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銀幕大帝α

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映画「俺物語!!」

2016年05月07日 20時46分00秒 | 邦画ロマンス
2015年
日本
105分
青春/ロマンス/コメディ
劇場公開(2015/10/31)




監督:
河合勇人
原作:
河原和音(原作)
アルコ(作画)

主題歌:
槇原敬之『NO.1』
出演:
鈴木亮平剛田猛男
永野芽郁大和凛子
坂口健太郎砂川誠
鈴木砂羽剛田ゆり子
寺脇康文剛田豊



<ストーリー>
高校1年生の剛田猛男は、全く高校生に見えない顔面と巨体を持つ豪傑・硬派な日本男児。ある日、街中で危機に遭っていた女子高生・大和凜子を助けた猛男は、彼女にひと目惚れしてしまう。

好きだ

男の中の“漢(おとこ)”
剛田猛男15歳
そんな男の――本気(ピュア)な恋


-感想-

「好きだーーー!」と叫んでいる姿とお菓子食っているシーンばかりなのな最初は笑。

つまらなさ過ぎてチラチラとタイムコードを見る事は良くあるけれども、終わって欲しくない!ずっと観続けたい!そんな寂しい気持ちからか遂何度もタイムコードを確認しちゃったのはこれまでそんなに無かったかも。

砂も意地悪だわ。
知ってて黙っているんだもんなあ。
お前らの事だ、お前らで解決しろよ、不器用な砂らしい優しさなのかもしれないが。

砂と猛男、2人の前で「付き合っている人はいるんですか?」と大和が聞いちゃった事が“すれ違い”を導いた大きな原因。
女性からはゴリラとかおっさんとしか言われない猛男だから、大和の言葉は当然、モテ男の砂に対して発しられたものだと思い込んじゃう。
そうなるとじっとしてられないのが友達想いが人一倍に強い猛男。
どうにかして砂と大和をくっ付け様と自分は一歩後ろに下がってしまい、その純粋過ぎる心の温かさが逆に猛男だけを一途に想っている大和の恋心を傷つけちゃう方向へと転がっちゃうんだよねぇ。

あーもう、何やってんだよ猛男。
大和が好きなのはお前なんだよ!

自分でも分かっているじゃねぇか、その通りだよ、この鈍感野郎!!
余りにも事が上手く進まないのもあってか、焦れったい気分に襲われ続ける私。
同時に、何時猛男が大和の気持ちに気付くのかというワクワクとした楽しみも生まれちゃう。
これらが良い具合に重なり合ってか、いずれ気付くであろう猛男が大和の好きな相手が誰だか分かるシーンに辿り着いて欲しくなくなってきちゃって、永遠にピュアな心を持ち合わせた者同士の“すれ違い”を観続けたい衝動に駆られたのもあってか、前述したようにタイムコードを後半に差し掛かるにつれて無意識に何度も何度も見てしまった事へと繋がっちゃった、という訳なのです。

ジャンルがコメディなので勿論声に出して笑えるシーンもあるんだけど、個人的にはピュアな猛男と大和とのやり取りが微笑ましく、又互いに気遣う姿勢に感動しちゃって、何でか目がウルウルしている時間の方が多かった。

観ている間も、観終わった後も、本気で恋する性格に嘘の無い男女の温か味と汚れが全く見られない優しさに触れられた事で、ホッコリとした気分にじっくりと浸らせてくれる青春映画というのはこの作品を指すのかもしれない、と強く確信。
面白かった。
文句の付け様のない位に。
無性に続けて2回目も観たくなる素晴らしい内容、キャスティング、演出だった。

猛男、お前は本当にカッコいいよ!

男は顔じゃないの、ハートよ、ハート。

今作の美女図鑑

大和役の永野芽郁チャン。
むっちゃ美人って程じゃないし、どちらかと言えば地味系の顔に近いけど、笑顔が猛烈に可愛いの。
彼女の一喜一憂を繰り返し観ている内にどんどん好きになっている私がおりました。
猛男が一目惚れし、仲良くなるにつれて益々惚れ込んで行くのも納得の恋人にするには理想的な素敵女子。

評価:★★★★★
16/05/07DVD鑑賞(新作)
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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ふじき78)
2016-05-11 00:53:30
あ、コメント入れられるようになってる。
もう、もどかしくて、もどかしくて、はよ分かれよ、我、みたいな、あんな引っ張らんでもええやろ。でも、勿論嫌いじゃないです。
返信する
Unknown (カズ)
2016-05-11 21:09:29
こんばんは
コメント欄また廃止したのかなと・・・寂しい思いしていました
見ていて好感持てる 作品ですよね
主人公二人の対比がいいです
返信する
>ふじき78さんへ (ヒロ之)
2016-05-11 21:23:17
こんばんは!
コメントありがとうございます。
パソコンの調子が凄く悪くて・・・。
自分のブログなのにコメント欄が画面に表示されず、コメント頂いても確認出来ない状態だったので一旦閉じてました。

いやもうほんと、いい加減気づけよ!!て観ているこっちの方がもどかしくなっちゃう映画でしたが、そのもどかしいすれ違いが凄く心地良くてとても内容に堪能する事が出来ました。
返信する
>カズさんへ (ヒロ之)
2016-05-11 21:28:02
こんばんは!
いつもコメントありがとうございます。
今回の一時閉鎖は本当に私の身勝手さからでしたので、大変ご迷惑お掛けしました。
テンプレを変えたらコメント欄を見る事が一応出来るようになったので、使い勝手が悪くなりましたが当分この状態で運営していきます。

ピュアな二人だからこそのすれ違いにも好感が持てちゃう内容でしたよね~。
早く気づけよ、という気持ちと、もうそのまますれ違いをずっと観続けたい気持ちが複雑に絡み合いましたが、ようやっと告白するシーンにはウルッとなりましたよ^^
返信する
鈍さと度胸 ()
2016-05-13 07:29:02
トラバありがとうございます。

猛男の鈍感さは、一見、大和との恋愛を遠ざけるように見えますが、実際には、そうした、優しさを根源としたご愛嬌も、魅力だと思いました。

一昔前は、男は度胸、女は愛嬌といわれ、今では、そのバランスが逆転して、男は愛嬌…、とか言われるようになりましたが、猛男には、そんな前提が備わり、一つの理想的な男を描いているように思いました。
返信する
>隆さんへ (ヒロ之)
2016-05-13 18:02:35
こんばんは!
コメント&TBありがとうございます。

余りにも鈍感過ぎて観ている私がヤキモキしちゃいましたが、彼の優しさにはウルッと涙腺が緩むものがありました。

ほんと、その通りですよね。
彼こそが男としての理想的な姿そのものかもしれませんね。
ヒロインの方も素晴らしい性格でしたし、2人の愛の行方には心が久しぶりにトキメキました。
返信する

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