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私立に進んだ後の塾


新学期が始まって、初々しい新中学1年生の姿をよく見かけるようになりました。

で、この時期、もう塾通いを始めている新中学1年生がいるでしょう。中学受験の結果を受けて、次の大学受験に向けて・・・とはいってもまだ6年も先の話。

そう急ぐことはありません。

春休み中は、中学受験のときとあまりにギャップがあるので、そう遊んでばかりいても、という意味で塾に通うことは悪いことではないと思います。

しかし、中学が始まったら、まずは中学の生活を優先することが大事。

クラブ活動にしても、中間試験や期末試験にしても、初めての経験だから、それに対応するということを優先した方が良いでしょう。

もちろん塾の勉強が役に立たない、というわけではありません。それなりに素早く進むし、いろいろな学校の子どもたちが来るでしょうから、それはそれでメリットがあるとは思うのです。

ただ、それは中学の生活に馴染んでからでも十分遅くはない。それに、やはり何でも塾、というよりは、自分でそれなりに対応できるようにすることがこれからの大事な課題です。

塾は、いろいろ指示を出してくれますから、自分で考えなくてもいいが、それは本当に子どもの成長にプラスになるかといえば、そうではない。

問題意識があって、それに対する現状分析があり、そこから対策を考える、というのを人任せにしないように仕向けていくべきなのです。

私立は月謝が高いので、それで塾に行ったらまた費用がかかる。

これは中学受験の時と違います。

中学受験のときは公立に行っている場合が多かったでしょうから、そこに費用がかかっていないが、今度はダブルチャージになるわけです。しかも、やれ修学旅行だ、やれ教材費だと費用はかさみますから、最初はなるべく費用支出を抑えておいた方が良い。

まずは自分で勉強するということを基本に据えた生活を始めてほしいと思います。

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