フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

2021年 今週のレッスン 1月20日~1月25日 リリーエレガンス、リズミックモダン、スプリングガーデン、ラップギフト

2021年01月25日 | フラワーアレンジメント
今週は
上級コースがダッチスタイルのカリキュラム週
ジャクリーン・ブールマ氏監修で
ガーデンスタイルを学ぶデザインです

「自然を感じさせる春の風景」を
表現するレッスンです 

このデザイン、空間の作り方が難しい作品です
教室によって
少しずつ花材が異なりましたから
一概には言えませんが、
高さを表現する花材、例えば…

「ストック」
葉をどれだけ整理するのか?

「ソリダコ」
茎につく緑の葉をどこまで残しておくのか?

「スイートピー」
ヒラヒラとした花は
どの高さでみせるのか?

「オンシジューム」
黄色い花は
どれだけのこすのか?

空間を取りすぎるとうら寂しい感じになるし、
かと言って
花や葉をつけすぎると
鬱陶しいし

メリハリがありつつ
春の少し華やかな雰囲気を出すのは
結構難しいです

中級コースの
「リズミックモダン」
これは、私も作りましたが…
「アマリリス」があまりにも咲いておらず
本当に格好の取りにくいデザインでした💦

アマリリスは茎が太く、でも
茎の長さが空洞で柔らかい💦
フローラルフォームに挿すとき、
結構茎が潰れてしまいやすい
難しい花材です
空洞部分に
ほかの花材の茎を詰めたりして
内部を補強すれば
幾分挿し易いですが
それでも失敗ほ許されませんよね?
とっても大きな穴が
フォームに空いてしまうからです

アマリリスの花は
とても大きな花なので、
その他のサイドの花はそれほどボリュームは
要らないのですが、
今回はとにかく
アマリリスが全く咲いていない❗
蕾が突っ立ってるような状態なので
その辺をどう見せるのかが問題です

初級コースの
「リリーエレガンス」

おひとりの参加でした
高さがあまり無い場所に飾りたいとの事
テキストのような縦長ではなく、
不等辺三角形のようなアウトラインで
作って頂きました
やはり
ユリが全く咲いていない中で
難しい制作となりました































今週、久しぶりにエクセレントコースの
花材で作品を作られた生徒さんがいらっしゃいましたので、
そちらの作品も掲載いたします。
とても綺麗で華やかな作品になりました(^^)/




最後に私の作品です

「リズミックモダン」
こちらはアマリリスの茎が半分程の長さまで
縦に割れていたので、テキストのような
茎だけを花の後部に立てることが出来ず
デザイン変更しました





「スプリングガーデン」
こちらは
いけばなで使った花材のリユースやら
手持ちの残っている花で
作りましたので
かなりテキストの作品とは
雰囲気が違うかも😅です








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2021年  1月 12日〜1月18日  オーヴァル、アーチ、フォーマルリニアール

2021年01月15日 | フラワーアレンジメント
やっと今年のレッスンが
始まりました
と、言ってももう1月後半に
差しかかるところです

昨年末からお正月休みを
少し長く取りました
ゆっくり休んでから
気持ち新たに2021年のレッスン開始!
と、したかったのですが

緊急事態宣言!

レッスン会場も使用の際に
定員半数以下
午後8時以降は使用できない

などの制限がかかってしまいました

2月7日までに
少しでも事態が良くなる事を
祈るばかりです

さて、1月のレッスンは
私の教室では2週目カリキュラムからの始まりとなりました

☆アレンジメントコース
初級  オーヴァル
中級  アーチ
上級  フォーマルリニアール

私の教室では
圧倒的に上級コース在籍の生徒さんが多く
初級、中級は少ないので
どうしても作品の種類が偏ってしまいます

特に基本形のレッスンは
参加者が
どうしても少なくなってしまうのです😥
新年早々
難しい作品制作は
確かに気は乗らないかも〜ですね😌

上級のフォーマルリニアール
「面」と「線」の対比
すなわち
「静」と「動」のコントラストを
表現するデザインです

初級や中級のように
決まった「形」を作る訳では無い
「面」をどうつくるのか
「線」をどう出すのか
全く人それぞれです

テキストデザインを見ると
それほど難しい印象は受けませんが
実際に制作すると
恐らく皆さんは
多かれ少なかれ「難しい😥」と
感じたる思います

今回、「面」を作る花材が
アナスタシア
ガーベラ
スタンダードカーネーション
(教室によって花材の組み合わせが違います)

「線」を作る花材が
アイビー
ミスカンサス

「面」でも「線」でもどちらにも使える花材が
スプレーカーネーション
スプレーデルフィニューム

大きなマスフラワーを
「面」に使いますが
しっかりアップダウンを付けないと
ペタッとした
平面的な「面」になります

ラウンドベースの
曲面を表現したいので
アナスタシア
ガーベラ
カーネーションなどは
とにかく隣合うもの同士
高さを少し変えましょう

花材の配色も重要です
ガーベラ3本
同じ色ですから、この配置も
重要です
気がつくと3本とも横並び😨
なんてこと、よくありますよね?

また、「線」の花材としてのアイビーは
葉の付き方をよく見ましょう
凄く密に葉っぱか付いていると
あまり綺麗には見えません😨
線として綺麗に見えるのかどうか
客観的に見てください

ミスカンサスも複数本を
同じような様態で配置するのは
NGです
同じように全てを
クルクルとカールさせてしまうと
同じラインが重なってしまいます

フォーマルリニアール
さて、教室の生徒さんたちの作品は
どのように仕上がったでしょう?



























































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