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歯のクリーニングが完了すると、歯の表面に仕上げのフッ素を塗っていきます

2020-01-20 12:03:20 | 日記
歯医者で行うPMTCという歯のクリーニングをご存じでしょうか?
 PMTCとは『Professional Mechanical Tooth Cleaning』の略で、歯医者で行う専門的な歯のクリーニングの事を指します。歯の審美性を高めるホワイトニングと異なり、PMTCは将来的な虫歯や歯周病といった、お口のトラブルを未然に防ぐ、予防歯科に分類されています。

PMTCの特徴
PMTCは、皆さんが普段行っている歯磨きでは落としきれない歯の汚れや歯石、プラークといった虫歯や歯周病の原因になる汚れを、歯科医師や歯科衛生士が専用の機械を用いて落とします。歯のクリーニングだけでなく、歯の表面がツルツルになって気持ち良く、清掃性が高い口腔内に改善できます。毎日の歯磨きに加えて、PMTCを行うことで、虫歯や歯周病の予防、将来のお口のトラブルを防ぐ事ができます。またPMTCは、口臭の予防にも効果があります。清掃性が高まり、食べ残しが付着しにくい口腔内に改善されますので、口腔内の衛生面にも良い影響を与えます。
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PMTCの手順
歯のチェックと歯石、プラークの除去
では実際、どのような手順でPMTCが進むかというと、まずは歯の状態を歯科医師、歯科衛生士がチェックし歯石・プラークの除去を行います。
超音波を使用し、歯の表面や歯肉の境目に付着している、普段のブラッシングでは落としきれない歯の汚れを徹底除去します。
 
歯のクリーニング
歯石やプラークの除去が終われば、PMTCのメインである歯のクリーニングです。
PCMTは、専用の機械を使った歯のクリーニングになります。PMTCは歯を守り強くする予防歯科の概念で行われるので、フッ素を配合した研磨ペーストやジェルを歯の隙間に注入し、回転式のブラシやゴム製のチップなどを使ったクリーニングを歯科衛生士が行います。クリーニングなので、歯や歯茎を傷つける心配はなく、痛みもないので、虫歯などの治療よりリラックスして受けることができます。
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フッ素コーティング
歯のクリーニングが完了すると、歯の表面に仕上げのフッ素を塗っていきます。
フッ素は歯を汚れから守る、ジェル状の液体で表面に塗った後は、歯に浸透させます。
フッ素コーティングをした事により、歯の着色や汚れに強くなり、虫歯や歯周病の予防に繋がります。

どうして白くなるの?ホワイトニングのメカニズム

2020-01-20 11:46:29 | 日記
削らずに歯を白く美しく
笑った時に歯が黄ばんでいたら、気になってしまいますよね?遺伝的に黄色いから、加齢とともに黄色くなってしまったからとお悩みの方は多いと思います。しかしながらこれらの黄ばみはホワイトニングを行うことで白く、綺麗にすることができます。ホワイトニングは歯を削ることなく白くキレイにしていく施術です。歯に薬剤を塗布し、機械で光を当てながら白くしていくオフィスホワイトニングと、ご自宅でマウスピースとジェルを用いて行うホームホワイトニングの2種類があります。
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クリーニングは歯の表面の汚れを落としていく方法ですが、ホワイトニングは薬剤で歯の色素を分解し、歯の色そのものを白くしていく方法になります。汚れが付着しているとホワイトニングの効果がきちんと出ないので、ホワイトニング前にクリーニングを行うことをお勧めしています。

どうして白くなるの?ホワイトニングのメカニズム
歯はエナメル質と象牙質と呼ばれる2つの層からできています。象牙質の色が濃くなってしまうと、黄ばんで見えるようになっていまします。 ホワイトニングではこの象牙質の色素を化学反応で分解させ、白くしていきます。内部から白くしていくので、クリーニングのみに比べてぐっと白くすることが可能となります。

