G's Loft

がるるのロフト復活暫定版!
3DCGと趣味の車とかバイクの事とか色々

さいはてツアー 2日目 PM

2016-06-28 23:56:27 | 旅行記

昼食後、酸ヶ湯から青森市内へ。
天気も良いので、明日にしようか迷っていた、三内丸山遺跡に行ってみる。

到着。
天気が良すぎて、かなり暑い。
ジャケットを脱ぎ、立派な建物の受け付けへ。

三内丸山の復元模型。
ここが発掘されたのは1992年からと割と最近。
県営野球場建設の事前調査で大規模な遺跡群が見つかり、その後野球場建設から遺跡保護に舵を切ったそうだ。

というのは、遺跡案内を行うボランティアのおばちゃんの受け売り。
大規模な遺跡なのに、入場料も不要、ボランティアのおばちゃんの案内も勿論無料。
青森県太っ腹やなあ。
古代へのタイムトンネルを抜けて、遺跡群へ。

縄文時代の大規模な集落跡。
約40ヘクタールもあり、その半分は未だ発掘中だそうだ。
バスの団体で来ていたジジババに混じり、おばちゃんの説明を聞きつつ、遺跡を巡る。

発見された中では最大級という竪穴式住居に、三内丸山を代表する巨大な塔も見える。
ドーム型やかまぼこ型のシェルターは、発掘現場の湿度や温度を保ち、保護するためのもの。

