Bobby Whitlock & CoCo Carmel 名義の新作を入手しました!!前作と同じ「The Domino Label」からのリリースで、バーコード表示がされていないところをみると本アイテムもどうやらご本人制作の私家版CD扱いのようですね。これじゃ一般店頭で発売される可能性が低いので、またしても入手は結構、難しいのかもしれませんね。僕は西新宿の某店で税込価格3800円で購入して来ました。自分で個人輸入するよりも少々割高な感じもしましたが、店頭で現物を手にした瞬間に理性が働かなくなり、我慢できずに思わず購入してしまいました(苦笑)。全12曲入り、プレスCDです。
本作の目玉はなんといっても6曲目に収録されている「Dear Veronica」という未発表曲。クレジット表記は、な、なんと「Bobby Whitlock/Eric Clapton」と書かれているではありませんかー。で、さっそくネット上で調べてみるとこの曲、実はデレク&ドミノス時代に、クラプトンと作っていた幻の共作曲なんだそうで、この曲の存在を思い出して、ようやく本作で日の目を見たというのがどうやら真相のようです。たしかに目を閉じながら聴いていると、そこはかとなくデレク&ドミノス時代の香りがしてきました(苦笑)。ボビーのピアノ弾き語りによる演奏なのですが、いや~、なんともいえない美しいバラード曲です。できることならば、ボビーのピアノをバックに、夢よ再び!と是非クラプトンと一緒に共演してもらいたい一曲ですね。今年最大級の発掘ネタ的新録曲(未発表曲)だと思います!!拍手パチパチです。
また、CD12曲目、ラストに収録されている「Layla」も必聴です!!相方CoCoによるサックス演奏ではじまるミディアム・テンポ調にアレンジされた曲は、まさしく「いとしのレイラ」その曲なのでありましたー!!前奏部分が過ぎると程なくして転調し、あのお馴染みのテンポとともにボビーの絶叫ヴォーカルが炸裂します。再びミディアム・テンポに転調すること繰り返し、後半のピアノ・コーダ部分はないまま、曲が終了しました。まあ、これは後半部分をわざとカットしたというよりも、このアレンジでは延々と続くピアノ・コーダ部分は合わないだろうと判断しての短縮版編集だと思いますね。というわけで、同曲のクレジット表記も「Eric Clapton」の単独名義となっておりました。
いやーでも、それにしても期待していた以上の出来栄えで、老いたとはいえボビー・ホイットロック侮るなかれということを証明した渾身のスタジオ録音作だと思いますね。できればインディーズ発売の輸入盤CDとしてだけでなく、これは正規ルートに乗ったメジャー作品として是非、一般発売してもらいたい一枚ですね。ユニオンさんあたりでも並行輸入で一部入荷はされるだろうとは思いますが、一部の人しか聴けないアルバムだとしたら、あまりにも勿体なさ過ぎる新作CDだと思いますよね。あ、もちろんオススメですよ(苦笑)!!!
◎Bobby Whitlock & CoCo Carmel 『Lovers』 (The Domino Label)
01. Lovers (Bobby Whitlock)
02. Power of Love (Bobby Whitlock/Steve Allen)
03. True Love (CoCo Carmel)
04. You don't know (Bobby Whitlock/Gary Nicholson)
05. Best Days of Our Lives (Bobby Whitlock/CoCo Carmel)
06. Dear Veronica (Bobby Whitlock/Eric Clapton)
07. Aint no Other Baby (Bobby Whitlock/CoCo Carmel)
08. One Voice (Bobby Whitlock/Roger Cook)
09. Walk Softly (Bobby Whitlock)
10. Dice of God (Bobby Whitlock/CoCo Carmel)
11. Sentimental Me and You (Bobby Whitlock)
12. Layla (Eric Clapton)
「レイラ」がとても楽しみでございます。
じみへんさん、ご紹介誠にありがとうございます。
そーですね、海外通販だとCD Babyから購入可能みたいですね!
http://cdbaby.com/cd/bobbyandcoco2
上記サイトでは試聴することもできますので、まずはちょっと聴いてみようという方にオススメです。
Bobby & CoCo「レイラ」のこのアレンジもなかなかいいですよ~♪
例の雑誌ですか?
ある程度の情報は瞬時にして集まってきますよ(苦笑)
そう考えると雑誌の記事というのは、昔と違って最新情報を収集するためというより
後から情報を再確認するためのツールに変わってしまったかもしれません。
それだけ情報のスピード化が早くなっているよい証拠ですね。