ひとりひっそりフォト俳句

フォト俳句を始めました。
写真に気持ちを添えた備忘録にしたい。

秋茜

2023-09-30 20:23:09 | フォト俳句

 

女峰より  下りてきたのか  秋茜

 

八月に女峰山や丸山で、多くの赤とんぼを見かけた。

その頃はまだ赤くなく、ぶつかってくるほど多勢いた。

 

 

低地で見かけた蜻蛉は鮮やかな赤になっていた。

 

この子は赤くないから雌なのだろう。


満月

2023-09-29 20:30:06 | フォト俳句

 

雲見つめれば  みるみる動く  満月や

 

今夜は、六時頃から土砂降りになった。

八時過ぎても降り止まない。

別に住んでいる子らが月の写真を送って来た。

東京は晴れているらしい。

 

田舎に住んでいる子は、本当に月だけを送って来た。


捨案山子

2023-09-28 20:10:25 | フォト俳句

 

話しかけ  酒の肴や  捨案山子

 

山里の小さな道の駅では、毎年案山子コンクールを行っていた。

コロナ禍になってからはいつも同じ案山子が、飾ってあった。

馴染みになったので、話しかける人も多かった。

 

しばらく行っていないので、本当に捨案山子になってしまったか心配だ。


2023-09-27 22:35:25 | フォト俳句

 

草木染の  後ろ姿の  帯に萩

 

着物姿の人を見た。

たぶん結城紬だと思ったが、淡い色合いが美しかった。

写真の池の色のようだった。

 

涼しくなったので、佐野ラーメンを食べに行こうか。


秋涼し

2023-09-26 20:31:35 | フォト俳句

夕暮れや  しみじみ感ず  秋涼し

 

先週、キャンプに行ったという人と話した。

本栖湖畔のキャンプ場だったので、朝夕は寒かったと言っていた。

「寒い」という感覚を忘れてしまっていると答えた。

 

涼しくなって、犬も嬉しそうだった。