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歯周病によって顎の骨や歯ぐきが失われていくと、歯は徐々にグラグラと動揺するようになります

2018-01-31 14:54:23 | 日記
歯周病とは、歯についたプラーク(歯垢)に棲みつく歯周病菌によって、歯を支えている顎の骨や歯ぐきが溶かされていく病気です。歯ぐきの腫れや出血から始まりますが、初期には自覚症状が少なく、「気づいたときにはかなり進行していた……」というケースも少なくありません。歯周病を放置すると支えを失った歯が抜け落ちてしまううえに、近年ではさまざまな全身疾患を招く原因として問題視されています。糖尿病や肺炎、心臓疾患、早産・低体重児出産など、全身の健康と大切な歯のためにも、きちんと歯周病治療を受けましょう。

歯周ポケットの検査
歯周病が悪化するにつれ、歯と歯ぐきの隙間(歯周ポケット)が深くなります。プローブという1mm単位の目盛のついた細い針状の器具で深さを測り、歯周病の進行度を調べます。
歯科治療器具
歯の動揺度検査
歯周病によって顎の骨や歯ぐきが失われていくと、歯は徐々にグラグラと動揺するようになります。同様度検査ではピンセットで歯をつまんで動かし、どれだけ揺れるか調べます。

レントゲン検査
歯を支える顎の骨の状態を、歯科用レントゲンで撮影した写真で確認します。歯周病が進行しているほど、骨の影が薄く写ります。また、歯科用レントゲンで受ける放射線の量は非常に少なく、一度の被ばく量を抑えられます。

歯茎から血が出たら要注意
歯周病は痛みもなくじわじわと進行していきます。
初期症状として、歯茎の腫れや歯磨きをした際に出血などが現れますが、ほとんど気づくことがありません。このまま放置していると、歯茎に炎症が起こる歯肉炎に進行します。歯肉炎は歯周病の中でもまだ軽症の状態ですので、早く治療することで回復に望みがあるのですが、症状があっても治療せずにさらに放置していると、歯と歯茎の間に歯周ポケットという深い溝が形成され、歯茎が下がって歯垢・歯石がたまり歯周組織が破壊され歯がグラグラ動き始めます。
超音波スケーラー
痛みは激しく、出血しやすくなり、膿も出てきて口臭などの症状が顕著になってきます。
このように歯を支える歯槽骨がやせてしまい、歯を支えるのが困難になった状態を歯周炎といいます。最終的には歯が抜けてしまうこともありますから、歯を維持するには歯科医院での本格的な治療が必要です。

歯周病を予防するためには以下のことに心がけましょう。

2018-01-31 13:43:03 | 日記
歯周病は歯と歯ぐきの境目に歯垢(しこう)がたまり、そのなかの細菌の刺激によって引き起こされる「歯ぐきと骨の病気」です。痛みや不快感といった自覚症状がないまま進行することから、気がついたときにはかなり症状が進行している可能性も。また近年では、歯周病がお口だけでなく、全身の健康にも深く関係していることが明らかになってきました。いつまでも健やかなお口を保つためにも毎日のブラッシングでしっかりと歯垢を取り除くことが大切です。(歯垢をプラークとも呼びます)
歯科材料
歯周病を予防するためには以下のことに心がけましょう。
プラークコントロールをする
正しく歯をみがく
よく噛んで食べる
生活習慣を改善する
かかりつけ医をもち、定期的にお口のケアをする
歯は、食べ物を咀しゃくし、栄養の吸収を促す働きのほか、食事を味わいおいしく食べることや、会話楽しむことなど日常生活をいきいきと送るための大切な働きを数多くしています。また、よく噛むことで満腹感が得られ、肥満を防ぎ、生活習慣病の予防にも役立ちます。歯の健康を維持することは、生活の質を向上し、豊かな生活を送る上で非常に重要です。
ハンドピース
プラークコントロール
歯垢(プラーク)は食事をするたびに歯に付着しますので、毎食後の歯みがきで除去するとよいでしょう。歯の形に合わせ、歯ブラシ・歯間ブラシ・デンタルフロスなどを使用し丁寧に、確実に歯垢を除去することが大切です。

正しく歯をみがく
単に強くみがいたり、長くみがいたただけでは歯垢は落ちません。逆に歯や歯肉を傷つけてしまうこともあるので注意が必要です。
口の中、歯並びは一人ひとり違います。一度、歯医者で自分にあった歯みがきの仕方を指導してもらうことをお勧めします。

生活習慣の改善
歯周病の原因菌である歯垢は糖分をエサに増殖していきます。糖分の多い食事を続けていると歯周病へのリスクが高くなります。高カロリー、高脂肪、塩分・糖分が多く含まれている食事は避け、過度の飲酒、食べすぎ、偏食も控え、バランスのとれた食生活を心がけることが大切です。また、抵抗力が落ちると歯周病になるリスクが高まりますので、十分な睡眠をとることも大切です。たばこの煙は歯周病になるリスクを高めます。さらには、歯周病を悪化させるともいわれています。たばこを吸っている方は禁煙をお勧めします。

出血や口臭がひどくなり、歯石もかなり目立つ状態です。

2018-01-30 14:31:45 | 日記
ブラッシングなど、お手入れの状態が悪いと、歯垢(プラーク)がたまり、歯垢の中にいる細菌(歯周病菌)が、歯槽骨を攻撃していきます。30歳以上の方の80%以上の方が歯周病と言われていますが、初期の歯周病には自覚症状がほとんどないため、気が付いた時には歯周病が進行していることも少なくありません。歯周病が進行してしまうと、歯を抜く以外に治療法がありませんので、日頃のお手入れと、定期的な健診が大切になります。

