銀幕大帝α

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独房の生贄 ~悪霊が棲む213号室~

2016年10月24日 12時58分25秒 | 洋画ホラー
CELL 213
2011年
カナダ
109分
ホラー/サスペンス
劇場未公開




監督:
スティーヴン・ケイ
出演:
エリック・バルフォー
デボラ・ヴァレンテ
マイケル・ルーカー
ブルース・グリーンウッド




<ストーリー>
敏腕弁護士が少女暴行殺人犯と接見中、突然殺人犯が弁護士のペンで自殺を図る。容疑者となった弁護士は殺人犯と同じ牢獄に入れられるが、そこは殺された少女の怨念が宿る恐怖の部屋だった。

-感想-

あー!メルルやん!メルル・ディクソンが出てるやん!

懐かしい顔を偶然でも見ると妙に嬉しくはなるよね。
ま、チョイ役でしょ。
て思ってたら準主役だった!?
しかも『ウォーキング・デッド』でも屑っぷりをアピールしてたけど本作で演じるレイもそれに匹敵する程の屑。
屑な看守姿がまあ良く似合う。
やっぱマイケル・ルーカーは悪党演じてこそ光り輝く俳優さんだよなあ。
『ウォーキング・デッド』での最期は少しばかりの男気を見せて視聴者を良い意味で驚かせたけど、今回のレイは屑のまま全力で突っ走っておりやした。
次にあの独房に入るのはお前だ、て事で囚人を小馬鹿にしていたレイが怨霊に苦しめられて情けない顔しながら泣き叫ぶ事になるのだろうか。
それはそれで観てみたい(笑)。

犯した罪を自分の死でもって償えと、独房213号室に収監された囚人はそこに現れる怨霊の静かなる威圧と念により恐怖を覚え懺悔し、この世から離れていく。
生きては絶対に出られない呪われし213号室。
殺人を屁とも思ってないクソ囚人は全員ここにブチ込めば丸く収まるやん!そんなホラー作品でした。
因みに主人公は悪徳弁護士。
なもんで怨念に支配され精神崩壊寸前まで追い詰められておりましたが、ラストでは女性を庇い自分が撃たれて死ぬ事でその生きている間は決して逃げられない地獄の支配力から解放され、やっと自由だと永遠な安堵の眠りについておりました。

人を殺めておいて平然とした態度で日常を送れるなんてそんな甘い考え、犠牲者は絶対に許してはくれないぞ、そんな悲しみ以上の怒りを監督は本作にぶつけたかったのかもしれない。

評価:★★★
16/10/24DVD鑑賞(旧作)
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レンタル開始日:2015-12-18
メーカー:NBC ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社

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