一期一会

ひとりごと

ニューアルバム【walk】リリース、おめでとうございます♪

2018-05-09 22:01:08 | Weblog

5月9日(水)佐川急便の人が正午一寸前に届けてくれました。

急遽、布施さんの出演を知って、radikoを再契約して聞いていた【伊集院光とらじおと】が終わるか終わらないかと言う時間帯でした。(((尚、【伊集院光とらじおと】のこの日の番組はyoutubeにupされていますね。[伊集院光とらじおと2018年05月09日ゲスト:布施明(歌手)]で検索をかければ直ぐ出てきますね。二人の話の内容は結構深い物があって、充実していたと思いました。)))

取るものも取り敢えず、通して、聞きました。第一感想は【昭和】は去って行くのだなあ~!と言う感懐でした。全てが、おしゃれすぎて、ついて行くのには、年寄りの私には、かなりの努力が要りそうだなあ~~!と言うものでした。

それから、ず~~っと聞きっぱなしでしたが、、、。一曲毎の感想はゆっくりと、ゆっくりと、書き連ねていこうと思います。と言うより、感想が浮かんでこないと言うところが本音です。

ただ、5番目の曲のタイトルは疑問符が付いてしまいます。【とおいむかししかものがたりりか】と読めるからなのです。[昔]、[物語]は名詞ですから、「昔し」、「物語り」と言う表記は有りません。初め、どう読むのだろうと、かなり、悩みました。(苦笑)【とおいむかしかものがたりか】と読ませるなら、【遠い昔か物語か】でないと、いけないのです。【物語り】と書く場合は、【語る】という語が動詞として使われていて、連用形として使われる時なのです。【むかし】は【昔し】と言う表記はないと思います。ただ、言葉は生き物ですから、時と共にに変化していきますから、これからどのように変化していくか解りませんけれど、、、。一寸、理屈っぽくなって、ごめんなさい。

今の所、私が気に入ってる曲は断然【walk】そして【いてもたっても居られなくなるよ】かな、、、。もっと聴き込めば、好みは変わってくるでしょうね

1曲毎の感想は少しずつ書き加えていければ、幸せに思って居ます

 

【追記】

このアルバムのcdは赤と黒でデザインされていて、とても美しい。布施さんが如何に【力】を入れて、心を込めて作成したかが、伝わってきますね。

現在、目の手術後、1ヶ月を経過していない故、車に乗ることを控えているので、運転しながら聞けないのがとても残念です。耳が弱くなっているので、イヤホーン類は使用しないようにしている為、専ら、部屋の中で、音量を結構上げて、聞くだけなのですが、聴く度に、この収録されている楽曲の奥深さを改めて、感じています。と、言うことは、結構難しい曲群なのだと思い知らされています。

プロローグからエピローグまでが一つの物語になっているように感じました。そう解釈していくと、一つずつの楽曲がよく理解出来てきたように思えています。

それにしても、このアルバムは気心の知れた仲間達と、楽しんで作られたようにも感じました。これは、解説書の巻末の写真の数々からも伝わってきますね。無から一つの物を仲間と作り出す喜びは計り知れないものだったろうなって、容易に想像できますよね。

01 A starry nightープロローグ   (作詞:布施明 作曲・編曲:稲田憲一)

冒頭風の音(?)がかすかに聞こえて始まるのですが、私の耳にはほんとにかすかにしか聞こえて来ません。悲しいです。【starry】とは【星空】と言うことですから、星のきらめきの音なのかも?【振り向く事はしないと 心に決め】【終わりの無い この道】【愛と時間(とき)はいつも寄りそう】【泣き笑いだけど この夢を届けよう】の言葉がいいですよ、ね。【星の明かりはあなたを次への舞台へ誘うはず】の所は、私には、次への舞台があの世に思えて、苦笑しながら聞いてしまいました、、、、(笑)聞く度に結構いい歌だなと、思えています。布施さんらしい楽曲ですね。

02 Celebration (作詞:売野雅男   作曲・編曲:船山基紀))

何かの記念日を【祝う】二人か? 布施さんのあの作品【君は山手の風】(1987発表)が下敷きになってる感じ。冒頭の音の響きが雄大な夕映えに包まれている感じが表現されているかのようで素敵ですね。最初の詞【夕映えから君の影を探して待つ】がとてもromanticで美しいですね。【重ねた時間は君の宝石だよ】の詞も、いいですよね。この作詞家売野雅男氏の【別れに赤い薔薇】(1987発表)を改めて、聞き直してみたくもなりました。

03 優しい歌 (作詞:久保田洋司 作曲・編曲:船山基紀)

久保田洋司氏という作詞家は、この楽曲ではじめてで知りました。1966年生。ジャニーズ関係への作品の提供が多い人と言うことなのですが、調べましたが、私の知っている楽曲は見つかりませんでした。(涙)一人暮らしの男性の秋のある日曜日の朝を描いた1曲。別れた女性への優しさをなんとなく感じさせている。【もう会えないとわかってるけど  /  いい男でいたくてね】の所がなにかしら引きつけられる箇所。船山基紀氏の手慣れた楽曲が安定感の有る優しさを表現しているように感じました。マーマレイドが出てきたのには、微笑みが浮かびました。

