明日への道標~みんなが幸せになるために

さあ、また書き始めよう。どうしても伝えたいことがあるから。

不幸中の幸い

2008-10-13 | 経済
また、例によってバカなマスコミは公的資金の有無が
どうのこうの、と言って大騒ぎしているけど。

ただ、公的資金といっても、
それ自体はシステムを守るためのテコにも、
システムを壊すためのテコにも使えるものだ。

本当の目的は、市場の中でお互いに相手が信用できなく
なっている状態を、マクロの問題として解消することである。

日本の時のように、公的資金を入れるぞ、と民間を
脅迫することで逆に信用収縮を加速してしまった例もある。

今、注目すべきは、本当にマクロの政策として、
市場経済における相互不信を緩和する政策が打てるのか、という、
ただ、一点である。もちろん、その手段としてなら、
公的資金もあってよい。

欧米の場合、今の所、正しい方向で進みつつあるように見える。

あとは、日本だ。

ただ、ちょっと前なら日本だけが「似て非なる」政策を取って、
思いきり逆噴射、という展開が想定されたけど、
ここに来て、日本のポルポト派も一掃されたし、なんと言っても、
首相は当時から最も高い見識を見せていた麻生氏だからね。

まさに、計ったかのようなタイミングだ。
そういう意味では不幸中の幸い。

そもそも、政府にどれだけのことが出来るか、という点はあるものの、
少なくとも政府が足を引っ張ることを懸念しなくていいというのは
ここ数年市場を見てきた人間からすると、新鮮なことこの上ない。

馬鹿どもの相手は止めたらいいのに

2008-10-03 | 政治
今日は、ちょっと引用で。

◇追加経済対策

Q 今日の答弁で「解散という政局よりも景気対策などの政策の実現を優先したい」と言いました。追加の経済対策を実施するまで解散しないということですか。

A まず、補正(予算)ですよ。補正を最初に上げていただくのが一番。いつ上げていただけるのか全然分からないでしょ。今、ですから、その意味ではテロの話とか消費者庁とかいうのがいろいろあって今の状況っていうのは解散とかいう話は皆よくされますが、いわゆる対策、景気対策等等やることはいっぱいあるのではないかということを言っているだけです。

Q 少なくとも補正を成立させると。

A 補正予算は成立させます。ぜひ、成立させてもらわないといかんですね。

Q そうしなければ解散は難しいと。

A すべて解散前提で、あなたは聞けとたぶん上司から言われているんだろうけど、ねえ、あの悪いけど解散のかの字と言うのを私から聞いた人はいないと思いますよ。

 ◇給油活動と解散

Q 給油活動から手を引く選択肢はありえないと言いましたが、解散すると…

A 上司の頭の中の思考回路が分かるね。会社どこ。

Q TBS。

A ああ、上司の顔も分かるよ。

Q 継続法案の成立の前に解散すると、期限切れを迎える可能性が強いですが。

A 要素としては分かりますけれども、解散を前提とした質問をすると答えはいつも同じになると思います。上司にもそう言っといて。

 ◇拉致関連と解散

Q 拉致被害者との懇談で、拉致は時間との勝負だと言いましたが、解散すると政治的空白が生まれ…

A ああ、そこも解散の話ですか。あはははは。面白いね。

Q 政治的空白。

A それは政府と政府との約束ですから。

Q 解散は白紙ということですか。

A 基本的に解散の話は総理の中で、いろいろな方がいろいろなことを言われますんで、いろいろ頭の中で整理をしているところで、正直申し上げていついつのころに解散しようとは今、考えていることはありません。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081002mog00m010031000c.html

以上、引用終わり。

麻生も忙しいだろうに、こんな馬鹿どもの相手は止めたらいいのに。

まあ、個人的には面白いからいいけど。

ともあれ、衆議院は任期満了まで、ということで。