「高学歴ワーキングプア・「フリーター生産工場」としての
大学院」という本を読んだ。
断片的には聞いてたけど、やっぱり悲惨みたいだね。
でも、社会がそれだけ大学院卒業者を必要としているから
定員を増やしたんじゃなくて、大学や文科省の
都合で増やした訳だから、売れ残るのは当たり前。
典型的な「供給者側の論理」という奴だな。
一方で、この本を読むと大学院、なかでも博士課程を
出た人のインタビューがいろいろ載ってるんだけど、
言葉の端々に「大学院まで出たのに…」というような
こだわりみたいなものを感じるんだよね。
ただでさえ、通常、企業は年齢の高い人を
取るのを嫌がるのに、ましてそういうこだわりを
持つ人は取りにくいだろうなあ、と思った。
そうなると結局、数少ない大学のポストに
執着せざるを得ない訳で、結局、フリーター等に
なる可能性が高くなる。
じゃあ、どうすればいいのか?
すでに大学院に進んでしまった人は
とりあえず可能な所で折り合いを付けてもらうしか
ないんだろうけど、ともかく緊急性があるのは、
一刻も早く定員を絞ることじゃないか。
そもそも、社会が求めていない人材を育てるために、
膨大な税金を使ってる場合じゃないだろう。
文科省が強行した「ゆとりの教育」路線が転換を
迫られたのと同様、「大学院重点化」路線も早急な
転換が必要ということだね。
それにしても文科省っていうのは、
ここ数年ロクなことをやってこなかったよなあ。
大学院」という本を読んだ。
断片的には聞いてたけど、やっぱり悲惨みたいだね。
でも、社会がそれだけ大学院卒業者を必要としているから
定員を増やしたんじゃなくて、大学や文科省の
都合で増やした訳だから、売れ残るのは当たり前。
典型的な「供給者側の論理」という奴だな。
一方で、この本を読むと大学院、なかでも博士課程を
出た人のインタビューがいろいろ載ってるんだけど、
言葉の端々に「大学院まで出たのに…」というような
こだわりみたいなものを感じるんだよね。
ただでさえ、通常、企業は年齢の高い人を
取るのを嫌がるのに、ましてそういうこだわりを
持つ人は取りにくいだろうなあ、と思った。
そうなると結局、数少ない大学のポストに
執着せざるを得ない訳で、結局、フリーター等に
なる可能性が高くなる。
じゃあ、どうすればいいのか?
すでに大学院に進んでしまった人は
とりあえず可能な所で折り合いを付けてもらうしか
ないんだろうけど、ともかく緊急性があるのは、
一刻も早く定員を絞ることじゃないか。
そもそも、社会が求めていない人材を育てるために、
膨大な税金を使ってる場合じゃないだろう。
文科省が強行した「ゆとりの教育」路線が転換を
迫られたのと同様、「大学院重点化」路線も早急な
転換が必要ということだね。
それにしても文科省っていうのは、
ここ数年ロクなことをやってこなかったよなあ。