オフィスホワイトニング
歯科医院で行うホワイトニングのことで、高濃度の薬剤を歯面に塗りライトを当てて歯をホワイトニングしていく方法です。1日で歯を白くしたい方、イベントを直前に控えている方、とにかく早く歯を白くしたいという方にオススメですが、強力な薬剤を使用するため痛みが出る可能性も強いです。オフィスホワイトニングをおこなった後も、徐々に元の色に戻ってしまうため、ホームホワイトニングを併用することで白さを持続させることが可能です。
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ホームホワイトニング
自宅でご自身のペースで行うことができるホワイトニングのことで、歯科医院でお口の中の型取りをし、ご自身のお口にあったマウスピースを制作します。ご自宅でマウスピース内に薬剤を塗り、それを就寝中などにはめてホワイトニングしていく方法です。オフィスホワイトニングとは違い、1回で白くなることはなく、2週間ほどかけて徐々に白くなっていきます。ですので、時間はオフィスホワイトニングに比べてかかりますが、キレイに自分の思う白さにすることが可能です。

歯を支える周囲の組織を総称して歯周組織と言います。

2020-01-20 11:24:11 | 日記
歯周組織は歯肉、歯根膜、セメント質、歯槽骨の4つの組織から成ります。歯周病は、歯周組織において発生する炎症の総称です。以前は、歯槽膿漏という言葉の方が一般的だったかもしれませんが、現在はあまり使われていません。また、細分化して、歯肉だけに炎症が起これば、歯肉炎と言い、他の歯周組織にまで炎症が拡大すれば、歯周炎と言います。
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さらに歯肉炎を細分化してプラーク性歯肉炎、 非プラーク性歯肉病変、歯肉増殖症等に分類できます。歯周炎の方も、慢性歯周炎、侵襲性歯周炎、壊死性潰瘍性歯周炎等に細分化されます。それらを総称しての歯周病の、主な症状として、最初は細菌に感染し、歯肉が腫れて出血、しかし一過性で治まるというパターンを何度も繰り返します。どんどん悪化しているという自覚があれば別ですが、腫れたり引いたりを繰り返すうちに、それが日常化してしまい、軽症だと思い込んでしまうことがネックになります。

知らないうちに炎症は歯の奥の歯槽骨や歯根膜へと拡大していて、歯周組織を破壊します。炎症の進行度合いは、歯と歯茎の境目の溝である歯周ポケットの深さで診断します。
健康な歯茎だと深さは1~2ミリ、中程度の炎症で3~5ミリ、重度に進行した場合は6ミリ以上になります。人の歯の根は長くて10数ミリなので、6ミリだと既に歯がぐらつくレヴェルです。

歯周ポケットが深くなるほどに、溝に溜まったプラーク(歯垢や歯石)は自力で除去できなくなります。プラークは細菌の巣窟ですから、どんどん深部を浸食し、腫れや痛みに悩まされ、歯がぐらつき、噛む力が弱まり、やがて抜歯を回避できなくなります。日本の成人の80%が歯周病を患っていると言われています。
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歯周病予防法(PMTC)とは
PMTCは、プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニングと言い、専門家による機械的な歯の清掃を意味します。家の中で毎日掃除機をかけていても、落とし切れていない汚れがありますよね。それを、専門家にお掃除をしてもらうイメージです。歯石除去をした歯の表面は、凸凹になっています。そのため、細菌が付着しやすい状態になります。PMTCでは、凸凹した表面をツルツルな状態に磨き上げます。さらに歯の表面にフッ素塗布やミネラルのコーティングを行い、自然と虫歯になりにくい歯の強化を行ないます。

タバコのヤニやコーヒー、お茶などの着色で歯が汚れていませんか

2020-01-20 11:02:00 | 日記
歯石とは、歯垢が集まって石のように固くなったもので、歯にガッチリとくっついているため通常の歯ブラシでは取りきれず、虫歯や歯周病の原因になります。それを防ぐためには、歯科医院での定期的なクリーニングが欠かせません。

