フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

2020/08/27

2020年08月27日 | フラワーアレンジメント


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2020年 今週のレッスン 8月21日~8月24日 スクエア、フォーマルリニアール

2020年08月27日 | フラワーアレンジメント
少しアップが遅れてしまいましたが
8月後半の基本形レッスンの作品です
私の夏休み中、自宅配送で
フォーマルリニアールを作られた方の作品です






Professional コースの基本形である
フォーマルリニアール
「面と線との対比」「静と動の対比」

を表現する基本形ですが
この「対比」という言葉は
意外と曖昧に理解されているかもしれません

単に「比べる」というだけで終わる訳ではなく
「比べて、その違いを明確に表現する」
という事です

花器周辺は
花材をぎゅっと固めたように配置し
「花の塊」を作ります
その「花の塊」が「面」
であり「静」となります

そこからライン系の花材を
伸びやかに
あるいは
規則性を持たせずに
出していきます
これが
「線」であり「動」になるのです

「面」と「線」が
明確に表現されており、
その違いによって作品全体が
魅力的に見えるわけです

また、複数のライン系花材を配置する場合
等間隔
同じ長さ
同じような曲がり具合
では、これまた面白くない
作品になってしまいます

同じような雰囲気のラインを
あっちにもこっちに作っては
「線」同士の対比が無くなってしまいます

まぁ、こう解説してしまうと
ものすごく難しい作品のような気もしますが
Professional コースの方達には
是非作って欲しい花型だと、思います

Gradually コースの基本形
「スクエア」
こちらは24日月曜日に
レッスン参加された方の作品です







「スクエア」は
Gradually コースのなかでも
難易度の高い基本形です

アウトラインは
真上から見ると横長長方形
正面から見ると緩やかな小山状

花材の密度は
中央部分からアウトラインに向けて
徐々に薄く
花材配分は均等

真上から見て
アウトラインとなる線は直線
そして
その向かい合う辺の長さが同じ

もう難しい事だらけですね😅

密度の変化をつけるのが
なかなか難しい作品ですが、
お二人共初めてのトライにもかかわらず
私も納得の仕上がりになりました😊

この「スクエア」は
必ず真上から作品をみる事が
綺麗に仕上げる秘訣です
また、との作品にも共通して言えることは
自分の作品を
客観的に見る習慣をつけることです😊

基本形って、
とても重要なんですよ(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°





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ハンドメイドのドライフラワーでアレンジメント

2020年08月19日 | フラワーアレンジメント
8月もようやく半ばを過ぎ
日の入りの時間も
少し早くなってきました 

それにしても
ホントに暑い💦💦💦
日中に庭に5分ほど出ただけで
もう汗ダラダラ
洗濯物を干すだけで
ぐったりします


幸い来週から少し暑さもマシになるそうです
レッスンも来週月曜から再開なので
タイミングがあって良かったです(^^)

さて、この夏休みの間
私のお花生活は
いつもと変わらず
イロイロと作品作りはしていました

8月1週目カリキュラムの
「サマースワッグ」で
ドライフラワーを自分で作ったことを
きっかけに
この休みの間に
イロイロ花材でドライフラワーを作りました

ちなみに私が作ったスワッグが
こちらです一応パラレルに組んで
花束状態にしてから
逆さまにぶら下げて撮影しました




テキストでは
「この状態で自然に乾燥させ
その経過を楽しみましょう」
と、あるのですが
私の今までの経験上、
バラの花は
自然乾燥では何度作っても
出来上がりの色がイマイチ納得できず
(何となく茶色や黒っぽくなり
どうしても枯れた花という印象を拭えない)
バラってドライフラワーはこんな仕上がりにしかならないと、諦めていました

もっと綺麗に色が残る方法何かないのかしら?

