銀幕大帝α

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愛MY~タカラモノと話せるようになった女の子の話

2017年09月22日 20時05分37秒 | 邦画アドベンチャー/ファンタジー
2016年
日本
64分
青春/ファンタジー/コメディ
劇場公開(2017/01/28)



監督:
古東風太郎
出演:
門脇佳奈子マイ
上西恵ユウコ
今野鮎莉レイカ
吉田まどかチリコ
宮島実結カエデ



<ストーリー>
他人に本音を語らない高校生・マイは、ある日突然シュシュやぬいぐるみなど、物たちと会話ができるようになる。これをきっかけに、マイと周囲の関係も変化していくが…。

本音を話せば、
何かが変わる!?


-感想-

ん~映画としては酷いね。
まあNMBファンの自分としては元メンバーのかなきちとけいっちが出演しているて事だけで借りたんだけれど、予想通りのお遊戯会延長レベルの内容。
けいっちは以前に民放のドラマに出たりしてそこそこ演技の指導を受けていたせいもあってか普通に観れたけれど、かなきちがなあ。
彼女なりに頑張っているなというのは伺えるけれど、申し訳無いが素人に毛が生えた程度の演技力だった。

突然、モノが喋り出すというファンタジーな設定になっており、それは別にいいのだが、人を映さず、モノだけを映し、声だけをダラダラと流すてな演出には手を抜きすぎだろと思わずにはいられない悪い意味でシュールな世界。
そのモノ達が動くとかなら画にも華やかさが生まれて楽しくはなったかもだが、全く動きもしないモノを見せられアテレコした芸人の声を長々と聞かされてもねぇ、これの何が面白いのかてなるわな。

かなきちが演じたマイという名の女子高生、この子がかなり性格的に痛い。
同級生やモノに怒鳴り散らしておいて、一番の自己中は君やん、て言動全てが不愉快で、彼女と同じ気持ちになれないてのが大きな欠点でもある。
結局は何故か突然反省の色を見せ始め、唯一仲良くしてきたユウコに隠していた本音を全て吐き出し、互いに笑いあって仲を取り戻していく。
要するに一番のタカラモノは「友情」であるという部分に落ち着くのだが、一連の流れの中でマイの喜怒哀楽が激しいのもあってか、展開にもバタバタしたものが出ており、無理矢理なハッピーエンドへの持っていき方には違和感あり。
60分に収めるには話を強引に進めるしかないのかもしれないが、そんな限られた中だからこそもう少し脚本を(観客に強く引き込ませる意味でも)練って欲しかったし、低予算ならではの中途半端なファンタジー演出にも魅力を微塵にも感じられず、結果的にはお粗末な作品になっちゃったあというのが私の印象。

今作の可愛い女子高生図鑑

冒頭でインタビューを受ける自称女子高生の女子。
仕込みバレバレだが、この子は可愛かった。
他にも数人、インタヴューされる女子高生が登場するが、この子等の方が遥かに演技達者だった、かなきちには悪いが。

評価:★★
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