★木曜薬膳
ごぼうと牛肉の甘辛煮
煮たまご
海鮮シュウマイ
かれい唐揚げ
大根葉のおかか和え
ブロッコリーとミニトマトのごまサラ
ダ
しめじのおろし蒸し
ひじきご飯
漬物
斉藤陽道という聾者の若手写真家の存在を知った。
まっすぐな曇りのないその瞳で捉えた被写体は、どれも輝き生命の喜びに満ち溢れて見える。
母は彼を地元の普通学級で成長させたかった。
聴力を補聴器で補い、コミュニケーションをとっていた。
しかし、それには多大なエネルギーを消耗し、ウィットを感じたり、何気ない会話を楽しむ世界とは無縁だった。
孤独さから下を向きながら歩く日々。
それが、
聾学校へ入学し、手話を通じて解放された。
仲間の中で、はじめて会話を楽しめたのだ。
親の思いは本人にとって、【重い】ものだった。
痛いなあ。親の気持ちも陽道さんの気持ちもわかるだけに。
大人になった彼は、言葉以外の声が見つけたくて、写真家になる。
世界は感動に満ちている。
もっと心を自由に。と。
マイノリティと言われる人たちの姿を、その叫びを、写真の世界でありのままに表現する。
現在、渋谷で作品展を開催中。
今月末、東京に行くので、ぜひ陽道ワールドに触れてこよう。