教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

水野美紀のインテリア紀行

2005-08-14 16:37:02 | 学びの時空
日本テレビ 水野美紀インテリア・セレブ紀行
では、いっぺんに
レイ&チャールズ・イームス、
フランク・ロイド・ライト、
ミース・ファン・デル・ローエ、
ル・コルビジェの
インテリア・建築のエッセンスを見ることができた。

特にイームスを日本に紹介したのは
イサム・ノグチだとか、

サンタ・モニカのイームス邸で
チャップリンとイームスとイサム・ノグチが
お茶会をやったことを紹介している場面だとかは
残念ながら番組の意図を超えたメタファーが
あった。

空間の創り方が、岡倉天心の
「茶の本」に書かれている
タオそのものの話だったのだ。

水野美紀自身も
「時代を代表する建築家達に、
日本の建築が多大な影響を与えていた
というのも大発見でした。」

とブログで書いているが、

それはシルクロードから日本に沈殿した
世界中の普遍的な時空認識ということなのだ。

これはモダニズムの超克点で

20世紀の天才建築家たちが
概念として発見したものである。

しかしそれは遂に表現されることは
なく、前衛的というかポスト・モダンな
流れに受け継がれるはずだったが、

それはフラクタルなモデルで終わっていて、
3.5次元を超えていない。

フランク・ロイド・ライト、
ミース・ファン・デル・ローエ、
ル・コルビジェ
は最終的には茶室的な発想を
融合することで、
4次元を超える期待感を持たせたところが
天才のゆえんだったということが
よくわかった番組であった。

フィンランド-名古屋の新しい関係

2005-08-14 13:14:39 | フィンランド
中日新聞(2005/08/12)によると

フィンランド航空は十一日、
中部国際空港とヘルシンキを結ぶ直行便を
二〇〇六年六月三日に開設すると発表した。

そうだ。

日本の経済の拠点が北欧と結びつく。
そして海陽学園も北欧の学習を
研究しやすくなる。

何せ直行便だ。

今後「フィンランド-名古屋」は見逃せない。

セーラさんに学ぶ~クリエイティブ女性像

2005-08-14 12:32:02 | 学習ツアー
セーラ・マリ・カミングスさん
日本の小さな超世界遺産である
小布施を発見。
一躍グローバルシティへ進化させた。

長野オリンピックと晩年北斎が肉筆画を大成させ
画狂人として天命を全うした小布施を結合させ、
イギリスのオリンピックチームのホームステイの拠点
としたり、世界北斎会議を開催したり、
グローバル文化シティの構築を果たした。いや進行中。

夏東京の多くの女子私立中高一貫校は、軽井沢に研修に
やってくるはず。

上越自動車道を使えば、セーラさんの拠点北斎館まで
1時間30分でいける。
しかも30人でバスを貸し切っていけば、
イギリスのオリンピック選手団も活用した
和風と洋風を融合させた「蔵部(くらぶ)」という
なかなかすてきな建築デザインが施されている
レストランで、昼食をとっても8000円ぐらいで
バス・ツアーを企画できるだろう。
北斎館→蔵部→蔵部のお店の人々にインタビュー→岩松院
と回れば(岩松院は曹洞宗派の寺。京都の妙心寺に比較すれば
はるかに貧清なお寺。しかし、その天井画は妙心寺のものより
もすごい可能性がある。なんといっても北斎の肉筆画なのだ。
妙心寺とは違い、龍ではなく鳳凰の図である)、

セーラさんが、いかに縦社会日本の壁を崩し、
グローバルに活躍したか、その方法論や人生論を
学べる。それだけではない。ジャパノロジーの
中心人物北斎の人生と芸術の道を探ることもできる。
そして日本海側から太平洋側に、文化の隆盛が移行していった
明治以降の日本の閉塞状況を再び活性化するヒントが
小布施にはある。