銀幕大帝α

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15時17分、パリ行き

2018年07月08日 14時17分57秒 | 洋画ドラマ
THE 15:17 TO PARIS
2018年
アメリカ
94分
ドラマ
劇場公開(2018/03/01)



監督:
クリント・イーストウッド
『ハドソン川の奇跡』
製作:
クリント・イーストウッド
出演:
アンソニー・サドラー本人
アレク・スカラトス本人
スペンサー・ストーン本人
ジェナ・フィッシャーアレクの母
ジュディ・グリアスペンサーの母
トーマス・レノン校長
ポール=ミケル・ウィリアムズ少年時代のアンソニー
ブライス・ガイザー少年時代のアレク
ウィリアム・ジェニングズ少年時代のスペンサー



<ストーリー>
アムステルダム発、パリ行きの高速列車の中で、突如イスラム過激派の男が発砲。偶然乗り合わせた幼馴染みの若者3人が犯人に立ち向かう。

その時、
3人の若者が
乗ったのは
運命の列車だった。


―感想―

ラスト30分だけでええやろ、て思うやん?
けどね、テロリストが一瞬で3人に拘束されちゃうんだよね、それだけの話を嘘で固めて膨らませる訳にもいかんでしょ、真実の物語として製作されたのだから。
そんな事もあって、開始から60分間は3人がどういった人生を送ってきたのかを、幼少時から細かく描いている。
落ちこぼれ3人組と言われたあの頃、しかし今や立派な英雄。
人の生き様てどう転ぶか分からない、正に神のみぞ知るてやつですよね。
これ、テロリストに殺されず多少の負傷を受けながらも暴挙を阻止し、日頃訓練で備わった知識で一人の乗客の命も救った事が評価されて国から称えられている。
(銃口向けられても飛び掛かれたのは、安全装置が外されていないというのが見抜けてたからだろうね、こういう所にも知識が役立つんだよなあ(他所の感想記事を読んだら「弾切れ」という意見が。それだと死ぬ気で飛び掛かったて事なのか!?流石に弾切れは見破れんだろうし・・・。)
だが仮に殺されていたら、同じ様な扱いを受けてたのだろうか。
最近、日本でも新幹線内で刃物を振り回した男に対して果敢に挑んだ男性乗客が悲惨にも殺害されてしまうという事件があった。
この勇敢な男性乗客、国から表彰されましたか?
立ち向かう勇気は必要かもしれないけれど、死んでしまったら意味が無いんです。
一時的にはマスコミなどで持ち上げられるが、時が経てば世間からの注目はほぼ皆無となってしまう。
悲しいよね。
こういった亡くなった「英雄」にも何かしら国はアクションを取るべきだと思う。
どの国よりも安全と言われている日本で起こってしまった凶悪事件に一般市民が身を挺して女性を守り、犯人の動きを止めたのだから、私はもっと敬意を払って国が先頭に立ち彼を称賛する位の事を(形式はどうであれ)やるべきなのでは、と思うんですよね。

一人の犠牲で多くの命が救われた

遺族に感謝の意を伝える意味でも、国が何かしらの姿勢を示す事が大事なような気がする。
「殺される位なら逃げる方がいい」「死んだら勇気もへったくれもない」そんなマイナス思考な意見はいらんのよ。
自分が出来ない事をやってのけたという素晴らしき行動に皆が好意的な反応を持つ、そんな国に日本もなって欲しい。
SNSで好き勝手に叩くだけが能じゃないんだよ、そこの日本人。

本作に関わった美女ベスト3

一位は列車内の販売員。

二位は旅の途中で出会う女性旅行客。

三位は製作スタッフ。

あくまでも個人的な好み順位ですので、違うだろと思った方は好き勝手に入れ替えて下さいな。

評価:★★★☆
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