歯周病には、歯肉炎、歯周炎があり、共にプラーク中の細菌によって起こります。
歯周病→歯が抜ける→怖い病気、こういうイメージのコマーシャルやテレビ番組をよく見かけますが、歯周病は盲腸や肺炎のように急に悪化する病気ではありません。
歯周病は相手をよく知ることによって予防できる病気です。
歯科 ポータブルユニット
歯肉炎が悪化すると歯周炎に
歯肉炎を治療しないでそのままにしておくと、炎症が徐々に深くまで進んで歯を支えている歯槽骨が溶けてきます。この状態が歯周炎です.昔は歯肉から膿がでることから、歯槽膿漏と呼んでいました。写真10はかなり進行して、歯がグラグラになってしまった状態です。
歯周炎の特徴【その1】
静かに進行する
厚生省(現・厚生労働省)の「平成11年歯科疾患実態調査」の結果から、40歳以上の80%以上の人が歯周病にかかっており、4mm以上の歯周ポケットがある歯周炎の人が40%を越えていることがわかっています。むし歯だったら痛みがあるので治療に行きますね。それなのにどうして歯周病にかかっている人が歯科医院で治療を受けないのでしょう?
それは、歯周炎は静かに進行するので、かなり悪化して歯肉が腫れたり、あるいは歯がグラグラするまで自覚症状がほとんどないからです。しかし、若い頃から歯科医院で健診を受けていれば、ひどくなる前にわかるので決して怖い病気ではありません。
ユニファスト
歯周炎の特徴【その2】
ひどくなるのは一部の人
外国で歯磨きの習慣も歯の治療も受けたことがない500人の人を15年間にわたって歯周病の進行を調べた研究によると、歯周病の進行に個人差があることがわかりました。その結果、8%の人は急速に進行して多くの歯が抜けてしまいましたが、逆に11%の人は多量の歯石が見られたにもかかわらず歯周炎にはならなかったそうです。このように、日本でも10人に1人くらい歯周炎の進行が速い人がおられます。でも、やはり若いうちから健診を受けてきちんと治療を受ければ進行を止めることができます。
歯周病→歯が抜ける→怖い病気、こういうイメージのコマーシャルやテレビ番組をよく見かけますが、歯周病は盲腸や肺炎のように急に悪化する病気ではありません。
歯周病は相手をよく知ることによって予防できる病気です。
歯科 ポータブルユニット
歯肉炎が悪化すると歯周炎に
歯肉炎を治療しないでそのままにしておくと、炎症が徐々に深くまで進んで歯を支えている歯槽骨が溶けてきます。この状態が歯周炎です.昔は歯肉から膿がでることから、歯槽膿漏と呼んでいました。写真10はかなり進行して、歯がグラグラになってしまった状態です。
歯周炎の特徴【その1】
静かに進行する
厚生省(現・厚生労働省)の「平成11年歯科疾患実態調査」の結果から、40歳以上の80%以上の人が歯周病にかかっており、4mm以上の歯周ポケットがある歯周炎の人が40%を越えていることがわかっています。むし歯だったら痛みがあるので治療に行きますね。それなのにどうして歯周病にかかっている人が歯科医院で治療を受けないのでしょう?
それは、歯周炎は静かに進行するので、かなり悪化して歯肉が腫れたり、あるいは歯がグラグラするまで自覚症状がほとんどないからです。しかし、若い頃から歯科医院で健診を受けていれば、ひどくなる前にわかるので決して怖い病気ではありません。
ユニファスト
歯周炎の特徴【その2】
ひどくなるのは一部の人
外国で歯磨きの習慣も歯の治療も受けたことがない500人の人を15年間にわたって歯周病の進行を調べた研究によると、歯周病の進行に個人差があることがわかりました。その結果、8%の人は急速に進行して多くの歯が抜けてしまいましたが、逆に11%の人は多量の歯石が見られたにもかかわらず歯周炎にはならなかったそうです。このように、日本でも10人に1人くらい歯周炎の進行が速い人がおられます。でも、やはり若いうちから健診を受けてきちんと治療を受ければ進行を止めることができます。