THE UNINVITED/09年/米/87分/ホラー/劇場未公開
監督:トーマス・ガード、チャールズ・ガード
出演:エミリー・ブラウニング、アリエル・ケベル、エリザベス・バンクス
<ストーリー>
病気の母親を火事で亡くした姉妹が、父親の新しい恋人に疑念を抱き、過去を暴こうとする。
<感想>
あれ?
これって確かスピルバーグが高額でリメイク権を獲得した事で大きく取り上げられていなかったっけ?
結局、日本ではDVDスルーになってますがな^^;
オリジナルは韓国ホラー映画史上、切なすぎる内容と驚愕のどんでん返しで話題となり大ヒットを飛ばした、‘国民の妹’ムン・グニョン出演作『箪笥<たんす>』。
濃密なストーリー構成であり、更に怪談ホラーでもありながらも最後には悲しみを抱かせ、驚きまでも与えてくれる非常に奥が深かったオリジナルに対し、リメイク大国アメリカが生まれ返したものは、丁寧過ぎる程奥行きが無いストーリー構成のゴースト・ホラー。
結局の所、監督側はオリジナルのオチに感動しただけで、そこだけを強調し過ぎた故に、全体的に付け足しで考えたような物語みたいになってしまい、オリジナルでは重要だったはずの伏線が本作では全く活きておらず、繋がりを保てないまま強引にそのオチに持っていってしまい、かなりトホホな結果になってしまっていました。
リメイクとは知らず観た人には、オリジナルのどんでん返しをそのまま用いたラストには驚くかもしれない。
オリジナルなんかには見向きもしない者たちにとっちゃあ衝撃的結末だから良いかもしれないけれど、それ以外の人も観るという事も頭に入れて作ってもらわないとねぇ。
アメリカだけでひっそりと公開し売られているのなら話は別だけど、こうして日本にも入ってきている訳だし。
となるとやっぱり比較しちゃうでしょ?
粗は目立つし、物語構成穴ぼこだらけだしで、よくまぁこの脚本でGOサインが出たもんだと、本来なら作品内容に悲しみを抱くはずなのに、こんな形でリメイクされた事に哀しくなっちゃいました。
オフィシャル・サイト(英語)
関連作:『箪笥<たんす>』(オリジナル)
評価:★★
10/01/08DVD鑑賞(新作)
ゲスト リメイク 角川映画六本木オフィス
にほんブログ村
レンタル開始日:2010-01-08
監督:トーマス・ガード、チャールズ・ガード
出演:エミリー・ブラウニング、アリエル・ケベル、エリザベス・バンクス
<ストーリー>
病気の母親を火事で亡くした姉妹が、父親の新しい恋人に疑念を抱き、過去を暴こうとする。
<感想>
あれ?
これって確かスピルバーグが高額でリメイク権を獲得した事で大きく取り上げられていなかったっけ?
結局、日本ではDVDスルーになってますがな^^;
オリジナルは韓国ホラー映画史上、切なすぎる内容と驚愕のどんでん返しで話題となり大ヒットを飛ばした、‘国民の妹’ムン・グニョン出演作『箪笥<たんす>』。
濃密なストーリー構成であり、更に怪談ホラーでもありながらも最後には悲しみを抱かせ、驚きまでも与えてくれる非常に奥が深かったオリジナルに対し、リメイク大国アメリカが生まれ返したものは、丁寧過ぎる程奥行きが無いストーリー構成のゴースト・ホラー。
結局の所、監督側はオリジナルのオチに感動しただけで、そこだけを強調し過ぎた故に、全体的に付け足しで考えたような物語みたいになってしまい、オリジナルでは重要だったはずの伏線が本作では全く活きておらず、繋がりを保てないまま強引にそのオチに持っていってしまい、かなりトホホな結果になってしまっていました。
リメイクとは知らず観た人には、オリジナルのどんでん返しをそのまま用いたラストには驚くかもしれない。
オリジナルなんかには見向きもしない者たちにとっちゃあ衝撃的結末だから良いかもしれないけれど、それ以外の人も観るという事も頭に入れて作ってもらわないとねぇ。
アメリカだけでひっそりと公開し売られているのなら話は別だけど、こうして日本にも入ってきている訳だし。
となるとやっぱり比較しちゃうでしょ?
粗は目立つし、物語構成穴ぼこだらけだしで、よくまぁこの脚本でGOサインが出たもんだと、本来なら作品内容に悲しみを抱くはずなのに、こんな形でリメイクされた事に哀しくなっちゃいました。
オフィシャル・サイト(英語)
関連作:『箪笥<たんす>』(オリジナル)
評価:★★
10/01/08DVD鑑賞(新作)
ゲスト リメイク 角川映画六本木オフィス
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レンタル開始日:2010-01-08
海外作品のリメイクばかりですね、この作品も
リメイクされると聞いていたけどいつの間にか
レンタルされてるしいつ公開したのと言う感じでした
アメリカでも話題になっていないし、まあこの内容
では仕方ないかな、ラストのオチは今ではこの系統の
サスペンス映画非常に多いので主人公があれだったら
ほぼ間違いなくあのオチなんですよね
でもオリジナルも同じなので仕方ないです。
エリザベス・バンクスさんのあの役柄が意外でした
他国からは優れたオリジナル作が続々出ていますのにね。
この作品は権利を買った時はかなり話題になっていましたが、何時の間にやらひっそりとリリースされていました。
本国でもスルーだったのかどうかは知りませんが、この内容では仕方がないでしょう。
オリジナルの公開時は、あのオチは他になかったので斬新でしたが、今ではありきたりになっちゃってますからね。
それに加え、内容も酷いからもう、何のためにリメイクしたのか分かりません。
良い映画をダメな映画にした見本のような作品でした。
ただなかなかうまいことまとめられていました
いいとこ取りでリメイクしたらこうなりましたの見本のような作品ですが私はそこまで嫌いではないです
ラストのラストでわかるライト兄弟の謎とかね
ただオリジナルと比較してどちらが怖いのかといえば、継母のヒステリックな部分だとか(今作品ではエリザベス・バンクスさんなので上品です)、オリジナルのほうが上かもしれませんね
米国らしいライトな怖さになってしまっていました。
やはりアジア特有の怖さは欧米では表現出来ないのかもしれません。
怖さを求める者としては、やはりどうしてもオリジナルと比べてしまうので、怖さが乏しい今作には評価を低くしてしまいますね。