フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

2021年 今週のレッスン 9月7日~13日 クレッセント、オブジェ

2021年09月21日 | フラワーアレンジメント
9月2週目は基本形のレッスンです

Basic:  クレッセント
Gradually:  ホガース
Professional:  オブジェ

Basicの参加者2名、
Gradually は0名
基本形のレッスンは決まり事が多いので
やはり参加者ご少なめになります😢
基本形大好きな私にしてみると
少し残念😭
基本あっての応用と展開
基本のベースが無ければ
その上に積み上げらるものは無い、
というのが私のモットーですが
これは強制できるものでは無いのが
悩ましいところです

さてさて、生徒の皆さんにしてみれば
趣味の範囲でアレンジメントを楽しみたいのが
実際の話なので
なるべくそこに沿うように
楽しく
かつ
有意義なレッスンをしていくのが
私の仕事です

基本形であろうがなかろうが
「今日はレッスンに来て
良かった😊」と、感じて貰える事を
目指すのみですね🤗

Basicの「クレッセント」
これは結構難しい形です

花材がまた非常に扱いにくいものにも関わらず
今回参加のおふたりは
かなり頑張りました

細かな決まりを全てクリアするのは
初めての制作では無理です
今回はとにかく
アウトライン(輪郭)をしっかり作ることを
目標にしました






輪郭から
花材がはみ出すと、
どんな風に見えるのか?
難しいですね

自分の作品を客観視
できるようにしなければなりません

Professional の「オブジェ」
オクラレウカの葉を
楽器のハープに見立て、胡蝶蘭を
優雅に魅せるデザインです
オクラレウカのラインは
細いにもかかわらず
全体の印象を決めてしまいます
ここは丁寧に作らなければなりません

縦長のアシンメトリーデザインで
左右バランスよく仕立てるためには
一つ一つの花材配置と分量が
重要です
大変難しい作品だと思いました






















今週も数名の方に体験レッスンに参加して
致しました

ありがとうございます






また、
こちらはロイヤルコースに
チャレンジした生徒さんの作品です




花材のボリュームが
半端ない💦
豪華なテーブルリースになりました🤗







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2021年 今週のレッスン 8月30日~9月6日 リリー、マキアージュ

2021年09月11日 | フラワーアレンジメント
9月1週目は
ユリのアレンジです

Basic リリー
Gradually/Professional マキアージュ

ユリのアレンジは
いつも言いますが
全く咲いていないツボミ状態では
とにかく難しい💦
全くカッコウが取れません😥

半日でも水揚げの時間が取れれば
まだ1つ2つは
ツボミの口が緩んで
出来上がりの
アレンジ全体のイメージが膨らむのですが

全て硬いツボミでは…💦

それでも、参加して頂いた皆様
華やかなユリの咲き揃う姿を想像して
ベストを尽くしてアレンジしてくださいました🤗

Basicのリリー
テキストデザインに比べて
ピンクやオレンジ色の
バラが使用されています
教室配送時、ユリは全く咲く気配無し😰なので
少しでも華やかに…と
いうことだと思います💦
ちょっとテキストとは作品のイメージが違う
色どりの組み合わせになりました






Professional のマキアージュ
こちらはほぼテキスト通りの
花材組み合わせでしたが
プラス花材に
薄紫色のリンドウ

この使い方に悩まれだ方が
多かったと思います

リンドウは何段かに花と葉が着く
長さのある花材ですので
そのまま長さを活かしてもよし
または
1段または2段事にカットして短めにも使える
便利花材です

今回のマキアージュは
花材配分は
グルーピングです
(ベースメイクのドラセナ以外)
このリンドウを短く切り分けた時の
配置場所は
要注意だと思います

メリハリのついた
シャープな印象のフォルムの中で
ユリがまとまって華やかに咲く様子を
際立たせましょう

また
今回の花材
吾亦紅(ワレモコウ)も
気をつけて欲しい花材でした
あまりにたくさん入れすぎると…
あまりキレイには見えません

長短をしっかりつけて
効果的に配置することです
秋を感じる花材ですが
「あるだけ全部入れる」は
やめましょう😆










































今回のレッスンで
基本形の復習作品が2つあります

Basicのホリゾンタル



Gradually のクレッセントブーケ



どちらも素晴らしい出来上がりでした👏

体験アレンジのラウンドもご紹介






ご参加ありがとうございました😊



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ロイヤルコース ~モードリース~

2021年09月04日 | フラワーアレンジメント

9月に入ったばかりなのに
雨続き
スッキリとした天候には
なかなか恵まれません

秋は花色がしっとりと深みを帯びてくる
季節です
また、これからは
ハロウィンやクリスマスなどの
イベントが続き
フラワーアレンジのデザインも
ワクワク😍楽しみな季節に入ります

今日は
久しぶりに私のアレンジ作品を
ご紹介致します

9月のロイヤルコース
「モードリース」
秋色アジサイを使った
テーブルリースです

「リース」と言っても
壁にかけるようなリース台は使いません
テーブルの上に飾れるように
花器は水盤使用
その中に、吸水したフローラルフォームを
3ヶ所に配置して
それぞれにアレンジを施し、
最終的には
まる〜くリース状態に見えるように
仕上げていきます




こちらがその花材
大きな秋色紫陽花2種
ピンクとブルーがきました😊
あとは
赤薔薇3本
白薔薇6本
ヒペリカム2本
白アナスタシア2本
ブルーファンタジー大量
アイビー3本
リキュウソウ4本

庭に残していた紫陽花も2種類
少量プラスしました
(霧島の恵、西安)

