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財政破綻した米デトロイト市の中心部(AP)

世界一富める国でもこんなことが起こるんだね。ウィキペディアのデトロイト市をみると1950年(小父さんの生まれた3年後)には人口が 1,849,568人まで増えたのには、2012年 701,475人 までの減少。負債規模は180億ドル(約1兆8000億円)というが、大阪府の負債残高は6兆4008億円になる見通し(2013.2.14 産経ニュース)。日本国の借金時計はと言うと約948兆円だそうだ(経済ジャーナリスト・財部誠一)。単純比較は出来ないがなんだか怖くなってくる。
ふと日本で財政破綻した炭鉱の町・夕張市を調べてみるとこちらは1960年に116,908人から、現在は10,042人だそうだ。ちょっと桁が違うね。
デトロイトの廃虚になった街並みは長崎の同じく炭鉱で栄えた軍艦島の情景を思い出した。大変失礼な言いまわしをすると福島の第一原発の周辺のことも想像してしまう。
これは他人事ではないんだよね。お隣の中国なんかでは近々こんな現象が随所で見られそうな気もするんだがどうだろう?
芭蕉が平泉で三代の栄華を誇った藤原氏のことを詠んだ「夏草や つわものどもが 夢のあと」ってこんな感じだったのかな~?
ショッピングセンターとかも。
そしてそう言った場所は危険となって来ますしね~。
消費税は税収として、いちばん安定しているといいますから、むしろ消費税を増やして、所得税などを減らすほうが歓迎ですがね。
江戸時代には徳政令(借金棒引き令)が何回か出たようで、旗本や御家人は大喜び、商人は大迷惑、閉店に追い込まれるものがいたようですが、どうなるのでしょう。
フロリダにも破綻しそうな町があるんですか?
私が現役の頃、神戸の空港も隣接する人口島に超巨大なホームセンターが出来ましたが、正確には覚えていませんが5年くらいで閉店しました。
また遊園地(これは長くありましたが)突然解体してスエーデン発の家具のIKEAが建ちました。
建てるのも店もたたむのもあっという間です(笑)
>そしてそう言った場所は危険となって来ますしね~。
スラム化ですね。
そういう意味では日本は国土が狭いからかスラム化が少ないような気がします。
ところが、このブログにアップ出来ませんでしたが、
元世界銀行副総裁・西水美恵子の◇「小国」悲観論を笑う というコラムがありましたね。
http://mainichi.jp/opinion/news/20130630ddm003070125000c.html
興味深かったのですが、私のコメントが書けなくて載せませんでした。
>消費税増税はやむを得ないと思えてきます。
私もこれは仕方ないと思ってはいるのですが、今朝の新聞には、安倍総理の指南役の浜田宏一・米エール大名誉教授の消費増税:「引き上げ慎重に」「首相にとって賭け」
という記事が載りましたね。
http://mainichi.jp/area/news/20130720ddn008010022000c.html
政治には学問は必要なのでしょうが、学問にも限界ありということでしょうか!
はっはっは、今朝の朝ズバの録画を先ほど観ました。
「東電管理職に10万円一時金 社員優遇に疑問符」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2013072002000120.html
これも面白い社会現象です。
徳政令ね~。
東京電力には何回出してもカラカラに乾いた今の土地のように効果は期待できませんね~。
さて日本経済の破綻はひょっとしたら我々が生きている時代にはないかも知れませんが、約948兆円の借金を消すことは我々の子孫の代でも解消されることはないでしょう。
国債を紙屑にでもしない限り!