地底人100物語

相手にとって不足なし

相川温泉「ワイドブル~あいかわ」(新潟)

2023年04月30日 | さらば愛しき地底人
新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!


相川温泉「ワイドブル~あいかわ」

佐渡金山を背後にひかえた相川。
海岸沿いにある日帰り温泉センターが「ワイドブル~あいかわ」だ。
そういえば「ワイルドブルーヨコハマ」っていう通年営業の大型屋内温水プールがありましたね(2001年に閉園してますが)。
「ワイドブル~あいかわ」の名前を聞くと、なぜかこの名前を思い出してしまいます。

施設の正面に立つと役場のようなそっけない角ばった建物。
「地域交流センター」の肩書きを持つ施設で、日帰り温泉のほかプールも併設している。
このあたりがワイルドブルーチックなのかも。
浴室は週替わりで男女入替方式、2ヶ所の浴室が楽しめるようだ。
今回の男湯はミストサウナのある「おけさの湯」で、浴室は白を基調とした明るい造り。
入ってすぐがかけ湯槽。
左手に洗い場と、ジェット風呂。


右手は大浴槽で、その奥に打たせ湯。
時計回りにミストサウナとサウナ。
右手手前が水風呂といった正統派センター系ですね。
浴室の正面は大きく湾曲した全面窓ですが、ブラインドが下ろされています。
ブラインドの隙間から外を覗くと、マジックミラーっぽい感じで、外に露天風呂はない。

無色透明の湯はおとなしい印象。
大浴槽の湯船は人が入った分だけ溢れ出しあり、適温やや温めの温度設定。
小さい方のジェット風呂はあまり溢れ出しがない代わりにやや熱め。
肌触りは濡れたビーチボールを掴んだような張り付く感じだ。
体があたたまったら水風呂でクールダウン。
温泉と水風呂の交互浴はやっぱり気持ちいいなぁ。

湯あがりに海岸の方へ散歩してみた。
日本海を見渡す東屋があり、浜風に吹かれながら夕陽が沈むのを見ることができる。
浴室内にあったブラインドがなければ、日本海に沈む夕陽を見ながらの入浴ができるのかも。

相川温泉
単純温泉
39.4℃ 283L/分(掘削による動力揚湯)
成分総計852.7mg/Kg (平成16.2.26)

※温泉分析書は張り紙で訂正してあり、以前はナトリウム-硫酸塩・塩化物泉だったようです。

新潟県佐渡市相川栄町21
TEL 0259-74-XXXX


2012年10月の入浴メモより


その後、紆余曲折を経て2020年10月に廃業となりました。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 月岡温泉で見つけたっ! | トップ | 岩室温泉「濱松屋」 »
最新の画像もっと見る

さらば愛しき地底人」カテゴリの最新記事