銀幕大帝α

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バニシング・ポイント

2010年09月28日 02時24分02秒 | 洋画アクション
VANISHING POINT/71年/米/99分/劇場公開
監督:リチャード・C・サラフィアン
出演:バリー・ニューマン、クリーヴォン・リトル、ディーン・ジャガー、ポール・コスロ

<ストーリー>
デンバーからシスコ間を15時間で走る賭けをした陸送屋のコワルスキーが、限られた時間の中、時速200キロで爆走する。
<感想>
2発目はタランティーノが前項作品と同じく愛して止まないカー・アクション映画。

こちらは出てくるのはダッジ・チャレンジャー1台のみで、搭乗者も一人だけ。
共通点は元カー・レーサーという点。

なんでも時速250キロは出るらしく、スピード感は上をいきます。
クラッシュ・シーンも多く派手さでも上。

運転者コワルスキーがたった1人の主人公なので孤独感といったものも感じ取れるが、彼が世間からヒーローとして持て囃された為に、行きつく先の“自由”には半端無い悲壮感、達成感、解放感が満ち溢れていました。

ガソリンスタンドの女、蛇取りのオヤジ、ジャンキー・バイカー、ゲイの強盗2人組。
コワルスキーが各地域で出会う独特なキャラクター達には、長い逃避行の合間に訪れる軽い栄養剤的な要素で味わい深いものがありましたが、全裸でバイクを乗り回すパツ金女に至っては、彼にとっても鑑賞者である私にとっても、疲れた目を休ませる素晴らしい一時でありました。
いや、ホント。
でも何で全裸なんだ?
意味分かんない。
ヤクで頭がイカれているんだろう。
うん、そういう事にしとこ。
何だっていいよ、我々男性諸君に癒しの時間を与えてくれたんだからさ!ニヤッ

私の結論からして、運転に自信があるだけの普通の男が、ラジオDJの一声によりヒーローに仕立て上げられた事で、間違った方向へ導かれてしまった悲劇の映画でしょうね、これは。

評価:★★★☆
10/09/27DVD鑑賞
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