皆さんこんばんは~
KAGEROUについての続きです。
この本は、ある意味、新鮮さと言うか、新感覚を味わわせてくれました
方向を変えて見ると、ある意味風刺に近いものもあるような小説です。
(1)目次等はなく、各章ごとに
「Chapter 1」
「Chapter 2」
「Chapter 3」
「Chapter 4」
「Chapter 5」
「Chapter 6」
「Chapter 7」
「The Last Chapter」
「Report」
・・・と言う区分けがなされていました。
考えてみたら、KAGEROUと言う題も、ふつうに平仮名で書くなり、漢字で書くなりすれば良いのに、わざわざアルファベッドで書かれている。
どういう意図があるのでしょうか?
単なる遊び心?それとももの言わずして、「世界発信型」の小説と言うことを匂わせているのかな?
(2)表紙のデザインは、どんな意味があるのか?
又は何を表すデザインなのか?
・・・を読者に考えさせ・・・と言うか、読者はほとんどの人が、あのインパクトある表紙のデザインが気になって、意味を考えるだろうな~。
その答えらしきが、本文○○ページの何行目に記してあると言わんばかりに、わかりやすい文章が本文中に書いてある。
(3)「The Last Chapter」の3行目には、何やら訂正したあとがあります。文字の上に「キョウヤ」と書かれたシールのような貼紙がしてあります。
読者はいったい貼紙の下に、どんな文字が並んでいたのか、想像してしまいます。
実際に、貼紙をとっぱらった人もいるとか。
(4)結末は、多少謎めいていました。
でも答えは1つ的な感じで、いくつもの答えは出にくいので、スッキリします。
結末は色んな解釈がある・・・と言うより、答えは1つ的なので、答えにまとまりがあって、ほっとします。時々どうにでも解釈できる話ありますよね・・・。そう言うんじゃないので、スッキリした気分で読み終えられます。
最近雑誌では、付録付が流行っていて、ファッション誌なら鞄やポーチ、料理本ならスチーム鍋や焼き菓子の型・・・等等、新感覚のものがどんどん世に出てきます
KAGEROUは、それに似た新しさを感じました
本も単に読むだけではなく、構成が面白かったり、仕掛けがあったり、そういうところに、目が行くかどうかは、読者の注意力の問題。
ヒロさんの、第2作目・・・、色んな意味で楽しみです
次回も遊び心をひそませた新感覚の本に仕上がるのでしょうか~
KAGEROUについての続きです。
この本は、ある意味、新鮮さと言うか、新感覚を味わわせてくれました
方向を変えて見ると、ある意味風刺に近いものもあるような小説です。
(1)目次等はなく、各章ごとに
「Chapter 1」
「Chapter 2」
「Chapter 3」
「Chapter 4」
「Chapter 5」
「Chapter 6」
「Chapter 7」
「The Last Chapter」
「Report」
・・・と言う区分けがなされていました。
考えてみたら、KAGEROUと言う題も、ふつうに平仮名で書くなり、漢字で書くなりすれば良いのに、わざわざアルファベッドで書かれている。
どういう意図があるのでしょうか?
単なる遊び心?それとももの言わずして、「世界発信型」の小説と言うことを匂わせているのかな?
(2)表紙のデザインは、どんな意味があるのか?
又は何を表すデザインなのか?
・・・を読者に考えさせ・・・と言うか、読者はほとんどの人が、あのインパクトある表紙のデザインが気になって、意味を考えるだろうな~。
その答えらしきが、本文○○ページの何行目に記してあると言わんばかりに、わかりやすい文章が本文中に書いてある。
(3)「The Last Chapter」の3行目には、何やら訂正したあとがあります。文字の上に「キョウヤ」と書かれたシールのような貼紙がしてあります。
読者はいったい貼紙の下に、どんな文字が並んでいたのか、想像してしまいます。
実際に、貼紙をとっぱらった人もいるとか。
(4)結末は、多少謎めいていました。
でも答えは1つ的な感じで、いくつもの答えは出にくいので、スッキリします。
結末は色んな解釈がある・・・と言うより、答えは1つ的なので、答えにまとまりがあって、ほっとします。時々どうにでも解釈できる話ありますよね・・・。そう言うんじゃないので、スッキリした気分で読み終えられます。
最近雑誌では、付録付が流行っていて、ファッション誌なら鞄やポーチ、料理本ならスチーム鍋や焼き菓子の型・・・等等、新感覚のものがどんどん世に出てきます
KAGEROUは、それに似た新しさを感じました
本も単に読むだけではなく、構成が面白かったり、仕掛けがあったり、そういうところに、目が行くかどうかは、読者の注意力の問題。
ヒロさんの、第2作目・・・、色んな意味で楽しみです
次回も遊び心をひそませた新感覚の本に仕上がるのでしょうか~
ありえないような気もしますが、小説ならあれもありかなと。
たしかに水嶋ヒロさん、新感覚の小説を書き上げた気がします。
次回作ではさらにパワーアップした作品を送り出してほしいと思います
自分の体がバラバラに分散され、死んだ後も生かされると言う、ある意味残酷かつ価値ある事で、その最後の結末としては、悪くはなかったと思います。
最後にヤスオは「生きている喜び」を実感してましたね。せつないけど、とりあえずハッピーな形(?)でENDでよかったです。
あの小説がシリアスなストーリー展開だったら最後に「report」のところを読んだら、気分が悪くなっていたかも・・・と思いました。
中高生も読むことを考えた場合、気分が悪くならないライトなストーリー展開の方が重くなくて良いと思ったんでしょうか。
発売前にヒロさんをTVで見たっきりなので、販売後の今の心境も聞いてみたいな^0^
読者の評価をどのように受け止めているかとかね。
2作目・・・、楽しみにしていたいです^^