★ FRICTION 「'79 LIVE」 ＋ユニオン特典／紙ジャケ

　
４月１５日（金）発売のフリクションのライブ盤 『'79 LIVE』 をさっそくユニオンで購入して来ました！！今回のユニオンの特典は、本ＣＤのモデルとなったアナログ廃盤 『ed '79 LIVE』 の紙ジャケで、なんでもこの紙ジャケの元は「レック氏所有のオリジナル盤から再現した逸品」と書かれておりました。数量限定の先着特典ということでしたので、事前に予約購入しておこうと思っておりましたが、今回はレジでの先着購入者優先で予約の取り置きはしない、と告知ポスターに但し書きがされておりましたので、慌てて会社帰りに買って来た次第です（笑）。でもレジ横には大量に特典の紙ジャケが積まれて置いてありましたので、そんなに慌てなくても大丈夫ですかね？でも、僕の目の前ですでに三人ぐらいレジに並んで購入しておりましたので、やっぱり早めにゲットしておくに限ると思います。ディスクユニオンのみの特典紙ジャケ、原型のオリジナル盤は見たことないので厳密な比較は出来ませんが、厚紙タイプでかなり完成度は高いと思います。細かな部分までリアルに復刻再現されておりますので、フリクション・ファンは何としても手に入れておきたいレプリカではないでしょうか。大満足です！！

肝心の本編の方ですが、フリクションのベスト・パフォーマンスとして語られて来た１９７９年１２月に磔磔で行われたライブ音源で、８０年に私家盤ＬＰという形で発表された、極わずかのマニアのみが入手できたという幻のライブ盤でありました。ファーストアルバムのリリース４カ月前に行われたライブで、カセットテープレコーダーで録音された音源が元になっているそうですが、今回の初ＣＤ化にあたっては新たに発見されたテープがマスターになっているそうです。うーむ、なんだかモノスゴイ発掘お宝音源のように思えて来ました（苦笑）。また、本作はこのほかに、広瀬忠司氏撮影の幻の映像作品“FRICTION”と、レック氏編集による１９７９年～８０年にかけての８mmフィルム映像を収めたボーナスＤＶＤが封入されております！！音声が入っていない無声映像ではありますが、いやはやこれはまた貴重な映像が世に出て来たもんです。驚き！これはもう食事を３回抜いても入手しておきたい逸品であります。税込価格２９４０円というのも、この内容を考えるとかなり安い買い物ではないでしょうか。激オススメです（最近コレばっか）！！


◎ FRICTION 『'79 LIVE』 (PASS NO PAST, SSAP-001/2)

[CD]
01. AUTOMATIC-FRU
02. PISTOL
03. BIG-S
04. KAGAYAKI
05. A-GAS
06. COOL FOOL
07. CYCLE DANCE
08. I CAN TELL
09. OUT

[DVD]
01. FRICTION
02. 1979-80 8MM FILM

http://www.bls-act.co.jp

★PAVAROTTI & FRIENDS 「FOR WAR CHILD」

　
今回もまた異色のクラプトン関連の映像物を（笑）。１９９６年６月２０日にイタリアのモデナで行われた、世界三大テノール歌手であるルチアーノ・パヴァロッティ主催のチャリティコンサートの模様を収録したライブＤＶＤです。競演者にはエリック・クラプトン、シェリル・クロウ、ライザ・ミネリ、エルトン・ジョン、ズッケロなど、数々の大物アーティストが参加している。この時期はまだクラプトンと愛人かと噂されていたシェリル・クロウの蜜月時代だったんですね。やや寝癖頭のクラプトンは甲斐甲斐しくシェリル・クロウの演奏のバックでギターソロをとっております。哀しい。この調子でパヴァロッティ側にうまく利用されたクラプトンは、参加者の随所に登場してギターソロを決めております。かなり哀しい。冒頭の「ホリー・マザー」ではパヴァロッティとクラプトンが競演しておりますが、ヴォーカルの圧倒的な実力差を見せつけられただけでクラプトンにはまるでイイところがない。異種格闘技のような場でヴォーカルを披露するのはまだこの時期は少しばかり早かったような気がします。ギターだけだったら全然問題なかったんですけどね、やっぱりこの頃からヴォーカリストになりたかったんでしょうか、クラプトンは？？

このほか、１３曲目で「サード・ディグリー」を披露しているほか、２０曲目に収録されている「小さな手助け」ではあのズッケロとの再演も果たしております。とりあえずクラプトン・ファンならば押さえておかなければいけない、厄介な代物であることには間違いないでしょう。海外盤ＤＶＤでは5.1chドルビーサラウンド仕様のアイテムも出回っている模様ですが、僕が調べた限りでは現在、単品でリリースされているのはこの国内盤（リニアＰＣＭステレオ仕様）しかないみたいですので、こちらを押さえておくのが無難だと思います。音質、画質ともにまったく問題ありませんし。過去にリリースされていたビデオ版よりも音質・画質ともに明らかに向上しておりますので買い換えも必至です。もしかしたら国内盤ＤＶＤ、現在は製造中止になっている可能性もありますので、早めに店頭在庫を買っておいた方が安全かと思われます。税込価格３３６０円でした。


◎PAVAROTTI & FRIENDS 『FOR WAR CHILD』 (DECCA, UCBD-1022)

01. Titles
02. Holy Mother (Eric Clapton/Luciano Pavarotti/East London Gospel Choir)
04. Run,baby,run (Sheryl Crow/Eric Clapton)
13. Third Degree (Eric Clapton)
20. Un piccolo aiuto (Zucchero/Eric Clapton)
23. Live like horses (All Stars)

★幻の 「特選吉野家あかさか」

　
吉野家の話ついでに、今から１５年程前に遡りますが、赤坂・ＴＢＳ近くの一ツ木通りに知る人ぞ知る「高級吉野家」が存在しました。その名も 『特選吉野家あかさか』 といい、高級牛丼一杯千円だったと記憶します。尚、この店は牛丼のほかになんと「特選しゃぶしゃぶ」というメニューもあり、当時新入社員だった僕にも月に１～２回ぐらいは会社帰りに自腹で食べに行け、プチゴージャス感を味わうことが出来た貴重なお店でございました。その当時は溜池山王の交差点近くにあった会社に勤めておりましたので、会社からも赤坂まで歩いて行けましたので、同期入社の仲間とよく利用しておりました（笑）。あの当時に食べた牛丼は、たぶん今でも日本一美味しい牛丼だったような気がしております。クセになる味というのは吉野家の牛丼の最たる特徴でありますが、それプラス特選の国産牛肉と赤ワインをふんだんに使った特製タレのあの味は忘れることが出来ません。たぶん一度でも 『特選吉野家あかさか』 で食べたことのある方でしたら、僕の云っている意味がよくお判りになると思います。もう１０年近く前にその店は閉店してしまい、通常の吉野家に店舗改装した後しばらく営業を続けておりましたが、現在ではその通常の吉野家さえなく、まったく違う外食店になってしまいました。寂しい限りです。

但し、日本国内にはこの「高級吉野家」は存在しておりませんが、僕が聞いた情報ですと海外出店しているお店の中にはこの「高級吉野家」路線で営業しているお店もあるそうなので、海外旅行へ出掛けた際には、是非とも地元で見つけた吉野家に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか？有力情報ですと台北辺りの店がどうもそれらしい店作りをしているとの噂です（笑）。