PMTC
自由診療では、PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)という施術を受けることができます。これは、歯科医師や歯科衛生士による機械を使った歯のクリーニングのことです。
毎日丁寧に歯磨きをしていても、なかなか落ちない汚れや歯垢があり、どんどん蓄積していきます。そこで専門の機械を使って除去してもらうのがPMTCなのです。
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PMTCのメリット
*歯が美しくなる
タバコのヤニやコーヒー、お茶などの着色で歯が汚れていませんか。PMTCを行うことによって、光沢のある美しい歯を取り戻すことができます。
*きれいな歯を保つ、口臭を防ぐ
歯磨きをしても汚れが残って、口臭がすることはありませんか。きれいな歯を保って、口臭を予防しましょう。

*歯質が強くなり、むし歯の予防
ご家庭での歯磨きだけでは除去できない歯垢を破壊し、フッ化物入りペーストを塗ることで、歯の再石灰化を促進します。
歯質を強化することができ、新たなむし歯の発生や進行を予防することができます。
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*歯周病の予防
ご自身では磨ききれない部分の歯垢を完全に除去することで、歯肉の状態を健康にすることができ、歯周病の発症や進行をすることができます。

エアーフロー
エアーフローは、細かなパウダー状にした炭酸水素ナトリウム(重層)やグリシン(アミノ酸の一種)を、強力なジェット水流で歯に吹きつけて汚れを落とす器具のことを指します。歯の表面に付着した細菌のかたまりである「バイオフィルム」や、「茶渋」「タバコのヤニ」といった着色などを、水圧とパウダーの力ですみずみまで落とすことが出来ます。

歯ブラシの毛先を磨くポイントにしっかりとあてます。

2020-01-16 15:49:43 | 日記
生涯にわたって健康な歯を維持していくためには、「プロフェッショナルケア」と「ホームケア」の両立が重要です。プロフェッショナルケアとは歯科医院で行う予防処置のことであり、当院ではPMTC(プロによるお口のクリーニング)を中心に、歯磨きだけでは取り除くことのできない歯石やバイオフィルムを取り除き、清潔な口内環境を作ります。
一方、ホームケアはご自宅で毎日行う歯磨きや食生活のことであり、正しいブラッシング法や適切な食生活によって良好な口内環境を維持します。
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【ホームケア:正しいブラッシング法について】
虫歯・歯周病予防で大切なことはプラークコントロールです。プラーク(歯垢)とは細菌の塊のことで、それをコントロールする鍵となるのがブラッシングです。ブラッシングは、長く続けることが大切です。すぐに効果が出るわけではありませんが、 長い目でコツコツと行うことで、必ず歯を長持ちさせることになります。医院にて歯磨きのアドバイスを受け、正しいブラッシングを身に付けてください。
1.  歯ブラシの毛先を磨くポイントにしっかりとあてます。
2.  力を入れすぎず、軽く磨きましょう。
3.  歯ブラシは細かく動かします。
4.  1ヶ所あたり10回~20回程度、磨いてください。
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【オフィスケア:PMTCについて】
PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)とは、専用の機械とペーストを使用して歯のプロが行うお口のクリーニングです。普段の歯磨きでは届きにくい歯の裏側や奥歯、また歯と歯の隙間などを丁寧に清掃し、虫歯や歯周病を未然に防ぎます。
また、当院ではご希望の方へエアフローと呼ばれる機器を使用し、歯の表面に小さなアミノ酸の粒子を吹き付け綺麗に磨き上げていくことで、タバコのヤニや紅茶・コーヒーなどの着色汚れを落としていきます。

虫歯や歯周病は細菌感染によって起こります。 歯の表面や歯周ポケット内部のプラークが成熟して形成される細菌が作った膜・バイオフィルムが主な原因です。バイオフィルムは細菌がフィルム状のバリヤーに覆われているため、生体の防御メカニズムで細菌が排除されないだけでなく、 抗生剤や殺菌剤などの化学療法も効果的ではありません。PMTCは、このバイオフィルムを除去し、虫歯や歯周病を予防する効果的な方法です。このように、PMTCは歯の着色汚れ(黄ばみ)や口臭を予防・改善できるメリットもあり、患者様からご好評をいただく当院の診療メニューの1つでもあります。