銀幕大帝α

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ヒットマン:エージェント47

2016年09月10日 15時09分56秒 | 洋画アクション
HITMAN: AGENT 47
2015年
アメリカ/ドイツ/イギリス
97分
アクション/犯罪/サスペンス
R-15
劇場未公開




監督:
アレクサンダー・バック
出演:
ルパート・フレンドエージェント47
ハンナ・ウェアカティア
ザカリー・クイントジョン・スミス
キアラン・ハインズリトヴェンコ



<ストーリー>
DNA操作により作り上げられた最高の暗殺者・エージェント47。彼の新たな任務は48時間以内に邪魔者を消し、カティアという名の女性を見つけること。一方、シンジケート社も彼女を捜し出そうとしていて…。

-感想-

あっれぇ?
ハゲの首にバーコードで暗殺者、そんな映画昔あったような・・・?
自分のブログ内を調べてみたらまんま『ヒットマン』という題名の作品を見付けたんだけど、あれとこれの関係性はある?なし?
主役も別俳優だし、あれから9年も経ったこれだしで、続編ではないよな間違いなく。
同名ゲームをもう一度映画化したという解釈で良いのかしら。

銃の構え方から撃つ姿、そしてほぼほぼ無敵な圧倒的戦いっぷり。
映像が極めてスタイリッシュで冒頭から良い感じ。
ターゲットにされたヒロインを急に現れた男がアドバイス与えながら逃がし、その後をハゲの暗殺者「47」がゆっくりと追う。
ハイテク機器を巧みに操り、ヒロインが今何処に居るのかを的確に判断、遂には彼女の身柄を拘束する。
なんか『ターミネーター』的流れを彷彿させる様な序盤戦。
個人的にはこの謎のヒロインを「47」が捕まえるまでが面白かった。

そこからはヒロインがどういう女なのかとかの説明描写、初め彼女の逃走を手助けした男が実は敵側だったとか、そこから判明する狙われている理由等を挟み、時たま激しいアクションを見せつつ、生き別れていたヒロインの父と再会し終盤へと突入していく。

エレベーター内で子供が使っていた酸素吸入器を誰も気づかぬまま特殊ナイフと素早く取替え入手。
「47」は暗殺者でもありマジシャンでもあったのだ!
冗談はさて置き、その吸入器が肺がんである父の手へと渡り、最後はそれ(「47」により細工済み)を躊躇無く使い、父が娘の目の前できっちりとケジメを付けて全てを終わらせるシーンに一体何人の観客が涙流した事だろうか。
多分居ないだろう。
そこまで親子愛を深く描いていないし。

序盤で見れた展開の濃さから考えると、中盤以降は殺戮の激しさだけを特化させストーリーの進行状況自体は薄っぺらい。
なので、印象に残るのは主に序盤、というか序盤(追跡劇)の作りが上手過ぎて期待はかなり持たされるものの、惜しくも後が序盤同等の演出面の上手さを維持出来ずイマイチ盛り上がりに欠けた、そんな感じ。

特殊な体の為にどうやら奴はまだ息の根を止められていないようだが、果たして続編は作られるのだろうか。
噂によると本国では相当な酷評を浴びたらしく、それを思うと続編製作の道は極めて厳しい。
同じ顔した「47」がもう一人現れて、てな中途半端なラストカットも微妙。

今作の美女図鑑

「47」の上司ダイアナ。
東洋系の女優さんだというのは一目で分かるのだが、何処の国出身なんだろ。
エンドロールをちゃんと見ない私は名前すらも不明。

評価:★★★
16/09/10DVD鑑賞(新作)
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メーカー:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン

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