銀幕大帝α

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アドレナリンEX

2008年06月08日 03時24分59秒 | 洋画アクション
80 Minutes/06年/独/93分/劇場未公開
監督:トーマス・ヤーン
出演:ガブリエル・マン、フランシス・フルトン=スミス、ナタリア・アヴェロン

<ストーリー>
借金取りに襲われ正体不明の猛毒を注射された青年。解毒剤を得るためには、80分以内に借金を返さなければいけない!果たして、彼の運命は・・・。

<感想>
まぁ、面白い映画をパクリにパクリまくった作品とでもいいましょうか。
暴走族集団が銃を撃ちまくるのに、全く車に被弾しないという所で

大方のオチ

が読めちゃうのが頂けない。

劇中は猛毒注入開始から80分をリアルタイムで描いているので、終盤の

5分前カウント

は、かなりドキドキする。
と云ってもそのドキドキ感はワクワク感と言い替えた方が正しいともいえるけどもね。
で、案の定ラストは
『ゲーム』オチだったりして、ニヤニヤしてしまった。
なんとまぁ、捻りのないオチだこと(笑)。

危機に陥って初めて、家族や友達、恋人の大切さを思い知らされると云う過程は『ゲーム』のプロットをそのまま拝借していて、脚本自体が完全パクリ。
『ゲーム』を観てない人は新鮮に思えるオチだが、観た者にとってはあまりのパクリ具合に失笑してしまうか、怒りを覚えるかのどちらかだろう。
はっきり言っておくが、作品自体『ゲーム』程緊張感も無いし、完成度も高くは無いからね。
『アドレナリン』ミーツ『ゲーム』。1度で2度美味しいとまではいかなかったようですな。
97年の傑作『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』が懐かしいトーマス・ヤーン監督の新作が脱力系パクリ・アクションとは・・・。

面白ネタバレ・・・激走する車の揺れは、カメラマンの貧乏ゆすりってのは可笑しかったです。

評価:★★
08/06/07DVD鑑賞
トーマス・ヤーン 映画『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』 映画『アドレナリン』 映画『ゲーム』 脱力オチ DVD新作
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