04 いてもたっても居られなくなるよ (作詞・作曲:渡 和久 編曲:井川雅幸)

待っていた楽曲だったので、とてもうれしかったです このブログの中に、以前、【いてもたっても居られなくなるよ】という項目を立てて、記したように、この楽曲は布施さんの2017~2018のライヴツアーのコンサートのプログラムに最初組み込まれていたのが、途中から消えてしまっていたので、待って、待っての登場で、嬉しい限りです。歌詞が本当に素晴らしくて、限りなく優しい。心がとんがっているとき、この歌を聴けば、本当に癒やさされ、慰められると、思うのです。love songの布施さんが素敵な声で歌ってくれているのですから、もう何も言うことはありません。井川雅幸氏の編曲も言葉を引き立たせる事に終始しているように感じたのですが、終わりの後奏の部分のピアノがさすが光っていて、ピアノの井川氏らしさが効いて素敵な編曲だと思いました。

05 遠い昔しか物語りか(まま)[遠い昔か物語か](作詞・作曲:布施明 編曲:井川雅幸)

twitterで、クラリネットが北村英治さんだ!とつぶやいておいでのに出会いました。演奏者は解説書によると、clarinet:北村英治  piano:井川雅幸bass:松本茂 drums:長谷部徹と有りました。bassの松本茂さんも、drumsの長谷部徹さんも、布施さんのコンサートツアーのバックをいつも務めておられるおなじみの方ですよね。何か、ほっとする楽曲ですね。題名をを【遠い昔か物語か】と、せず、【遠い昔しか物語りか】と表記したかった作者の気持ちが、何回か、聞いている内に、解った気がしました。堅い感じが嫌だったのですね。ほっとするには、このように表記したかったのだろうと、納得しました。(苦笑)過去の人への懺悔とか悔恨の情だとかが、深刻なものではなく、【sorry】で許されそうな感情、それが歌われていて、何かしら、心地いい一曲になっているように感じました。前奏のclarinetが確かに光って、輝いて、この楽曲を引き立てていると、思いました。この楽曲も、典型的な布施さんの雰囲気を感じさせる一曲です、ね。

06  Good luck inspiration (作詞:門谷憲二 作曲・編曲:ミッキー吉野)

作詞・作曲編曲ともに【君薔薇】のコンビですね。inspirationと言う語句はもうすっかり日本語の中に溶け込んでいる言葉ですが、[霊感]とか[ひらめき]とか訳されると、思うのですが、元々は、[inspire]と言う動詞からの派生語の名詞です。この[inspire]と言う動詞の訳語は【鼓舞する】と言うことになるらしいので、この曲に付けられているinspirationは[幸運で有れ]と、この楽曲を聞く人々を【鼓舞】していてくれるのでしょうか、兎も角、元気が出そうな1曲ですね。【風に負けず 愛の歌 歌おうよ】【そうさ やっとここまでたどり着いて さらに進めば酷だよね】の詞が今の所気に入っっています。【生きているって素晴らしい】【今日までのきみを褒めて見よう】がテーマの曲で、若い人に、受けそうな感じですね。勿論、私のような年寄りも、心が明るくなる思いで、聞いています。【君薔薇】が下敷きになっている感じを受けました。この曲を耳にした人が幸福感に包まれると嬉しいですね。それが布施さんを始めとする制作者群の願いだろうとも、思ったのでした。

07  ひまわり (作詞・作曲:松下英樹 編曲:小堀浩)

前奏、間奏、後奏の小堀浩氏のギターの響きがとりわけ美しい。皆さん、ご存知のことと思いますが、小堀氏は布施さんのツアーコンサートの時、後ろでいつも布施さんを支えておいでのギターの名手です。【愛を重ねても満たせない心の隙間を 掛け違えた二人の時が無情に通り過ぎて行く】のフレーズが、心に迫って来ました。ギターの伴奏だけの布施さんの歌唱は確かで、素晴らしいです。これだけ歌える人は、そんなに居ませんよね

08  男騒ぎのララバイ (作詞:門谷憲二  作曲・編曲:ミッキー吉野)

ララバイという語の意味は子守歌。騒ぎすぎて眠れない男達っていう雰囲気の1曲ですね(笑)「男は一歩外へ出れば、7人の敵が居る」と亡き母がよく言ってました。そんな事を思い出させた歌でした。しかし現代では、女にも当てはまる時代。この歌に流れてる思想は少々古く、昭和の臭いがしますね。だから、結構ほっとするように感じさせるのかもしれません。

09 モンパルナスのともしび (作詞:門谷憲二  作曲:布施明 編曲:中島 慶久)

