☆ナギの日記☆

家族5人。
両親と私と娘と、おっさんの日常を綴ります。

叔母を想う

2019-09-07 05:57:00 | その他女性日記
先日、母が妹の家に電話をしたらご主人が出てお話をしてびっくりしたようです。
母の妹は(私の叔母です。以後、叔母と書きます。)ガンになって手術をしたのですが
小さなガンでたいした事はないと聞いていたので、ほっとしていました。
ところが、電話でお話を聞くと叔母のガンが脳に転移しているのだとわかったそうなのです。
手術をして半身不随にでもなって周りに迷惑をかけるのも嫌だし手術も治療もうけないと
叔母は言っているとのことでした。ドクターは治療をしないと大きな症状が出てくると言ってるとの事でした。それでも叔母は治療を拒んでいるので母の弟も交えて相談しているのだと聞きました。
母は6人姉弟の長子です。妹は叔母だけでした。叔母が産まれた時、親や祖父母に妹に名前をつけてあげなさいと言われ母が名付けたそうです。
たった一人の妹。母の昔の写真に若い頃の母と叔母が二人で写っているものがあったりして
仲が良かったんだな~と思ったものです。
全然、似ていない姉妹で叔母は私の曽祖父の自慢の孫だったと聞きます。
算数が得意だったのでそれを自慢していたそうです。(母は算数は苦手だったと聞きます)
叔母は体育が好きで体育の先生になりたかったそうです。
ですが、夢をあきらめて地元の信金さんに就職したそうです。
私が幼かった頃、母の実家に帰省した時、叔母は泣いている赤ちゃんのおしめをかえながら
私に「〇〇〇って言うの。よろしくね!」といとこの名前を笑顔で教えてくれた事を今でも忘れません。私は自分は面倒をみなきゃいけない立場なのだと幼いながらに思ったものです。
私の父も長子だったのでいとこ達の幼い頃をみんな知っています。
私はふざけて遊んでいましたが心のどこかでお姉ちゃんでいなければと思っていたと思います。
叔母はよく娘を(私のいとこ)連れて私の家に遊びにきていました。
私も叔母の(いとこの)家に泊めてもらったことがあります。
叔母には子供が二人いて溺愛していました。いとこともよく遊びました。
いとこが、同級生に意地悪されて落ち込んでいる時、叔母は私の家へいとこ二人を連れて
気分転換に来たりしていました。
いとことも仲良しだったので電話で帰省する日にちを決めたりして会っていたものです。
叔母の子供達への愛情の深さを私なりにわかっていたつもりです。
子供達に迷惑をかけたくないと思っているのでしょう。
そして叔母はホスピスへ入院したと聞きました。

叔母がどんな気持ちでいるのかと思うと涙がでます。
いつだったか叔母に「おばちゃん、元気?」と訊くと「元気だよ~。元気だけがとりえだからね」と明るく言っていたのを覚えています。
私もそんなふうに言えるようになりたいと思ったものです。
子供を育てていると子供の前では元気で明るくしていなければと思います。
叔母も子供の前では元気で頑張ってきたんだろうなと思います。
叔母のガンが綺麗に消えないかと願うばかりです。
よく、お医者様がびっくりするほど回復するかたのお話も聞きます。
そうならないかと願っています。
叔母が心穏やかにすごせる事を願っています。
いとこも辛いと思いますが叔母を支えてほしいと思います。
どうか、神のご加護がありますようにと願うばかりです。
コメント
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