フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

2020年 今週のレッスン 11月19日~11月25日 キャンドルアレンジメント

2020年11月26日 | フラワーアレンジメント


11月も終わりに近づくと
アレンジメントのデザインは
だんだんクリスマスの雰囲気満載の
楽しく、華やかな作品が続きます😍

例年この時期は
「アドベント」という
キャンドルを4本たてるデザインが
初級コースの作品の定番でしたが
今年は
全コース共通の
「キャンドルアレンジメント」
太めのしっかりしたキャンドル1本で
クリスマスを待ちわびる気持ちを表現する
デザインです(^^)

クリスマスがやってくる!って
思うだけで
なんだかワクワクしますよね〜😉

コロナでなんだか気分は沈みがちですが
キャンドルをたてて、
ヒバやスギ、ブルーアイスなど
クリスマスならではの枝ものをたっぷり使った
ワクワクする作品を作りましょう🤗
🎅🏼🎄🎂🍷🎁⛄️🎉

さて
テキスト掲載の参考作品
今回のデザインは
ラウンドベースです
キャンドル自体もあまり高さは出さず
全体にコロンとしたイメージですね(^^)

ただし、「キャンドルの高さをあまり出さず」
と、言っても
キャンドルが見えなくなってはいけません

コロンと可愛い作品でも
やはり「あ!キャンドルがある〜!」
と、見る人の目を惹かなければなりません

私は予めベース作りの段階で
キャンドルの高さを確保するために
フォームを2センチ程
ベースのフォームの上にのせてくださいね、と、皆さんに説明しました
テキスト掲載の写真を見ながら作ると
必ずキャンドルが低くなる!
と、確信していたからです
(笑笑)

案の定
キャンドルが周りの花材に
埋もれてしまう方が続出😱
せっかく嵩上げしても
埋もれてしまうのです💦

この作品完成後
実際にキャンドルに火を灯す方が
いるかどうかは
分かりませんが
「火を灯す」前提で
やはり作るべきです

周りの花材がキャンドルよりも立ち上がってしまうとどうなるのか?
想像してみましょう(^^)
綺麗ですか?
可愛いですか?
😁😆😊

また、今回のキャンドルアレンジメント、
テキストではコロンとしたアウトラインで
制作していますが
私は「作品のアウトラインは自由でーす!」
と、皆さんの作りたいように
して頂きました(^^)
こんなに楽しい作品
何故テキスト通りに作らなければならないのでしょう?
つまらないですよね?
自分の好みに仕上げたいですよね?
ですから、結果大変バリエーション豊かな作品が揃いました(^^)
皆さんの作品
見せて頂いて楽しいです!

ただ、アウトラインを自由にして頂くと
皆さんがつまづくのは
花材の配置場所です

だいたい
テキストとは花材の組み合わせが違います
また、教室によっても全く違います
色も
種類も違います

だから、テキストの写真を見ても
全く参考にはならないのです
(難しいですよね💦)

ポイントは
隣り合う花材の色が
被らないようにする事!
同じ形状の花材を近くに置かないこと!
また、サンキライやヒペリカム
デンファレなど
実や花が沢山着いていたとしても
それを全部使うことが
作品の仕上がりを
アップするわけではない事!

これらを頭に置いて
作品を作る事です

また、皆さんの制作過程を見ていると、
自分の作品のデザイン(アウトライン)を
ハッキリ決めて居ないのに、
薔薇やコットンなどから配置し始める人が
とても多いことに気が付きます

つまり「行き当たりばったり」で
作っている感じなのです

最終目的地が決まっていないのに
バスや電車に乗ってしまう感じです😥

ラウンドベースにするのか?
横長楕円形っぽくするのか?
左右アシンメトリーにするのか?
斜め後ろを少し立ち上げて
対角の斜め手前を少すながすのか?

まずはアウトラインを決めましょう!
そさてアウトラインが決まったら
ヒバやスギなどで
ほぼほぼその形を作ってしまいましょう!
ヒバやスギは
使い惜しみしてはいけません!
たっぷり使ってくださいね☺️
あとから入れる事が大変やりにくくなります

アウトラインを決めて、
それからその中での花材配置を
考えるべきです

さあ、皆さんの作品
ご覧くださいね😊




































































今週も体験アレンジメントに参加してくださった方がいらっしゃいましたのでその作品も
アップします




ちなみに、私は毎年
キャンドル4本をたてる
「アドベント」を作ります
今年は
レッスンデザインの花材イメージと同じ
赤と白でまとめました(^^)













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2020年 今週のレッスン  11月13日、17日 (基本形)ダイアモンド、ホリゾンタルホガース、フリーセント

