銀幕大帝α

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スナッチャーズ・フィーバー -喰われた町-

2016年06月04日 20時36分54秒 | 洋画ホラー
THERE ARE MONSTERS
2014年
カナダ
95分
ホラー
劇場公開(2016/01/17)



監督:
ジェイ・ダール
製作:
ジェイ・ダール
脚本:
ジェイ・ダール
編集:
ジェイ・ダール
音楽:
ジェイ・ダール
出演:
クリスティン・ランジール
ギィ・ジェルマン
マシュー・エイミオット
ジェイソン・デイリー




<ストーリー>
課題作品を制作するため車で取材旅行に向かう映画学科の大学生4人。撮影は順調に進むが、豚の仮面を被った子どもなど、不気味な兆候に遭遇し…。

-感想-

ほぼ、ほぼPOV方式。
形式的にはモキュメンタリー風。
監督を務めたジェイ・ダールは製作から音楽まで殆ど自分でやってるのね。
ジョン・カーペンター監督みたいな人だな。
多分この監督、サウンドガーデンの『ブラック・ホール・サン』のMVの影響を受けて本作撮ったんとちゃうかな、あくまでも多分ね。
気になる方はユーチューブで調べて該当曲観てください。

オープニングはめっちゃ驚いて寝転がって観てたのに飛び起きてしまったわ。

ドーン!!!!てそんなんいきなりされたら誰でもビクッてなりますって。

後半のおっさんが子供の口の中に手を突っ込んでいるシーンもインパクト強すぎて結構怖かった。

夢に出てきそうな嫌なシーンだよ。

中盤まではそれ程展開に大きな動きはない。
街の人が背中向けて突っ立っている位。
しかし、銀行に入ってそこの職員の婆さんが変な咳をしている辺りから急に画面が慌しくなる。

「秘密を知ってしまったな~」と言わんばかりに街の人達が男女学生をひたすら追い掛け回し始めるの。

一般公開じゃなく未体験ゾーンのみの上映で終わったのは何かしらの(悪い意味での)理由があるからだろうと個人的には思っているのだが、本作にとってのその理由とは兎に角カメラアングルが猛烈に酷い、これ一つに尽きる。
何を映しているんだ!というよりも何処を映しているんだよ!てイラついてしまう場面が本当に多い。
折角面白そうな見せ場に入ったのに、何故か足元ばかりとかあっち方面とか、肝心な被写体を全く映像として捉えていないのにはマジで苛々。
良い所で映像が切れたり、ピー音と共に暗転したり、画面がぼやけていたりもしょっちゅう。

説明不足過ぎる物語も余り好ましくないが、雰囲気はとても上手く出ていただけに、こういう訳の分からないカメラの使い方は出来の良し悪しを考えると勿体無い。
これはワザとなのか、それとも単なる下手なカメラマンなのか、その辺は分かりかねないけれども、もうちょっとどうにかならなかったのかななぁと残念感非常に有り。
見せるべきものをきちんと映してこそにホラーとしての醍醐味や驚きが生まれるだろうに、何でこんな所々素人撮りな映像を含めた完成品にしてしまったのかが疑問。

手持ちで走り回る作品はこれまで沢山観てきたので私は大丈夫でしたが、慣れていない人はかなり画面酔いするだろうから要注意かも。

評価:★★☆
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