Asian Railway Plaza

アジア各国の鉄道やJR南武線の話題などをお届けします

ナハ17(元クラH26)デビュー

2014年03月06日 22時53分12秒 | 南武線
横浜線で最も早く離脱したクラH26編成は、サハを除く6両が2月5日に大宮総合車両センターに入場し、南武線転用の為の整備を受けていましたが、26日に南武線カラーの3色を纏い出場し、中原区へ回送されました。
ということで、仕事もちょうど切りがよく、転入のシーンを見に行くことができましたので、南武線内の甲州街道交差部付近で撮影してみました。下の写真はちょっと見難いですが、運用番号のところが05Fになっており、南武線では珍しくジャンパ栓のホースが付いたまま通過しました。


中原に到着後は営業に向けて整備が行われ、編成番号が何番になるのか話題になっていましたが、結局、南武線生え抜きの大窓と一緒の仕様ということなのでしょうか、この編成はナハ17になり、編成番号は札ではなく私の嫌いな山手車と同様のステッカーで処理されてしまいました。


今月4日には試運転が実施され、あとはいつ営業に就いてもよい状態となりましたが、翌5日は運用に充当されなかったことから、6日朝にでも充当されるのではないかということで、朝早くから中原へ行って待っていました。
するとその予想が的中したのか「早起きは三文の得」という言葉のとおり、ノコノコと2番線に入線し、21Fの走行距離の短い運用に充当されました。


細かい所を見てみると、号車番号が黄色地ではなく白地のものが使用され、転落防止のホロも南武線の3色カラーが入っておらず、保安装置もATCを搭載したままのようです。今度のダイヤ改正から運用が増加するものと思われますが、E233系置き換えまでの暫定的な措置ということで、最小限の改造、整備にとどめたのかもしれません。


続いて、この走行距離の短い21Fを撮影すべく走行シーンを狙ったのですが、この時期、朝のラッシュ時に順光で撮影できる箇所は限られており、ここ中野島や武蔵小杉などかと思われます。それにしても、せっかくのLEDの行先表示部分が残念ながらよく見えません。


南武線のE233系は今年7月から投入開始となるようで、暫定的に投入されたこのナハ17の南武線での活躍は短い期間になると思われますが、このナハ17の投入によってさらに南武線の205系は多様になり、205系末期の思い出深い話題になることは間違いないようです。
下の写真は横浜線時代のクラH26です。

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祝ー横浜線E233系デビュー

2014年03月05日 19時04分29秒 | 横浜線
既に2週間ほどが過ぎてしまいましたが、去る2月16日より横浜線にE233系がデビューし、従来の205系と置き換えが開始されました。今年の夏頃までに全28編成を置き換える予定で、1ヶ月におおよそ4編成分が落成するペースのようですが、今年度末の時点で半分程度がE233系になる模様です。

E233系デビューの2月16日、私も朝8時から販売開始の「新型車両導入記念乗車券」を購入するため、7時ちょっと過ぎに最寄駅の町田駅に行ってみると、100人以上の列ができていたものの簡単に購入することができました。この記念乗車券はAKB48チーム神奈川が横浜線E233系の宣伝担当を務めており、記念乗車券にはこのAKBのメンバーとE233系、従来の車両である205系があしらわれていました。南武線のE233系デビュー時も同様に記念乗車券が発売されるのかどうかわかりませんが、もし発売されるのであれば、また、このAKBのメンバーが宣伝担当を務めるのでしょうか。
また、同時にサクマの記念ドロップも販売されたのですが、こちらはすぐに売り切れてしまい購入することはできませんでした。3月8日(土)もキオスクやNEWDAYSなどで販売されるようですが、販売個数がわかりませんので、是非、購入したい方は店員さんに予め販売個数や販売開始時間などを聞いておいたほうが良いのかもしれません。

続いて、記念乗車券を簡単にゲットできましたので、E233系を撮影するため電車に乗車して相模原に行ってみることにしました。承知のよに2月8日に続いて、14日から15日にかけて関東甲信地方は記録的な大雪に見舞われ、気象庁のアメダスのある相模原中央で最深積雪56cmを記録し、本来、東神奈川駅で実施される予定であった出発式は中止され、横浜線も運行されるのかどうか心配しておりました。
相模原駅を降りて、いつも愛用しているお立ち台へと向かったのですが、山梨県内ほど1m以上の積雪でないにしても、60cmの積雪は所々かき分けながら進みなんとか現場に到着してみたものの、線路脇の柵に近づくには道から3mほどの距離があり、新雪約60cmを踏み固めながらお立ち台へと進みました。



E233系1本H001は順当に予想どおり03Kに充当され撮影できましたが、もう1本のH016も橋本に留置され23Kに充当されることは予測できていたものの、撮影を失敗してしまいました。


デビュー当日は仕事で忙しくお昼で引き上げてしまいましたので、失敗したH016を撮影するため、一昨日、淵野辺で撮影してみました。
ヘッドマークの付いている編成はこのH016とH001の編成だけであり、東神奈川方と八王子方のTcにはそれぞれ絵柄が違いますので、コンプリートを狙うのであれば八王子方を撮影する必要がありますが、ヘッドマークが取り付けられている3月末でに少々早起きして片倉周辺で狙ってみたいと思います。


最後に気になる横浜線205系の今後の行方ですが、先日、クラH3編成が長野へと配給輸送され、今後においても廃車目的の長野行きが続くものと思われますが、地方路線や地方私鉄への転出、埼京線に続いてジャカルタへ譲渡されることになるのか気になるところであります。(先日の鉄道雑誌には廃車と記述されていましたが)

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PNR、こがねPremiere Trainとして運行開始

2014年03月03日 19時18分07秒 | フィリピン
フィリピン国鉄(PNR)の話題がご無沙汰でしたので、ここで1つ嬉しいニュースをお届けしたいと思います。
昨年12月23日に今までBiñan止まりであった列車が1つ先のSta.Rosaまで延伸されましたが、その後、今年1月27日にダイヤ改正が実施され、少々列車本数が増加し輸送力増強が実施されましたが、本日3月3日からTutuban~Sta.Rosa間(43.8km)にキハ59こがねを使用してPremiere Trainが運行開始されました。

(写真はCadmiel Jared Peñaflor Pabellan氏より)

Premiere Trainの時刻は以下のとおりで、土曜日・休日を除く日に1日2往復運行されます。
また、この列車はTutubanを出るとBlumentritt、España、Sta.Mesa、Buendia、Edsa、Sucat、Alabang、San Pedro、Biñan、終点Sta.Rosaに停車し、他の駅は通過となります。
Tutuban5:47→Sta.Rosa7:33
Sta.Rosa8:00→Tutuban9:46
Tutuban16:17→Sta.Rosa18:03
Sta.Rosa18:08→Tutuban19:54

キハ59こがねは、以前はビコール地方の中心都市NagaへIsarog Limited Exp.として運行されていました。しかし、一昨年にLucena付近の大雨によって橋が崩落し、Bicol方面の線路が途絶えていたものの復旧工事が実施され、あとはDOTC(運輸通信省)の運行再開の許可を待つのみとなっていましたが、未だに許可が下りず、その結果、活躍の場を失っていました。今回、マニラ近郊のラグナ州からの利用者を対象として活躍の場を見いだした「キハ59こがね」は今後の活躍が期待されますが、ビコール地方への列車が運行開始されたあかつきに、この車両がどのように使用されるのか注目されます。
この他、今回の改正により運行時間帯も5時前から21時30分頃まで拡大され、ますます利便性が高まっていますが、未整備の203系3編成が整備されるとさらなる増発が期待されます。
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