【カルチエラタン】の姉妹編という感じの楽曲ですね。【カルチエラタン】のファンにはたまらない1曲でしょうね。作詞の門谷憲二氏も、そのつもりで、きっと、書かれたのでしょうね。前奏、間奏、後奏のviolin,accordion,keybord(piano風)がとても美しく響いて素敵violinは昔からのお友達(?)で、この6月から始まるcozyなショーでおなじみの篠崎正嗣氏や布施さんのコンサートツアーではいつもバックでキーボードを担当されている中島慶久氏の力の入った演奏がこの雰囲気を一層盛り上げているようです。この楽曲の編曲は中島慶久氏と言うことだけれど、【君を守る】(編曲は中島慶久氏)の時にも感じたけれど、この楽曲をスケールの大きいものにしているように感じました。詞では、やっぱり、冒頭の【ごめんね 独りにして  /なにも食べてないんだね】【この街を忘れない / ふたりを会わせてくれたから】の所が、うまいなあ~素敵だなあ~って、聴きました。さすが、love songの布施明と言われるように、のって、酔いしれるように、歌ってくれていますね。悲しいほどに美しい1曲です。作曲が布施さん、って所に注目!ですね。布施さん、作曲の腕前も、随分上がりましたね!(上から目線でごめんなさい)

10. 追想の風音 (作詞:松井五郎 作曲・編曲:船山基紀)

先ず、この題名が、なんと言っても素敵ですね。引きつけられます。さすが、売れっ子の作詞家さんだなあ~と、感心しました。このアルバムに登場する作品の全てに【風】を感じさせていると、思えていたのですが、ここに来て、この題名です。【追想の風音】、なんと、格調高い題名では有りませんか。【いつか置き去りにしたもの /時は心から奪えない】【あなたは何処で この空見てる】のフレーズが心に迫ってきます。作曲、編曲の船山基紀氏も、郷ひろみの[お嫁サンバ]トシちゃんの[ハッ!としてgood]等手がけておられる有名な力量のある人だけに、手慣れた感じで、素直に、心に飛び込んでくる楽曲になっていて、素晴らしいと思いました。布施さんも歌いやすいようで、楽しんで歌っている感じを受けますね。珠玉の一編となったと思います。

11. WALK (作詞:松井五郎 作曲・編曲:ポール・バラード)

最初、ざっと、通してこのアルバムを聴いたとき、第一に気に入った楽曲でした。布施さんもどこかで、【my way】の代わりになる曲とかと言っていたことが記憶に残ってるのですが、確かに、【my way】を彷彿とさせる楽曲ですね。この詞がとても深くて、素敵です。松井五郎氏のファンになってしまった気分です。【道とは/言えない/荒れ地ばかり/選んできた】【まだ歌は/終わらない/その先に/あなたが/待ってるから】の所が好きです。作曲は外国の人なのですね。どこかでイギリスの人だとか、聞いたように思うのですが、不確かです。この詞がうまく載っている感じの曲ですね。【この人】のようです[works]から解りました。布施さんも、のって、のって、歌っているのが伝わってきました。

12. We will meet again - エピローグ (作詞:布施明/作曲・編曲:井川雅幸)

2017~2018のコンサートツアーの最終の楽の日に、大阪で歌われたと言うネットの情報を得ていたのですが、てっきり、外国曲のjazzだとばかり思っていた曲でした。それが、布施・井川コンビ作の安定の布施節だったとは、、、。(笑)【頑張って 駆け抜けた人生/友達だから いつも見てたよ】の所がいいですね。【この旅立ち】は、あの世への旅立ちを、つい思ってしまって、ああ~ぁ、と、ひがんでしまってる私なのですが、、、。この曲はファンのみんなに布施さんから贈られたメッセージの楽曲なのだろうな、って、勝手に解釈して、納得しています。演奏には、いつもバックで,drumsの演奏を務めておいでの長谷部徹氏が参加されていますね。解説書の演奏者の記載の文字が小さ過ぎて読めない!と悲鳴を上げながら、なんとか書いてきましたが、間違っていた際にはどうぞ、お許しを。

Bonus Track
13. 君は薔薇より美しい(Jazz Live WALK Mix Ver.)(作詞:門谷憲二/作曲:ミッキー吉野/編曲:井川雅幸)

jazz live の布施さんの声がはじめに入っていますが、一寸、なんか、こんな女性的な声なのかなあ~~!って思ってしまったけれど、私の耳も随分弱くなっているので、、、なんとも言えません。

思いつくままに書いてきましたが、音楽を専門に勉強した訳でもなく、、音楽が好きと言うだけで、布施さんのファンとして、彼のデビュー以来、眺めてきただけの者の戯言なので、きっと、失礼なことも、多々あることでしょう、が、お許しをいただければと思っています。

それにしても、もっと、もっと、巷で、このアルバムの中の布施さんの歌が鳴り響くと、いいのになあ~~と、心から願っています。

 



 

 

 

 


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