かまぼこ型シェルターの中は、南盛り土と呼ばれ、ヒスイや土器の破片が多く埋まっていた場所。

発掘現場の断面がそのまま見える。

ムラ内の竪穴式住居群。
屋根の材質は明らかでないので、近隣各地の資料などを基に、草ぶき、板葺き、土壁などが再現されている。

土壁の竪穴式住居。
良い感じに草が生えている。

高床式倉庫群。

土坑墓と呼ばれる墓地跡。
大人が屈葬されていたと考えられている。

低湿地帯にある発掘現場。
空気に触れにくいため、比較的保存状態が良いとか。

こちらは子供の墓地跡。
甕棺に入れられている。

三内丸山のシンボル、大型掘立柱建物。
屋根があったかは諸説あり、復元されていないそうだ。

近くのドーム内には、遺跡の保存を決定づけた、大型掘立柱建物の発掘跡が。

竪穴内で見つかった木柱は、発掘物を展示している入り口の建物内で保存されていて、これはレプリカだそう。
それにしても、ドーム内は湿度が高く、蒸し暑い。

塔の日陰は涼しい。
見上げるとその巨大なこと。

遺跡内で最も大きい竪穴式住居へ。

内部も広大で、涼しい。

おばちゃん最後のレクチャー。
ここは集会場や、冬期間の集合住宅だったと考えられている。
屋根裏には、食料の備蓄などもあったとか。

おばちゃんの説明を聞き終え、内部でちょっと涼んでから解散。
おばちゃんありがとう。

入り口の建物内に戻り、発掘物の展示のあるミュージアムへ。
こちらも無料。

出土した木柱。

板状の土偶も数多く出土。

中でも迫力のある奴。コワイ。

この地は、山、川、海の恵みが得られる、居住に適した場所だったようだ。

復元された土器の一部。

竪穴式住居の内部も再現。

三内丸山見学の後は、青森駅前に移動。
青函連絡船メモリアルシップ、八甲田丸を見学。

内部に入ると、昭和時代の写真が。

客室スペースは、行商人が沢山居て市場の様な状態に。
まあ実際に船内で行商していたわけではないだろうが、過去の青森駅付近はこんな光景だったのだろう。

青森駅の施設類。

リンゴの行商をするおばちゃん。
これらの人形は、以前東京の船の科学館内で展示されていたものを譲渡されたそうだ。

歴代の青函連絡船の模型。

積載されていた貨車の模型など。

ブリッジ。
船員のおじちゃんも人形。

通信室。

甲板に出ると、良い天気だ。
ベイブリッジと、観光物産館アスパムが良く見える。

下北半島まで良く見渡せる。

煙突展望台から見た青森駅と、連絡船に繋がる通路。
以前はここから船に乗り換えて、北海道と行き来していた。
今は新幹線で行けるようになっちゃったからね。

煙突展望台内部。
ほぼ現役当時のままだろうな。

エレベーターで車両甲板に降りる。
八甲田丸はここまで見学可能なのか。
函館側の展示船摩周丸では公開されていないと思ったのだが。

ディーゼル特急、キハ82型も展示。
実際は貨車が乗るので、現役時代にこいつが乗ったことは無かっただろう。

更に下のフロアーのエンジンも見られる。
ずらっと並ぶシリンダーが壮観。

機関室。

再び車両甲板に上って、出口へ。

車両積載用のブリッジ跡も残る。

ベイサイドを歩いて、次の施設へ。
ベイブリッジと八甲田丸全景。

ちょっとお得な共通券を買ったので、駅前にあるねぶたの家、ワ・ラッセへ。

かっちょイイデザインの外観。

2階に上ると、まずはねぶた祭りの由来や歴史などの展示。

歴代ねぶた名人の作品の展示。

1階には、祭りで使われた本物のねぶたが展示。
平将門と執金剛神。

津軽信政と水虎様。
水虎というのは、神格を与えられた河童の事らしい。

三井寺合戦の様子。
何しろ大きいので迫力があるな。

イケメンとコウモリ。

こちらも平将門公。
強い武将というのはねぶたのテーマになりやすいな。

ワ・ラッセを出て、駅前のホテルにチェックイン後、食事に出かける。

青森駅。

まずは駅前の食事処で、ほろ酔いセット。
ビールうまー。

近くのホタテ小屋で、ホタテ釣りが出来ると聞いたので行ってみる。
生簀のホタテに針をひっかけて釣るのだが、難しい。
3分500円で、2枚釣れた。
まあこんなもんかな。

利き酒セットを頼む。
駒泉、白神、田酒にしてみた。

日本酒とホタテちゃん。
美味い。
マグロは明日のお楽しみ、の予定。

流石に県庁所在地だけあり、中々賑わってるなあ。
地方に行くとシャッター街だらけで、寂しい事が多いんだよね。

ライトアップされたベイブリッジ。
そんなわけでホテルに帰り、明日に備える。

今日は260km程。
一般道オンリーなので時間がかかるかと思ったが、空いていたので楽に来れたな。

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さいはてツアー 2日目 AM

2016-06-28 12:28:02 | 旅行記

昨日の夜半から今朝にかけて、ちょっと雨が降ったようだが、今は曇天。
とりあえずまた降り出さないうちに北上しますか。

国道13号を大曲で105号に乗り換え、角館へ。

角館は、以前車で桜見物に来たんだよな。
閑静な武家屋敷街が美しい。

ちょっと時間が早かった所為もあり、誰もいない様子。

そのまま105号を北上、田沢湖に立ち寄る。
有名な辰子像。

湖面は波もなく静かなんだが、丁度中国人らしき団体さんが来て、騒がしかったので退散。
田沢湖を半周し、反対側の国道341号で北上。

玉川ダム。
平成に入ってから完成した、比較的新しいダムだそうだ。

ダムによってせき止められた宝仙湖。
結構でかい。

ガラガラの341号を快走、八幡平から282号になると、ちょっと車が多くなってきた。
鹿角の道の駅で休憩。

こちらは最近人食い熊騒動で騒がしいが、古くはきりたんぽ発祥の地だそうだ。
一本頂く。美味い。

鹿角から国道103号で、発荷峠越え。
十和田湖が見渡せる展望台へ。

ここも、学生時代にバイクツーリングで来たんだよなあ。
懐かしい。

そのまま峠を下り、湖畔へ。
こちらも波もなく、穏やかで美しい。

湖畔を半周し、奥入瀬渓流へ。
こちらも緑が映えて、美しい。

マイナスイオン浴びまくりでリフレッシュ。

奥入瀬端のビジターセンター着。

ヒョウタンを加工したランプが展示してあった。
この辺で食事でもと思ったのだが、喫茶しかないらしい。

青森を目指して北上を続け、八甲田山の傘松峠を越える。

火山性の温泉の溜まった地獄沼。
泉温は98度もあるとか。

峠から青森側は、かなりいい天気になっている。

すぐ下にある酸ヶ湯温泉で昼食。

有名らしい酸ヶ湯蕎麦を頂く。
正直、山小屋のソバって感じだけどなあ。
味噌おでんの方が良かったかな?

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