ネットでいろいろ調べてみると
「乾燥機」というキーワードを発見!
「ん?乾燥機、
そしたら
お風呂の浴室乾燥で短時間で乾燥させたら
どうなるのだろう?」
と、いうことで、
手元にある別のバラで
やってみることにしました





これらのバラを
浴室乾燥にかけてみることに
○○ガスのカワックで3時間
すると〜


自然乾燥でここまで乾燥させるには
相当な期間ぶら下げて置かないとダメですが
3時間でこの仕上がり!
スゴーイ!ピンクや黄色の色が
ちゃんと残ってる!
赤いバラはまだ少し生っぽかったので
プラス1時間延長して乾燥させました

花の大きさは、元の大きさの
1/3~1/4ほどに縮んでいますが
色と形は予想以上の仕上がりでした

そこで先程のスワッグを
一度分解し、
花材をそれぞれ単独で
浴室乾燥で乾燥させ、
再度スワッグに組みなおしてみました




ヤシはなんだか横の葉の広がりが無くなり
葉脈にそって
まっすぐに葉が揃ってしまいました
でも、とにかくバラが綺麗にドライフラワーになったので 大成功です🤗

これをきっかけに
この休み中、
他にもいろいろドライフラワーを
つくってみました

ケイトウ
とうがらし
リュウカデンドロン
千日紅などなど











バラ以外は
いつもの自然乾燥で
ドライフラワーにしています
ケイトウはドライフラワーにはおすすめ
比較的綺麗に色が残ります
ここにあげている写真以外にも
スターチスやヤシの葉
レモンリーフもドライにしてみました

たくさんドライフラワーが出来たので
それらを使って
アレンジメントにしてみました




とってもカラフルで
キレイな作品になりました




この暑さで
生のお花のアレンジメントは
ほとんどもたないですが
ドライフラワーのアレンジメントなら
これ以上枯れることはないですよね😆
この鮮やかな色は
やはり少しずつ色褪せてはいきますが
暫くは楽しめます

自分で作ったドライフラワーでの
作品作り
楽しかったです







 
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ヒーリングフラワー ~光触媒加工のアーティフィシャルフラワーアレンジメント~

2020年08月13日 | フラワーアレンジメント
残暑お見舞い申し上げます
ホントに殺人的な暑さが
続いていますが、
皆様おかわりありませんか?

先週の土曜日から夏休みをとって
レッスンはお休みしています
さて、今週のレッスンカリキュラムは
「ヒーリングフラワー」

生花ではないので
制作希望の方たちの花材を取寄せ、
(もちろん、私の分も😁)
サンプル作品を作ってみました

花材はこのような感じです






器は
「ポット付き陶器製デザインフレーム」
薄いピンク色で
蝶々と葉っぱのレリーフ模様が施されています
でも、陶器製なので
大きさの割には重い!
落としたら 確実に割れます😆

光触媒加工のアーティフィシャルフラワーの方
テキスト写真の印象よりも
ダークシック?な感じです💦
胡蝶蘭はブルーグレー系
インディゴブルーのサクラも
少しシルバーがかってはいますが
かなり濃いブルーです
水色のバラと黄緑のピンポンマムが
妙に明るい色で
作品として地味に暗くならないように
仕上げるのには
「う〜ん、これはなかなか
難しいかも💦」という印象でした

胡蝶蘭の色がとにかく思っていたものより
グレーがかっていたので
まずこれをどうしようかと考えました

「あ!インディゴブルーのサクラが
シルバーっぽい感じなんだから…」
そうだ!シルバーのグリッタースプレー!
キラキラにしたら違う印象になるはず!




かなりキラキラにしちゃいました😁

さあ、これでとりあえず基本花材のみを使ってアレンジしてみました

アレンジする際に気をつけたのは
①器となる陶器製のフレームに
レリーフ模様がある点
②長方形のフレームから
どの程度花材をはみ出させるかという点

この2点です

私の考えとしては…

レリーフ模様がある場合は、
その模様はある程度見せるべきである、
その模様もデザインの一部と捉えて
アレンジのデザイン構成をするべきだと
考えます

また、フレーム作品を作る場合、
花材がはみ出る分量はほどほどにすべき、
花材は左右非対称配置で
フレームの四隅の角の存在を
ちゃんと見せて
ベースが四角いフレームである事が
分かるようにすることです

