ユニクロの 満車の札や 五月尽
少しずついつもの生活が戻ってきた。
近所のユニクロは先週まで空いていたが、昨日から混み始めた。
ドンキホーテは混んでいて、恐怖を感じた。
ユニクロの 満車の札や 五月尽
少しずついつもの生活が戻ってきた。
近所のユニクロは先週まで空いていたが、昨日から混み始めた。
ドンキホーテは混んでいて、恐怖を感じた。
夏布団 包まれ目覚む 朝早し
眠りにつく前は被っていなかった布団に、明け方包まれいる。
ひとり寝だから自分で被ったのだろうが、毎晩不思議だ。
昼寝はこの子に取られている。
飛行機音 見上げた雲に 夏の蔭
かなり大きな飛行機の音だった。
空を見上げたが、雲が厚くて飛行機は見えなかった。
もうすっかり夏空になっていた。
麦の穂の 乾く間もなく 雨三日
雷三日という言い伝えがあったが、最近の雷は続かない。
続かない代わりに豪雨になった。
ここ三日ほど、夕方に雷雨がある。
家族が出かけず、夕飯をとる。もう飽きた。
独りきり 暫し佇み 巣立鳥
巣立ったカラスが隣家の屋根の上で戸惑っていた。
電線に留まっていた親烏が、けたたましく鳴いていたが、なかなか飛び立とうとしなかった。
雨に濡れながらも、しばらく思案していた。
巣立ったばかりの鳥を見かけると心細くなる