明日への道標~みんなが幸せになるために

さあ、また書き始めよう。どうしても伝えたいことがあるから。

「消費税」より「相続税」

2007-10-21 | 政治
>あなたは消費税の引き上げはやむを得ないと思いますか。
>YES 55.4%
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/2001/chousa/2007/071021.html

これ、本当かよ?
なんか、胡散臭いぞ。

繰り返し繰り返し消費税を上げる、上げないという
話をしている内に、完全に国民は「上げるなら消費税」だと
洗脳されてしまったのだろうか?

でも、本当にそれで良いのか?

前にも書いた通り、私は上げるなら相続税だと
思っている。

以下は前に書いたものだか再掲しておこう。

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ここに、昭和62年から平成15年の税制改正までの
相続税水準の変化を示したグラフがある。

あまり、話題にならないが、大きく減税になっていることが
解るだろう。

また、相続税を課される人の割合も大きく低下してきており、
併せて、宅地や非上場株の優遇措置も拡大されてきている。

所得税については、
努力した人が報われるべきだという視点から、
これまで特に所得の高い層で減税行われてきており、
その流れは正しいと思う。

そういう流れの中で、経済活性化のためには金持ちを
優遇してもよいという風潮が広がり、それに便乗して
相続税の減税も進んできたのだろう。

確かに、人間には子孫に財産を残したいという
本能的な思いがあり、相続税を下げることには
特に高年齢層に対するインセンティブとなる
プラス面もある。

しかし、一方では本人の努力に関わらず、
どこの家に生まれたかによって将来が決まる社会を助長し、
個人の意欲を削ぐというマイナス面も大いにあるのだ。

その両者を天秤に掛ければ、現状ではむしろ相続税は
上げてもよいのではないかと思うのだが。

安易に消費税を上げる前に、少し考えてみてはどうだろう。

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