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115系王国の信州へ

2013年05月05日 23時53分20秒 | その他
先日、新潟の115系について述べましたが、新潟地区と同様に甲信越地方も主に115系が活躍しており、113系や115系などの近郊形形式の好きな方にとっては堪りませんが、今年3月のダイヤ改正により211系が営業開始され、115系の活躍の場が今後少なくなることが予想されることから、これから少しでも記録を残しておくべき時期に来ているということで、3月のダイヤ改正前後に足を運んで参りました。

3月2日、ムーンライト信州で松本に到着すると篠ノ井線の霜取電車として有名になった湘南色のクモヤ143-52が2番線にスタンバイしており、今では鉄道雑誌でも紹介されることが多いことからなのかギャラリーも多く撮影しておりました。
この車両はもともとクモニ143から改造されたもので、あとで紹介する辰野線のクモハ123-1も同じクモニ143からされたものですが、こちらの車両はとりあえずのところ廃車になることはないようです。


夜が明けるのを待ってから、3月のダイヤ改正で引退するクモハ123-1を撮影するということで、塩尻の南東側に位置するΩカーブで狙うことにしました。やはりこちらはダイヤ改正により引退することが報道されていたこともあり、多くのギャラリーが集まっていました。MT57という独特のモーター音を山あいにこだまさせながら通過していきましたが、123系はダイヤ改正以後、小野田線や宇部線などで活躍するのみとなりました。


続いて長野の115系を撮影しようということで八ヶ岳と一緒に撮影できる長坂のカーブへ行ってみました。以前であればスカ色の115系も順光の時間にこの場所で撮影できたはずですが、最近(ダイヤ改正前後でも)ではこの良い時間に通過することはないようで、来るのは長野色の115系ばかりです。
下の写真は6両編成のC編成で、3月のダイヤ改正で大きな変化はないようですが、今後211系によって置き換わってしまうのか気になるところです。


新潟へ遠征した4月も長野、松本を通って帰ってきましたが、しなの鉄道ではダイヤ改正以後、JRから2両編成の115系が転入し(まだ譲渡されていないようです)、ワンマン列車を中心に使用されています。今のところ長野色のまま活躍しているようで、朝のラッシュ時においては3両編成のしなの鉄道カラーの115系と併結され、長野色+しなの鉄道カラーのコンビネーションが見られるようです。


南松本駅前にあるイイダヤ軒のそばを食べてみたいということで、115系の撮影と兼ねて寄ってみました。ダイヤ改正以後はE127系が篠ノ井線や茅野以北の中央東線などにも進出しているため、かつて115系で運転されていた列車がE127系によって運転されているようで、日中の篠ノ井線においてはほとんどがE127系に置き換わっているようです。


来年のダイヤ改正において、更に115系の活躍の場が少なくなることが予想されますし、JR東海の管轄である中央西線や飯田線への115系運用もいずれは置き換えられてしまいますので、今年、来年が勝負の年ということを念頭に置き、甲信越地方にも通い詰めたいと思っております。

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2 コメント

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ご結婚おめでとうございます。 (北斗星1号上野→札幌)
2013-05-09 18:49:10
近距離の列車なら211のロングはまだガマンできるのですが、モト~タオ間のような長距離鈍行に運用されたらたまりませんね。エアサス台車だから乗り心地はいいかな!その前に、細切れにされそうです。
中央東線の今後の車両は (井上)
2013-05-10 12:49:59
北斗星1号上野→札幌様、祝福のお言葉、どうもありがとうございます。
中央東線はご存知のように八王子支社と長野支社の管轄ですので、現在はお互いの115系を使用して、この区間の輸送を担っていますが、今後、211系などの車両に置き換わった時点で、どのような輸送体系がとられるのか私としても注目しております。
たしかに18きっぷなどで高尾~松本間を乗り通す場合、ロングシートでは中央線沿線の美しい風景もよく見れませんし、お弁当も食べれませんので、セミクロスシートのほうが良いかと思いますが、JRは利用者全体のことを十分考慮の上、今後、ロングシートにするのか、それともセミクロスシートの車両とするのか決定されるのではないでしょうか。

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