2020年11月19日 | フラワーアレンジメント
今週はレッスン開催教室は2教室でした
カリキュラムは基本形です

Basicは「ダイアモンド」
真上から見る輪郭線は
全て直線
正面からみると
ホリゾンタルのような
ゆるやかゆるやかな輪郭線で作られる形です

今回の参加生徒さんは
いずれも最近入会したばかりの方々でしたので
ちょっと難しい形だったと思います

花で直線を作る
密度を均等にする
花材の配分も均等に分散する

説明の段階では皆さん
「なるほどー」っと
頷いていますが
実際にやってみると
「ひゃー!難しい〜😱」
なかなか思った通りにはならないようです

そうです!そんな簡単には出来ません!
だから諦めないで
2度、3度と繰り返し
やってみること!
必ず前回よりも
確実に理解でき、作れるようになりますから

Gradually の「ホリゾンタルホガース」
このグレードはおひとりの参加でした
とても綺麗な仕上がりです

初めて作る形は
サイズ設定もなかなかピンとこないし、
花材の配置場所もイマイチよく分からないと
思います
また、その時の花材の分量やボリュームにも
影響を受けます
出来上がってみて
やっと
「あー、もう少し左右幅を
長めに取ればよかったなぁ😥」
とか
「カスミソウをもっと早い段階で
配置すれば良かったなぁ」
とか
「ちゃんと見ていたつもりなのに、
花の種類が偏ってる😱」
などなど…

でも、ここに気づく事が
重要なのです😊
自分で作ってみないと
なかなか分からない事なのです(^^)
だから、
やはり何回か同じ形を作ってみるべきなのです

Professional の「フリーセント」
今回はスチールグラスで作る
サークルからナチュラルに移行する流れを
美しく作るという作品
皆さんの作品、どれも仕上がりは
綺麗です

フォーカルポイントの
ユリは
いつものように
咲いていない😢
だから難しい展もありましたが
きっと今頃は皆さんの家で
ユリが華やかに咲いている事と
思います

スチールグラスでサークルを作る時、どうしても根元の太い部分が
突っ張ったようになり、
サークルが歪になります
サークルの左右の根元に
スチールグラスの太い根元が分散するようにすれば
解決すると思いますよ😉

では、皆さんの作品ご覧ください。
最後に
検定試験の練習で
クレッセントブーケを作った方がいらっしゃいました。
素晴らしい仕上がり👏🏻👏🏻👏🏻
是非、参考にしてください!






























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2020年 今週のレッスン 11月5日~11月11日 アンティークポット、シャンドフルール、シャンペトル

2020年11月16日 | フラワーアレンジメント


今週のレッスンから
カリキュラムが木曜日始まり
次の週の水曜日終わり
カリキュラムのサイクルの始まりと終わりが
変わります

まず初級の「アンティークポット」
ドラセナの葉を
レッスン用の花器の外側に配置し
ポッテリとしたポット
つまり壺のような形を作るところからアレンジが始まります
これがやってみるとなかなか難しい💦
ドラセナの葉の
幅、長さ、色などなど
どの葉を選ぶのか
どれとどれを隣り合わせにするのか
とても重要です
また、ポットの形を綺麗にか作るためには
ドラセナの葉の葉脈の太い辺りを
葉裏から手で自然な丸みが出るように
ためを効かせなければなりません

このように
葉を一枚1枚一枚よく観察し
ひと手間をかけるだけで
断然仕上がりが誓います

咲いている綺麗な花を挿すだけが
アレンジではありません
このドラセナの葉で作るポットの方が
私は作品の仕上がりを決める
重要ポイントだと考えます

中級の「シャンドフルール」
花器を花籠に見立て
左右に溢れるように花々が配置されるデザイン
柳は教室によって
ドラゴン柳だったり雲竜柳だったり
ただ、もう少しボリュームのある枝が
欲しかったかなぁ😣
花籠の持ち手に柳を使うのですが
枝分かれしていない柳2本では
バランスが悪いですよね😰

また、
このデザインでテキストで使用されている
スクエアレース
と、いう花器をまだ持っていない生徒さんは
デザイン変更されて
とても可愛らしい作品を作られました(^^)
指定花器がなくても
ご自分のイメージが沸けば
デザイン変更はもちろん自由です☺️

上級は「シャンペトル」
胡蝶蘭をフォーカルポイントにした
ふんわり華やかなデザインです
カスミソウで輪郭を取りますが
そのカスミソウ、長く使うのが実は難しいです

先端部分に花を沢山着けてしまうと
頭が重くなり
そのくせ細くて丸い茎のため
なかなか方向が定まらず
クルクル回ってしまいます

そんな時は
フォームに挿す部分に
他の花材の茎を添え木のように添えて
フローラルテープで巻留めて
茎が回転しないようにしましょう
輪郭回りは密度を薄くしあげますから
カスミソウと言えども
あまり花をたくさんつけたまだと
綺麗ではありません
「なんだがモワ〜っとしてるなぁ」
そんな印象にならないようにしましょう

