棚上げする。

私は良く、奇数問、とか3の倍数の問題番号のみ、などと強制的にやる問題を限ってしまうこともあります。

一番大事なのは志望校の過去問。これは徹底的にやった方が良いが、それ以外はまたいつかやるかもしれないから、目をつぶってしまいましょう。

もちろんきちんとやり切れるのなら問題はないが、そうでなければ省略しないと途方もない道のりになってしまいます。

すべての問題を解いたから大丈夫、ということはない。

できることは限られているから、ていねいにやってやれる分で充分だと考えてください。


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