銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で16周年。4500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

シャークトパス VS プテラクーダ

2015年07月07日 00時15分59秒 | 洋画アクション
SHARKTOPUS VS. PTERACUDA
2014年
アメリカ
88分
パニック/アクション
劇場公開(2015/01/06)




監督:
ケヴィン・オニール
製作:
ロジャー・コーマン
出演:
ロバート・キャラダイン
マリオ・セアラ
ケイティ・サヴォイ
コナン・オブライエン




<ストーリー>
制御を失って暴走を始めた“プテラクーダ”を止めるため、米国防総省は秘密裏に飼育されていた“シャークトパス”に白羽の矢を立てる。

-感想-

普段の私なら間違ってもこんなタイトルからしてC級な作品は借りないよ。
地雷臭バリバリ漂わせちゃってるやん。
じゃあ、何で借りたんだ?て思うわな。
そう思われて当然だ。
理由はね、これ、「未体験ゾーンの映画たち2015」の1本として劇場で上映されたんだよね。
今のところ、これら作品群を制覇しようと考えている身としては、一応この明らかに珍作っぽい1本も手を付けておくか、となった訳。OK?

えぇもう、予想通りですよ。
コーマン閣下が製作者として名を連ねている時点でお察しなさい。

展開は普通以下、パニック描写は少ない、CGは超絶雑!
シャークトパスのはめ込み合成モロ出しには頭を抱えるほどだ(笑)。
けどもプテラクーダの方は割りときちんと作られているんだよ、何故か。
何なのこの差は。

ただね、この両者のモンスター造形は嫌いじゃないの。
むしろ好き。
タコとサメの合体系なんて面白いじゃない。
実際、そのシャークトパスの姿観ると「良いやん!」て、これを生み出した人の肩をポンと叩いてあげたいくらいさ。

なんでも、このシャークトパス単体の作品があるようで、ちょっと観てみたい気分になっちゃったんだけど、いや取り合えず今は止めとこう。
他にもっと観るべき作品があるだろ?
だよな。

しっかし、このシャークトパスの姿を観て、ヒロインはよくまぁ飼育しようとしたな。
気持ち悪いでしょうに、どう見ても。

期待なんて半分もしてなかったし、そもそもそんな期待を持つ事自体がおかしい作品だけどさ、観終えて真っ先に思ったのは、水陸空と動けるプテラクーダをなんでもっとシャークトパスと絡ませなかったのかと。
単体の襲撃よりも、モンスターVSモンスターを見せてこその題材でしょうに。
人間なんて、ちょっとしたオマケでいいんよ、こういうのは。
どうしても人間達も盛り込みたいんだったら、それなりにグチャドロなパニック描写を用意して欲しかったのよね。
全てが中途半端。

それと、唐突に福島原発を話の展開に盛り込むのはやめい。
日本人としてはネタにされることに不謹慎を感じるわ。

とにかくテンションを上げさせてくれないパニック映画はアカンでコーマン閣下!
盛り上げ下手な監督も反省させる意味で毎食はタコの踊り食いの刑や。

評価:★☆
15/07/06DVD鑑賞(新作)
にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へバナーポチお願いします
にほんブログ村
レンタル開始日:2015-07-03
メーカー:インターフィルム

オフィシャル・サイト(日本語)

切り株画像はこちら

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 切り株画像(映画『シャーク... | トップ | ジュラシック・アイランド »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
御無沙汰しております (sohei)
2015-09-24 18:58:59
銀幕さんのレビューを楽しみに、
そして参考にさせて頂いております。
前作「シャークトパス」が、
個人的に滅茶苦茶ツボッたので、
これもレンタルしてみました。

赤ちゃんサイズのサメタコが、
水槽で飼いたいレベルの可愛さ!
他の「VS」作品と比較しても、
わりと「VS」してたことの意外性!

尤も、原発ネタは余りにも、
不謹慎極まりないですけれどもね。
折角「イケメンは死なない」等、
そこらの映画じゃ決して聞けない、
名言に酔いしれていたのに。

既にアメリカで制作された三作目、
「シャークトパスVSホエールウルフ」
に期待大です。

コメントが長くなってしまって、
失礼しました、ありがとうございます。
返信する
>soheiさんへ (ヒロ之)
2015-09-25 11:27:20
こんにちは!
こちらにもありがとうございます。
『シャークトパス』ってやっぱり面白いみたいですね。
予告編だけ観た事があるのですが、興味は持っておりました。

サメタコの赤ちゃん時は可愛らしいのですが、大きくなったら何処からどうみても恐ろしい化け物で、よくそれを育てようと思ったなと、私ならビビッて近寄りたくもないですけど(笑)。

原発ネタは日本人としては良い気分にはならないです。
向こうの人は軽く捉えているのかもしれませんが、もう少し配慮して欲しいです。

3作目も制作されたのですか。
中々興味そそられるタイトルですね。
機会があれば、私も観てみようと思います。
返信する
Unknown (ふじき78)
2015-12-01 23:28:27
プテラクーダは塩焼きにするといけそうな気がする。
返信する
>ふじき78さんへ (ヒロ之)
2015-12-02 15:16:47
こんにちは。
もうこうなったらシャークトパスとプテラクーダを御飯と一緒に炒めてチャーハンにしちゃいましょう。
返信する

洋画アクション」カテゴリの最新記事