今回のレッスン
各グレードとも素敵な仕上がりが多く
私もレッスンのやりがいを強く感じます
🤗🤗🤗















































































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限定レッスン スウィートローズ

2020年11月07日 | フラワーアレンジメント
11月3日、4日の2日間限定
スウィートローズ

私の教室では
祝日はレッスン開催していませんので
今回は11月4日の1教室のみ
教室レッスンを行いました

普段のレッスンでは
バラの花は多くてもせいぜい5本ほど

それが10本以上ものバラの花を使っての
🌹アレンジメント🌹

「バラが沢山あって嬉しい😍」
でも
デザインは自由です😁

テキスト掲載通りの
花材が必ず入るわけではありません!

「バラの花が
生き生きとキレイに見える
作品を作ってください😊」

これが私からの希望でしたので
花器も今回はご自分のイメージする
作品のデザインにあう物を
持参してもらいました

サイズ設定とか、
アウトラインをどう取るかとか、
全く自由!です

「作品が完成したら、教えてくだいね、
途中経過は見ません!
私が何か言ったら
自分のイメージするデザインから
離れてしまうかもしれませんから😅
でも、質問があれば
なんでも聞いてくださいね」

「え〜!そんな〜😨」
と、最初は皆さん仰っていましたが
5分、10分もすれば
皆さんご自分の作品制作に没頭していました😁

今回、ヤナギの枝が花材に入っていたことで
これをどう扱うのかに悩んでいたようです

アーチにする
流れを作る
高さの花材とする
または
使わない

などなど
いろいろ出来ます

実際、使わない方もいらっしゃいましたし
アーチ仕立てにした方もいました

出来上がった作品を拝見して
それぞれ気になった点を
コメントさせて頂きました

共通して言える事は
やはり奥行感をいかに表現できるか、
と、言うことです

サイズ設定は皆様におまかせではありますが、
私が見る限る
もうすこし奥行を出せば
もっと素敵なのになぁ、という
作品がチラホラ
つまりもっと立体的に作ろう!
と、いう事なのです

飾るスペースなどの条件で
あまり大きな物が作れない、という事はあると思いますが
せっかくのお花達が
生き生きと見えるように
グッと花が伸びやかに見えるように
作品を作りましょう(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°

























コメント (1)
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2020年 今週のレッスン 10月27日~11月2日 ピュアリリー、秋の戯れ、ナイトスターリリー

2020年11月05日 | フラワーアレンジメント
10月最後のカリュラム週です

Basicのピュアリリー
これは、百合が咲いていないと
本当に作りづらい作品です
キンギョソウばかり目立ってしまい
バランスもとりにくい😥
でも、ついこの間入会していただいたばかりの
生徒さん、頑張って作ってくださいました
👏🏻👏🏻👏🏻

これから
どんどん気温も下がり
花もちは良くなりまが
花材はツボミの場合
大抵硬くて
お教室に花材が届いた時点で
全く咲いていないのが普通です
咲いていないツボミを見て
咲いた時の状態をイメージして
花材をカットしたり
配置するのは
本当に難しいです💦
それでも
生徒の皆様、レッスンで
頑張って制作してくださって
本当に素晴らしい!

同じくツボミ状態で
アレンジしなければならなかったのが、
Professional のナイトスターリリー
アマリリスの作品です
咲いていないユリ以上に
難しく、
また、あのアマリリスのイメージからは
程遠い出来上がりにしかなりませんでした
昨日のレッスンの時に
「先生、やっとアマリリスの花が
ひとつ咲きました😊」
と、生徒さんが教えてくださいましたが、
それほど硬いツボミだったという事です

まだ小さく硬い硬いツボミが
時間の経過と共に
少しずつ花開いていく様子を
観察するのは
毎日とても楽しみですが
アレンジ作品として作る時は
「どうしよう😨」って
思いますよね?

みなさん、温かい気持ちで
参加してくださって
本当にありがたいで☺️

そんな中、一番作りやすく
かつ、仕上がりが華やかだったのが
Gradually の「秋の戯れ」
2輪のアナスタシア
ピンクのバラ
紫またはピンクのトルコキキョウ
絶対キレイに仕上がる事間違いなしの
花材の組み合わせでした😊

さあ、皆さんの力作ごらんください☺️











































今週の体験レッスンに参加して頂いた方の
ラウンドです😊













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