銀幕大帝α

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ローズ・イン・タイドランド

2008年10月19日 17時24分59秒 | 洋画アドベンチャー/ファンタジー
TIDELAND/05年/英・加/117分/劇場公開
監督:テリー・ギリアム
出演:ジョデル・フェルランド、ジェフ・ブリッジス、ジェニファー・ティリー、ジャネット・マクティア、ブレンダン・フレッチャー

<ストーリー>
母親が麻薬中毒死し、父親と共に祖母の家で暮らすことになった少女ローズ。孤独な彼女はそこで、妄想の世界に入り込んでいく。
<感想>
基本的にギリアムの映画は難解なものが多く、あまり好きになれない監督の一人なのだが、本作も見事に意味不明な映画でした。
ギリアム風の「不思議の国のアリス」らしいのだが、私に言わせてもらえれば単なる少女ジェライザ=ローズの一人遊びを延々と撮っているだけ。
内容も無いような映画を2時間も見せられると、これはかなりの拷問だ。
それでも何とか最後まで観れたのは主役の少女ジョデル・フェルランドの愛くるしさのおかげ。
将来に期待が持てる正統派美少女で、尚且つ演技も抜群に上手い。
こういう可愛い子が主人公だと幾ら映画がつまらなくても、頑張って観れるってもんです。

それにしても、そのジョデル・フェルランドにギリアムはえらい事を本編でやらせている。

親父が常習しているヘロインの準備をさせたり、奇抜な花嫁衣装を着させ、気持ち悪い化粧させたり。
それ位ならまだ大人しい方で、もっと凄いのが、ほぼ半裸でベッドに寝かせ、脳タリンの男とキスをさせ、チンチンと言わせ、挙句舌レロレロなんて演技までさせちゃっているのだから、ギリアムは一体何を考えているのか。
元々ヘロインに縁の深い(それだけでも危ない)ギリアムだが、遂に変態の域にまで達してしまったのかと嘆かわしくなった。

ギリアム好きには面白い一編かもしれないが、それ以外の人は手を出さない方が無難ではないでしょうか。
親父が来ていた日本語入りハッピが異常に気になった位で、全体的にちんぷんかんぷんな作品ではありました。

オフィシャル・サイト(英語)

評価:
08/10/18DVD鑑賞
テリー・ギリアム ファンタジー・ドラマ ジョデル・フェルランド 不思議の国のアリス バービー人形 ヘロイン中毒死 基地 列車事故 R-15 DVD旧作
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