その代わり
アレンジのデザインは
全く自由!
テキスト参考作品のデザインは
かなり花が自由奔放に
配置されているように感じましたが
これは好みの問題なので
作り手にお任せです

私はあまり自由奔放は落ち着かないので
オーソドックスにまとめました




胡蝶蘭の左横にある
シルバーの小さな花は
手持ちのクリスタルピンです
あまりにもダークなので
キラリと光るものを入れたくなりました

また、黄緑色のピンポンマムは
色がなんだか浮いてしまうようで
使いませんでした

さて、このような作品制作で、
大抵私はプラスアルファで
手持ちの花材を追加し、
「全然テキストと違う」ものを
作って楽しんでいます💦

今回、予想通り
花材の色味がダークシック
もっと可愛くしたい😍
何をプラスすれば可愛くなるの?
今回は難しかった💦です

☆胡蝶蘭をグリッタースプレーで
キラキラにする
☆キラキラのクリスタルピックをプラスする

そして
☆パープルピンクグラデーションの小ぶりの
ローズをプラスする

こんな風にしてみました



デザイン自体は
オーソドックスです

フレームのレリーフ模様を生かすこと
パープルピンクのローズで可愛さをプラスすること
フレームの長方形の形を綺麗に見せること

何度も花材配置をし直して
やっとこれで
部屋に飾っても
違和感ないかなぁという感じに落ち着きました

今回はホントに難しかったです💦

さあ、この花材セットを注文された皆様
お楽しみにしていてくださいね😁
結構悩みますから〜😆






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2020年 今週のレッスン 8月に4日曜日~8月7日 サマースワッグ

2020年08月06日 | フラワーアレンジメント
☀️8月になりました☀️
暑い💦💦💦
毎日とんでもなく暑い💦
皆様、体調崩していませんか?
庭の水やりをするほんの10分、15分だけで
クラクラします😱

8月はここ数年は
中2週間を夏休みにして
レッスンはお休みしています

暑いさなか、教室に来て頂くのも大変です
体を休めて
のんびりする時間も
必要ですよね(^^)

さて、今週のレッスンは
共通カリキュラムデザインです

サマースワッグ

花束を組んで
壁にかけて楽しむデザインです(^^)
もちろん、生のお花で作りますので
それを壁にかけるということは…
吸水できません
そのまま乾燥(ドライ)する
と、いうことです

この暑さなので
お花は恐らく一日しかもたないでしょう
花束に組んだ状態で
そのままドライになっていくことになります

お花が可哀想😢
せっかくのお花を長持ちさせたい
ということならば
花器にフォームをセットして
アレンジメントに仕上げても
もちろん、🙆OKです(((o(*゚▽゚*)o)))

スワッグにする場合、
つまり花束を組むことになりますので、
パラレル(螺旋状)になるように
花材を組みます

普段のレッスンでは
ほとんどしない事なので、
最初は手が思うように動かず
とても難しく感じるかもしれません
本番で全ての花材を組む前に
少し練習すれば
大丈夫です!
出来ます!
昨日までのレッスンで、
実はアレンジメントに仕上げた方よりも
スワッグにした方の方が多かったのですよ😉

「今までやった事ないから、やってみよう」
「可愛いし、教室ではスワッグ作って、
家ではアレンジに作り直せばいいわ」など、
皆さん積極的な意見が多かったので、
私もうれしかったです🤗

また、アレンジメントを作られた方たちも
大変素晴らしい、
伸びやかな作品が出来上がっいます

実は、教室では
「アレンジメントを作りたい方は
どうぞ、自由にデザインしてくださいね!」
と、しかお伝えしていません。

決して投げやりではありませんよ💦
アレンジ希望の方は、
それぞれお好みの花器を
持ってこられていますし、
どのようなイメージをお持ちなのかも私には
分かりません
質問があればお答えしています
私からの希望としては
「ヤシの葉をキレイにみせてくださいね〜」
ということだけ!

出来上がって来た作品は
どれもホントに個性的で
夏らしい雰囲気漂う作品でした🤗

スワッグ作品
アレンジメント作品
色々揃って
とても楽しいレッスンでしたよ〜😊


























































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