これだけの花材が揃うと
かなりのボリューム感です😁

使用花器は直径30センチの
いけばなの水盤
(陶器製の濃いブルー)を使用しました

水盤にフローラルフォームを配置する際は
水盤の縁にフォームが沿うように
適切にフォームの面取りをしておきます

また、3箇所に置くフォームの大きさは
同じ大きさである必要はありません

3箇所に施すアレンジの大きさは
出来れば変えた方が良いでしょう
(つまりアレンジの大きさに大中小を
つけておく)

また、3箇所に置くフォームの間隔も
等間隔には置かず
間隔に差をつけます
(上から見た時に
正三角形に見えないようにします)

さて、いざアレンジですが、
最初がなかなか難しいです

紫陽花には葉がついているので、
まずは紫陽花の葉を
出来上がりをイメージして配置します

その後、紫陽花の花と白アナスタシアを
配置します
何故アナスタシアを最初に配置するのか?
2輪しかないからです
花弁の形も細くて切れ長
バラや紫陽花とは
全く雰囲気の異なる花形ですよね?
このように特殊な形の花は
最初に位置決めをしておきます




とりあえず、こんな感じかな(´・-・`)
と、配置していますが、
結局制作途中で紫陽花の花の分量や位置が
かなり変わりました😅

作品の出来上がり直径が50cm越えになる事や
リースなのでどこから見ても
おかしくないような配置にされなけらばならないので
制作するときに
回転台に水盤を載せて作りました




制作を始めると、集中してしまって
途中経過の写真を撮るのを
いつも忘れてしまいます💦

出来上がりは
こうなりました😊




3箇所のフローラルフォームに配置する
花材は全て異なる組み合わせにします

そうすることによって
それぞれの花が引き立ちます
紫陽花を配置する際も、
ボリュームの分量を変えます

アレンジの最後に
ライングリーンで
それぞれのフォームに施したアレンジを繋げて
関連性を持たせ
リースに仕上げていきます

リースなので基本的には
上から見るアレンジですが、
勿論横から見た時の花材のアップダウンも
必要です




花材が大ぶりなので
かなりの凸凹感をつけた方が
見応えも出ます

我ながら
とても素敵なアレンジになりました🤗

このアレンジデザインは
秋色紫陽花の季節に限らず
アジサイがある季節に
楽しめるものだと思います

来年、また我が家の庭が
紫陽花の花でいっぱいになった時に
今度は違う色の紫陽花で
作ってみたいなぁ🥰







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2021年 いけばなコース 8月 フォールライン、アーチ、鼓動

2021年09月01日 | フラワーアレンジメント
8月のいけばな
前半は
初級 フォールライン
中級 アーチ






どちらの制作者もアレンジメントコースの方ですが、
大変上手くおまとめになっていますね(^^)

8月後半は
中級 鼓動

かなりのインパクトあるデザインで
「えー、これがいけばなコースのデザイン?」
と、感じたかたも
多かったのではないでしょうか












蘇鉄(ソテツ)の葉を
どのように見せるのかが
作品のポイントです
大変立派な蘇鉄とユリ
やりがいのある作品でした

ちなみに、これは私も作りました(*^^*)





蘇鉄1枚は丸めずに
じっくり矯めて曲線ラインを作り
下から勢いよく
グッと立ちのぼるような印象になるように
試みました😁

ユリのツボミも
勢いがあるような向きに😊

ソテツもユリもとても重量がある花材なので、
剣山は大を2つ使っています



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2021年 今週のレッスン 8月23日 ボタニカルパレード 8月24日〜30日 ホリゾンタル、スクエア、フォーマルリニアール

2021年09月01日 | フラワーアレンジメント
暑くて、雨ばかりの8月が
ようやく終わりました
その間
 長い夏休みをとり
時間を有効に使おうと思っていたのに
なんだか予定していた事の半分も出来ずに
夏が終わってしまいました💦

23日からレッスン再会
緊急事態宣言が
兵庫県にも発出されましたが
教室レッスンに来て下さった皆様は
お変わりなくお元気な様子で
久しぶりのレッスンが
とても楽しく新鮮に感じました😊

8月23日は1教室だけ
プロフェッショナルのボタニカルパレードのレッスン
暑いさなかで参加はお2人でしたが
楽しんで作って頂けました






8月24日から30日までは
基本型です
初級 ホリゾンタル
中級 スクエア
上級 フォーマルリニアール

最近は基本型の参加者が少ないのが😢
少し残念😰
様々な決まりがあるので
なかなか楽しんで作れるものではありませんが
とにかく、
「基本無くして応用は有り得ない」です

最初から完璧な形を目指す必要はありません

形作りのポイントは回を重ねる度に
身についていくものです

難しいと感じるかもしれませんが
トライしてみてください








まずは輪郭線を整えましょう
とにかく輪郭を作ること!
曲線なのか?
直線なのか?
そこが整うだけで
全然見え方が違ってきます




上級のフォーマルリニアール
塊と線の対比
静と動の対比

今回、線の部分に使用する花材が
片側デンファレ
片側トルコキキョウとミスカンサス

デンファレ側が少し難しかったと思います

複数本のデンファレ
たくさんの花がついた状態では
線の動きはなかなか表現しづらいですね
それぞれのデンファレの
長さ、角度、花の付き方、を
よく吟味して整理していかなければなりません









































今週は体験アレンジにご参加いただい方もいらっしゃいました

ありがとうございました😊







体験のお花
もう、秋バージョンなんですね〜💕





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