銀幕大帝α

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ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ

2008年06月15日 22時03分40秒 | 邦画ロマンス
07年/日本/109分/劇場公開
監督:北村拓司
出演:市原隼人、関めぐみ、浅利陽介、三浦春馬、野波麻帆、板尾創路

<ストーリー>
平凡な高校生・陽介は美少女・絵里と共に、毎夜チェーンソーを持った不死身の男と戦うことに・・・。果たして戦いの意味とは?

<感想>
初主演にして映画デヴュー作だった『恋は五・七・五!』で観て一気に好きになった美少女・関めぐみがヒロインです。
スタイル抜群だし、本当に美人だしで、私の大のお気に入り女優さんですね。
そんな彼女が制服フェチには堪らない、女子高生制服姿でパンチラも気にせず、どうみても貧弱な武器(木刀やゴルフクラブ等)を片手に、背丈はゆうに4メートルは越えた(たまに2メートル半くらいになるが)チェーンソーを持った大男(月から舞い降りたり、煙のように現れたりと神出鬼没)と激闘を繰り広げるんです。
只単にチャンバラするのではなく、ワイヤー・アクションを駆使してめぐみちゃんは空を飛んだり、回転したりと、かなり難易度の高いアクションを見せてくれるので、そこは結構盛り上がりますね。
こう書くとなんかアクション映画の様に思われますが(実際、私も観る前は完全なアクションものかと思ってました)、メインはロマンスなんですよ。

何故彼女は大男と戦うことになったのか。
それには過去に彼女の身に起きた悲しみが深く関係しているんです。
孤独に闘い続けていた彼女を、偶然助けた軟弱高校生・陽介の出現により、彼女の心の中で何かが少しづつ変わり始め、そしてまた友の死を経験した陽介の心の中でも変化が起こり始める。

アクション主体ながらも恋に芽生えた男女の淡いラブストーリーも丁寧に切なく描いてかなり胸キュンしました。

悲しみによって生まれた怪物・チェーンソー男。
彼を倒すためにはその悲しみを打ち消すしか他ないんですね。

その瞬間が訪れた時こそが正にネガティブハッピーになる訳なんです。

アクションものとしても楽しめますし、美女と好青年の淡いラブストーリーとしても楽しめる作品でした。
明らかにレザーフェイスよりも強そうなチェーンソー男のキャラが個人的には好きでしたし、後サブキャラも良かったです。
突然キレだす能登くんや、何をやっても長続きしない渡辺くん、酒を飲むと強烈な酒乱になる美人寮長を演じた野波麻帆とかね。

それと、どうでもいいが、図書館で陽介が読んでいた世界の美女戦士という本が気になって仕方がありません。本当に存在していたら是非読んでみたいです!!

オフィシャル・サイト

評価:★★★☆
08/06/15DVD鑑賞
関めぐみ 市原隼人 青春ロマンス・アクション ワイヤー・アクション チェーンソー PG-12 DVD新作
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