軽度歯周病
〈症状〉
歯と歯肉の間の歯周ポケットにプラーク(歯垢)や歯石がたまり、細菌が繁殖している状態です。初期の歯周病は症状が見えにくいですが、歯肉に軽い炎症が起き、歯肉の腫れや出血が見られます。
〈治療〉
軽度歯周病の場合、歯科衛生士によるブラッシング指導、数回のクリーニングなどを行なうことにより、回復することが可能です。
歯科用品
中等度歯周病
〈症状〉
出血や口臭がひどくなり、歯石もかなり目立つ状態です。歯周菌により骨が後退しはじめ、歯周ポケットも深くなり、歯がぐらつききます。
〈治療〉
中等度歯周病の場合、歯の表面や歯周ポケットの歯石を取れる治療が必要です。歯石を除去し、歯肉の状態が改善された後に再検査を行ないます。歯周ポケットの奥にまで歯石がついている場合には、外科手術により除去するケースもあります。その後、歯周病の主原因であるバクテリアの除去し、口内環境を整備して終了です。
光照射器
重度歯周病
〈症状〉
化膿によって、歯肉が真っ赤に腫れてしまい、骨もかなり破壊されて後退した状態です。歯のぐらつきもかなり大きくなっています。
〈治療〉
重度の場合、歯周外科にて治療することになります。治療が手遅れな場合には、抜歯となるケースもありますので、早期発見・早期治療を心がけてください。

予防歯科とは、ムシ歯などになってからの治療ではなく、なる前の予防を大切にすることです

2018-01-29 15:04:23 | 日記
歯とお口の健康を積極的に守るため、歯科医院などでの「プロケア(プロフェッショナルケア)」と、歯科医や歯科衛生士の指導に基づいた毎日の「セルフケア」の両方で、「予防歯科」を実践しましょう。そのためにも、歯科医院での定期的な健診が大切です

PMTC
もとの歯の色以上には色を白くすることは困難ですが、日常の歯みがきでは除去できない汚れをとることで、虫歯・歯周病の予防につながります。
爽快感が得られ、かつ虫歯や歯周病を予防できるPMTCを一度体験してみませんか。
歯科材料
1.歯石・歯垢(プラーク)の除去
歯の表面や歯肉の境目に付いている歯石や歯垢を除去し、綺麗に洗い流します。
2.研磨
1.で取りきれなかったさらに細かい歯石や歯垢を、専用の研磨剤と清掃器具を用いて磨き落とします。

3.仕上げ研磨
再度汚れを付きにくくする予防として、滑らかな研磨剤及び軟らかい清掃器具を用いて表面をツルツルの状態に磨き上げます。

4.フッ素塗布
汚れがない状態の歯面にフッ素塗布を行うことで、より多くのフッ素が取り込まれるので予防効果が期待できます。

5.完了
1.〜5.の行程はおよそ30〜40分程で終了致します。PMTCを行われた後はお口の中がさわやかに感じられます。
ハンドピース
ブラッシング指導
ブラッシングはセルフケアの基本です。まず磨き残しのチェックを行い、普段のブラッシングで磨き残しをしてしまいがちな箇所を指摘します。その後、ご自身で歯や歯肉の状態を確認しながら、歯1本1本に対する正しいブラッシング法を身に付けていただきます。

フッ素塗布
歯質を強化するフッ素を塗布することで、虫歯に強い歯にします。また、歯の再石灰化を促すため、初期の虫歯なら改善できます。

PMTC 歯科医院でしかできない、専門的な歯のクリーニングです

2018-01-29 15:04:23 | 日記
予防の重要さがなかなか理解されなかった日本と比べ、歯科先進国である欧米では、かねてから予防が当たり前のことと認識されてきました。歯科医院で定期的に専門的なメインテナンスを受ける習慣が根づいていることから、年齢を重ねても多くの方が自分の歯をたくさん残せています。

セルフケア+プロフェッショナルケア
セルフケアでは行き届かない部分をクリーニング
ほとんどの方は毎日歯を磨いています。それにも関わらず、日本人の96%が虫歯にかかり、80%以上が歯周病にかかってしまいます。自宅でのセルフケアは大切ですが、それだけでは口内の状態を十分キレイに保つことはできません。
歯科材料
セルフケアでは行き届かない部分のクリーニングやブラッシング指導などプロフェッショナルケアを定期的に受けることで、虫歯と歯周病のリスクは大幅に減らせることがわかっています。

治療後のメインテナンス
しっかりとした治療をおこなったとしても、治療前の生活習慣や歯磨きの状態に戻ってしまえば、症状がもっと深刻になることも考えられます。治療後の状態を長期にわたって維持するには、定期的なメンテナンスは欠かせません。
ハンドピース
一度病気で傷ついた歯や口の組織は、修復のための治療はできても、完全にもとの健康な状態にもどすことはなかなか難しいのが現状です。当医院では、悪くなった歯や口の組織を治療することだけが目的ではありません。皆様にできるだけ長くご自身の歯で過ごせるよう、また健康的生活を送っていただけるよう、お口の健康管理やメンテナンスの相談にあずかることも大切な仕事だと考えています。

PMTC 歯科医院でしかできない、専門的な歯のクリーニングです。おもに歯科衛生士が施術します。歯と歯、歯と歯ぐきの間の汚れをすみずみまで取り除き、虫歯・歯周病を予防します。